こんにちは。
1年MG岩田なごみです。
まず初めに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部を支援してくださっている保護者の皆様、OBOGの皆様、そして学校関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。これからもご期待に応えられるよう、全力で取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
入部してから、あっという間に4ヶ月が経ちました。最初の学年試合「サマー」が目前に迫った今、改めてこの4ヶ月を振り返り、自分の気持ちを綴ろうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。
入部当初、最初の学年ミーティングで「サマー優勝」という大きな目標を掲げました。目標を口にしたときは胸が高鳴りましたが、それを達成するための道のりは想像以上に厳しいものでした。朝早く起きて始発に乗って練習に向かう、真夏の暑さの中で集中力を切らさず活動する。その繰り返しは、体力的にも精神的にも簡単なことではありませんでした。
体力的にきつい日もあれば、気持ちが追いつかず弱音を吐きたくなる日も正直ありました。それでも同期と一緒にグラウンドに立ち、汗をかきながら必死に取り組んでいると「この同期と頑張りたい、勝ちたい」と思えて、また前を向けました。
ですが、当時の自分が目を向けていたのは、あくまで「リーグ戦のボックスに入る」という個人的な目標でした。毎回シフトが発表されれば、すぐに翌日の準備に取りかかる。練習中は滞りなく進むよう気を配り、改善点があれば進捗で意見を出す。練習後はその日の振り返りと反省を行い、次に生かす。もちろんまだまだ足りない点はあるけど、こうした積み重ねは、自分なりに努力してきたつもりです。
しかし、学年全体としてのまとまりや底上げには、あまり目を向けられていませんでした。そんな中でふと同期マネージャー全体を見渡したとき、危機感を覚える瞬間がありました。上級生のマネージャーと比べたとき、学年としての基準が明らかに低いと感じました。ここで動かなければ、このまま何となく学年試合を迎え、何となく終わってしまう。そう思ったら今、自分が動く以外の選択肢はありませんでした。
そこで、タイマーに不安を抱えている同期には、次の日のメニューを踏まえてマニュアルを作って共有。ビデオには喋りのポイントをまとめて送る、練習中にも効率を良くするためのコツを伝えるなど、小さな工夫を始めました。
さらに、転機になったのは、1マネミーティングの実施でした。全員が本音を全て言えたかは分からないけど、それぞれの部活に対する想いや目標、課題や改善点を共有し、「サマーで勝ちたい」という思いを再確認したことで、学年の空気が少しずつ前向きになっていきました。復唱の声の大きさやビデオの喋りなどまだ課題は多いものの、全員が少しずつレベルアップし、みんなで頑張ろうという雰囲気が出てきた実感があります。
学年試合は4年間でたったの3回です。入部当初から人数は少し減ってしまったけれど、だからこそ今残っているメンバーは、同じ時間を共有し、同じ困難を乗り越えてきた仲間です。私はこのメンバーで挑めることを嬉しく思います。
フレッシュマンのとき、プレイヤーが言っていました。「もう負けるのおもんないよ」って。ほんとにそうだよねって思いました。マネージャーも勝つ喜びを味わいたいし、そのために全力を尽くしたい。
だからこそ、もう負けない。全力で勝ちに行く。サマーで結果を出し、これまでの努力が間違っていなかったと証明したい。
最後まで諦めず、全員で勝ちにいきます。
頑張ろう。
岩田なごみ