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2025

「使命」MG/PR 中村幸奈 ~LAST BLOG~


こんにちは。

25シーズン 武蔵大学男子ラクロス部でスタッフリーダーを務めております、中村幸奈です。



OBOG、保護者の皆様。そして、武蔵大学男子ラクロス部を応援してくださる全ての方々。

日頃より多大なるご支援とご声援をいただき、心より御礼申し上げます。


皆様の支えがあり、何不自由なく、日々ラクロスと向き合うことができています。



‘25MULAXのリーグ戦の開幕まで、いよいよあと2日。



日頃より応援してくださる皆様に、一部昇格という結果を報告できるよう、選手・スタッフ一丸となって全身全霊で戦ってまいります。




本日は、このシーズンを駆け抜けて感じていること、そして、今いる最高の仲間とともに“一部奪還”を果たすための覚悟を、この場を借りて綴らせていただきます。



そして、今武蔵大学男子ラクロス部でスタッフとして活動している仲間たちにも届くように。



どうか最後まで読んでいただけますと幸いです。




では、始めます。





目標:一部奪還


2024年11月、関東学生リーグ2部所属のチームとして25mulaxは始動した。



慌ただしく幕を開けた、自分の代。



何もかもが決まっていない中での船出。



模索しながらの幕開けだった。



少しだけ自分のラクロス人生を振り返る。



大学1年生の春

自分が部活のマネージャーをやるなんて微塵も思っていなかった。


が、

大学受験も第一志望に受かったわけでもなく、


習い事でも優勝という結果を残せたこともない。


成功経験がほとんどない中途半端な人生を変えたかった。



「何かをやり切る自分になりたい。」



と思っていた。



当初、”日本一”を目指しているチームや先輩たちを見て、

ここが自分を変えることができる環境なのではないかと思い、入部を決めた。



日本一を目指すということは、どういうことなのか全貌を全く知らずに。



そして、案の定、日本一を目指すために何をすればいいのか分からなくなった。



その当時、自分を変えてくれた言葉がある。



尊敬している先輩がブログで書いていた言葉。



『日本一を取るために何か必死でやったことはあるのか。



今の自分にできることはあるのか。



組織の中で、誰にも負けないもの、存在意義を作れ。』




それを読み、自分の甘えを突きつけられた。



そして、日本一のために何ができるのかは、自分で死ぬ気で見つけにいくしかないと

当たり前のことだが、遅かれ早かれこの時に改めて実感した。



この言葉に突き動かされ、私は死ぬ気で取り組んだ。

全てを部活に懸けた。



3年で務めた広報リーダーでは、

チームの認知度を広めるため、より応援してもらえるために、出来ることは?


日本一をとるチームとしてふさわしい広報であるか?



を自分に問い続けた。



リーグ戦前は、相手校に絶対負けないと自負できるレベルの発信と質を目指した。 

負ける恐怖を打ち消すように、やり切った。



そうして、自分は画像編集という武器を見つけた。


何か一つでも存在意義・強みを見つけられたことで、やっと自信を持てた。


全力でやったからこそ、獲れたものだろう。




日々のグラウンド業務でもだ。

常に、誰よりも声を出す意識でグラウンド業務に取り組み、

最高の練習環境を提供するために走った。






こんなことから、自分は


『何事も全力でやる』



これが部活をする上での、モットーとなった。



きっとこの全力さを周りが見てくれていて、今自分がリーダーを務めているのだと思う。







けれど、いつしか私は“全力”という言葉に縛られ、空回りしていた。



尊敬する先輩の姿を追うことに全力になっていた。自分の軸を見失っていた。



「幸奈としてのリーダー像が見えない」



——4年ミーティングでかけられた言葉。



自分でも気づいていた。 でも、気づくのが怖かった。


“自分だからこそ出せるリーダー像とは何か”。 


その思考と、それに伴う行動が足りなかった。



そして、また初心に戻り、

泥臭く、

『常に自分に何ができるかを考え、もがき続けること』

に徹した。




そして、私が目指しているスタッフ組織とは、


一人ひとりが自分の“存在意義”を見つけ、チームの戦力となり自信に満ち溢れた組織



ということを再認識した。



『スタッフから、勝たせる』


武蔵のスタッフにはこんな伝統がある。


スタッフが、練習の空気、基準を作れる。


トレーナー・分析・広報など、様々な活躍フィールドがあり、スタッフが戦力として、チームの勝利の一因となれる環境が整っている。


コーチ含め選手も、スタッフを求めてくれる。


自分も含め、入部当初からある「空気」だが、

下級生は、歴代のOGたちが必死になって築き上げてくれたものであるということを、知っておいてほしい。


他大と一緒に練習すると感じることがあると思うが、この環境は当たり前ではない。


この武蔵大学男子ラクロス部のスタッフとして、

築き上げられ続いてきたこの空気を、必ず後輩にも繋いでいってほしい。



そのために、自分は全員が存在意義を見出せる組織を目指す。

一人ひとりが、自覚と自信を持って戦力となるようなスタッフとなるように、動く。



どんな小さなことでもいい。

「これだったら誰にも負けない」

と自負できるものを、自分で見つけてほしい。


そのために、死ぬ気で、自分にできること一つ一つに向き合っていく。

自分たちが目指しているのは、一部奪還。


そして、その先の学生日本一。



一人ひとりの行動や気持ちは、チーム全体に確実に波及していく。

「スタッフだから」と言って、怠けていい場面なんて一つもない。

許されない。



そしてもう一つ、みんなに伝えたいこと。


それは「楽観さを持つこと」だ。特にリーダー陣。

ここで言う楽観的とは、決して“楽”をするためではない。

どんなにキツいしんどい場面でも、自分を信じて

「きっとなんとかなる」

と思えるかどうか。

つまりは、自分自身が、どんな状況でも【楽しむ心】を持てるか。


ユニット業務が忙しいと、寝る間も惜しんで追い込まれるだろう。


ある程度業務に慣れてきたら、これ以上自分に何ができるのか路頭に迷うだろう。 


他の人と比べて、自信をなくすこともあるだろう。



これは自分自身の課題でもある。

だけどこの信念が持てれば、行動も変わる。


そして、それはきっと周りのスタッフにも波及していくと信じている。



あとは、

「負ける恐怖を打破するほどの量をこなすこと」だ。

普段の練習から、一切手を抜かずにやり切る。


その先にしか、それに準じた結果はついてこない。


これは歴代でもよく言われてきたことだが、去年、自分は身をもって体感した。



全員がやり切ることで

あやねがブログでも書いていたように、「勝つべくして勝てる」んだと思う。




今、私は凄く楽しい。

全力で取り組み、仲間と同じ目標に向かって進むことは、本当に楽しい。

リーダーという立場になって、以前よりも

「後輩の成長を実感すること」が、心から嬉しくて、

それが自分にとっての部活の楽しさに直結していると感じる。



このスタッフたち全員で、一部奪還の景色を見たい。


このスタッフたちから、勝つ空気を作っていく。




あやね


私の絶対的存在。

これからも対話を増やし、私たち二人で必ず引っ張っていく。



3マネ


あなた達の代は、後輩というより理解者。

本当に頼りにしています。

常に全力投球な子

組織の課題に気付き、発信する力を発揮している子

自分なりに部活への取り組み方を模索し続けている子

審判としての成長が著しい子

自分と向き合い続ける子


みんなといると、必ず勝ちたいという気持ちが湧いてくる。


一部奪還をするため、日本一を取るために。

私たちから、空気を作っていこう。



2マネ


最近、上級生としての“覚悟”を持ち始めているのが伝わってくる。

自分の役割から逃げず、しっかり向き合っている。その姿勢に、私は力をもらってる。

発信する力がついてきた子も増えた。

一歩ずつ、自分の存在意義を掴もうとしているのが分かる。


「自信がない」って思ってるかもしれないけど、私も、上級マネも、コーチも、プレイヤーもーー

みんな、あなたたちの頑張りをちゃんと見てる。



一緒に、勝つ喜びを味わおう。




1マネ


この部活を選んでくれてありがとう。

素直に、自分が成長することが楽しい。もっとできることを増やしたい。と伝えてくれるみんなを見ていて、自分も部活を楽しむ心を忘れずにいられる。

初心を思い出せる。


まだ経験が浅い分、不安になることも多いと思う。

でも、それは全部伸びしろ。

絶対に無駄にはならない。

覚えていてほしいのは、一人の言動が、同期に与える影響は本当に大きいということ。

だからこそ、その“仲の良さ”を“強さ”に変えて、全員で上に引っ張っていこう。

この夏、後から振り返ったときに「めちゃくちゃ成長できた」って胸を張れるように。

今、自分が何をすべきか。



みんなへの感謝は、一部の舞台に行ってからします。



何度も言うが、

自分たちは、一部奪還のために活動している。


その本質を見失わないこと。



みんなは、最高のスタッフだ。


どの試合でも、全員がシフトを全うし、戦力となろう。



全ての役割が勝つための要因だ。





同期11人。最高の戦友達。

みんなのブログを読んで、身が入る。

君たちの言葉には、いつも“仲間のために”という想いが溢れてるが、

まずは、もっと我を出して、自分が勝つために挑む気持ちをもっと持っていいんじゃないか。と思う。

積み上げてきた時間も、努力も、悔しさも全部背負って、

このリーグ戦で、自分を証明しよう。



私は、同期の活躍が本当に嬉しい。


この前の立教との新トーナメント戦のとき、

たいせいが4Qの最後数分で同点スコアを決めた時、心の底から嬉しかった。泣きかけた。

なんか部活の中であんなに感情を出せたのはあの時が初めてだったかも、と振り返って思う。

いつも気を張って余裕なくやってたからかな。

結果としては、サドンで負けたので、喜ぶのではなく反省が残った試合ではあったが、

あの時の全員が逆転を信じて声を出し続け心を一つにしたチームの雰囲気は、今でも覚えている。



自分たちのために、そして大好きな25MULAXの仲間全員と一緒に、勝とう。



この代で、一部奪還をする。次に繋げる。



リーグ戦という舞台は、もう分かっているが、一つの甘えも許されない、厳しい世界。



ボックスでは私たちスタッフとベンチメンバーで必ず声を上げ続けるから、フィールドは任せた。

楽しむ心を忘れずに、プレーしてくれ。



そして、私たちはOBOGの想いを背負っていることも忘れてはいけない。

私たちがお世話になった代の人たちがどんな想いで応援してくれているのか。


その想いを背負う覚悟を持つことが、自分たち最上級生の責任であり、それは勝つことで果たされると思ってる。





入れ替え戦含めて、6試合。




必ず武蔵大学男子ラクロス部を1部の舞台に返り咲かせる。




自分から、4年から、スタッフから、勝たせる。



このチームで、このスタッフたちと、勝ちたい。



スタッフリーダー 中村幸奈

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