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2019

-リーグ戦への想い-武原雪乃


こんばんは!

いつもお世話になっております。

武蔵大学男子ラクロス部の武原雪乃です。


まずはじめに、、


普段からご支援していただいているOBOGの方々、学校関係者の方ならびに保護者の皆様、日々のご支援に大変感謝しております。今後ともさらに大きくなる武蔵大学男子ラクロス部をどうぞよろしくお願い致します。




恐らく私にとって最後のブログなので

いつもに増してさらに長いですが

最後まで読んでいただけると嬉しいです。


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リーグ戦初戦まであと1週間になりました。




みなさん、準備はできていますか?



自分の率直な気持ちを言葉にして

伝える機会も限られてきました。



私の思いはどこまで届いているでしょうか。



"現状お前ら(マネージャー)がやってることは、武蔵の中では100%かもしれないけど、外に出たら各々の分野で20%でしかない。



チームに何も影響力を見いだせていない。"



この言葉を言われてから

マネージャーの組織を大きく変えてから

あっという間に1年と数ヶ月が経ちました。



今は外に出ても100%!いや、120%!

そういえるくらいのプライドやスキルが身についたでしょうか。



もちろん当時は


すんなり納得できたわけでもなく

私たちの2年間はなんだったんだと

今でこそ意味のない時間なんてないことは理解していますが、


反発心と喪失感と、、妙な納得感と。



ただ、


"俺は選手生命を捨てでもマネージャー組織を、

この取り組みを、やりきる覚悟を決めている。"



この言葉を聞いたとき、

この先輩の覚悟に

圧倒されたことを今でも鮮明に覚えています。




シンプルに

この人の選手生命を終わらせたくない。

という思いと



自分には何ができる?

私はどうしたい?

これが私の覚悟のはじまりでした。



覚悟を決める怖さと

覚悟の重要性と

覚悟を持った人の強さを。



このときに教わった気がします。



私はこれだけの覚悟が持てるのか。



ましてや自分がマネージャーという立場なら

これ以上に覚悟を持つ必要があります。




マネージャーでありながら

マネージャーを客観視する視点が必要だからです。




みんなは


どんな覚悟を

どれだけの覚悟を


持っていますか?





抽象的なことにこだわってきたからこそ

4年目にして何してるかわからないと

言わせてしまったり、、




だからといって

正解がわからないからこそ

行動しないと何も始まらないし、




表立って目に見えないことでも

チームに必要なことはたくさんあるから。



失敗してはじめて

気づくことがたくさんあるから、、




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これまで自分がやって来たことを客観視すると、きっと私は


《心から自分と仲間を信じれる環境》


を少しでも多くの人が実感できるような、

そんな環境を作りたかったのだと思います。



前主将の大輝さんが圧倒的に

自分に足りていなかったと言っていたこと。


この言葉をみたとき

私は何もできていなかったと後悔しました。




今、しゅうとはどう思ってるかな。

部員みんなはどうだろうか。



自分自身の言葉や行動で

誰かしらに何か気づきを与えることができるなら、何か繋ぐことができるなら。




組織を変えておきながら

矛盾していることを言わせてもらうと

正直各ユニットの業務うんぬんは、そういった人間性やマインドの次だと思っています。




完璧じゃなくていい。

それがその人の個性でその人の良さだから。



でも



変化を恐れて

居心地のよいところで止まるのは

もったいないです。



せっかくの大学生活4年間をかけるのなら

その4年間でしかできないことを

自分なりに、

自分にしかできないことを

見つけてほしい。




みんなにならできるから

みんなだからこそできると思うから


なんて、

本心でもありながら、綺麗事ばかり

みたいになってしまいましたが、



やっぱり綺麗なことばかりではなくて


4年生だからといっても

ブレない人間であるべきと言い聞かせても

私も1人の人間で

いちマネージャーでした。



だから

自分のことしか見えていないと

いずれ苦しくなるのは自分だということを

身をもって経験してきました。




"ゆきのさんの存在が後輩たちの成長のストッパーになっている可能性がある。"



HC(ヘッドコーチ)に言われたこの言葉が

自分の中に刺さるに刺さりました。




後輩に嫌な思いをさせたくないとか

まだこれは早いかなとか



でもそうじゃなくて


後輩の成長の本質。

私がこだわってきたはずの本質。

本当にそれは後輩のためになっているのか。

私は本当に正しい判断ができていたのか。



何度も躓いて傷ついて、

勇気を持って伝えても

伝わらない。伝えきれない。

落とし込みきれない。




言葉や根付いている文化が

非常に大きな壁として、、




信頼は構築することが大変なのと対称に

簡単に壊れてしまうと改めて。




これまでの4年間が、

先輩方が作り上げてきた文化が、



自分の一言、自分の決断で

壊れてしまうかもしれないのだから。




でも向き合うことをやめたくない。

わずかにでも伝わることがあるなら。

何か選択肢が少しでも増えるなら。




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決してみんなに誇れるような

マネージャーにはなれなかったかもしれませんが




私の4年間はそう悪いことばかりではなく

自分がやってきたことに後悔はありません。




私には

この人たちのためなら、と思えるようなみんなに誇れるような、尊敬できる人が周りにたくさんいます。


そんな人たちと時間を積み重ねて来られたこと、それが1番の財産で私の誇りです。





考えてみれば、


私たちの毎日に当たり前な環境なんて1つもありません。部員、監督やHC、HTR、90人規模の人が1度に1つの場所に集まって、同じ目標に向かって努力をする。それを継続するわけだから。



それだけで相当なことです。



この環境は経験したくても

なかなかできないと思います。





だから今だけは。

今しかないこの瞬間だけは、


好きなだけ、


ラクロスのことを、

チームのことを、

部活のことを、

仲間のことを、

この4年間かけてやってきたことを、

いろんな苦悩や葛藤を、



そして、自分が想像する"最高"を。




そんなことだけを考えたい。




みんなは今、何を思っていますか?




入部前に何かを感じて入ったこの部活が

直感には必ず意味があることを

証明してくれた気がします。



私たちに思いがあるように



それぞれの大学に

一人ひとりのプレイヤーやスタッフが

多くの譲れない思いを持っています。





"その中で勝ちきる。"




武蔵が越えられていない壁。

武蔵の目指すところはそこです。



今の自分のままでいいから。

今の本当の自分でいいから。




いろいろな人の立場とか

役割とか、めんどくさいこと、

嫌になること、考えなきゃいけないこと


たくさんあると思うけど、



今の自分の良さを見失わずに、

それと同じだけ、

周りの人の強みを尊敬できる人になってほしいです。




周りの人の強みを見つけられるって

本当にチームを大きく変える力を持っていると思います。




その人のために、

そんな自分が尊敬している人のために、

結果として自分のために、



シンプルに頑張ろう。ってなる気がします。

その一言で誰かの背中を押すことができるかもしれないし、現に私は何度も救われてきました。



相手の立場になって考えてみる。

まずは否定から入らないで飲み込んでみる。



私はここに

必ず自分が変われるヒントがあることを

この部活を通して学びました。

(もちろん自分の意思を持った上で)





どうしても"何のために"が見えなくなることは

4年間これだけやっていればあると思います。




部員の数だけ

またそれ以上に"何のために"は存在していて

その分葛藤はあるわけで。




自分でたくさん考えたなら

そこだけに固執せずに。



自分のために

視野を広げてください。



いろいろな考えを拾いに

視点を少し上げてみてください。




自分がどれだけ狭いところにいたのか

気がつけるはずです。




楽しさだけでは見えない、

葛藤を越えた先に

自分の大事な軸が見えてくる気がします。




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武蔵は"チャレンジャー"だから。

今までに見れなかった景色を見にいくわけだから。




何かうまくいかない、いつも通りできない。

プレッシャーに押しつぶされそうな人、

そこに打ち勝つ人、

それを楽しめる人、

いろんな人がいると思います。




うまくいかないならそれなりに。

そのときできる100%がどこにあるのか、

そのとき自分にできることは何なのか。



いろいろな声や音が飛び交う中で


チーム競技ならではの良さが

見えてくるはずです。


試合が始まってしまえば

目指す先はみんな1つです。



周りには同じように必死に戦う仲間がいる。




これまでずっと一緒にやってきた

みんなの動きや声がヒントになる。



みんなの表情や

行動ひとつが活力になる。


それはフィールド内外問わずです。



勝負の世界はいずれにしても勝ち負けが生じます。1つのチャレンジが1つのミスが1つの活躍が勝敗を分けるわけだから。



選択に迫られたときに

少しでも多くの引き出しから選択できるように

練習をしてきたわけで。



お互いにフォローし合えて、高めあえるのがこの部活の良さなのだから。



ぶっちゃけ最後に1番大切なのは

気持ちだと思います。




自信を持っている人の方が強い。




その気持ちを強く持つために

これまで時間を費やしてきたはずです。



これだけやってきたんだから

なるようになる!!



まだ足りないと思うなら

少しでも。今から間に合わせよう。

大丈夫。



それくらいドンと構えていいんじゃないでしょうか。


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長くなりましたが、最後に。




1日1日もう戻ることができないと思うと



本当に生意気な後輩揃いで

たくさん頭を悩まされましたが、、

私たちにないものをたくさん持っている、

想定しきれないパワーを持っている

気づきや喜び、頑張れる理由を与えてくれた


先輩、後輩には

感謝しきれないな、と。


心から思います。



みんなが私のモチベーションそのものでした。




各ユニットリーダーが4年生の中、

3年生が引っ張る分析班。

くせが強めの、むしろくせの強さが売りの

不器用で一生懸命なメンバーだからこそ


私は組織全体を見ることができました。



下級生には差をなく接してきたつもりでしたが、中でも分析班のみんなにははっきりモノを言わせてもらった気がします。



しぶとく

くらいついてきてくれてありがとう。




そして。


それ以上に

私のことを理解して、居場所を作ってくれた同期には感謝してもしきれないです。


言葉を言わずとも伝わる。

なかなか出会えないなと思います。



自分たちの代が始まる目前になったとき


"ゆきのに全てをやらせてしまって

抱え込ませてしまって申し訳ない。"



私は同期マネージャーに

そんな言葉を言わせてしまいました。

言われてはじめてハッとする。



そして言葉にしてはじめて

自分の本心に気がつくことがあります。




正直なところ

同じ目線で。

同じ目線で

課題に向き合ってくれている人は

どれくらいいるのか。


自分だけ、、、と

今思うと1番避けていた"独りよがり"

だったのかもしれません。



でもそれ以上に


"みんなの役割があるから私の役割がある。"

"みんなが行動してくれているから、

自分なりに動くことができる。"



形は違ってもチームのために、

本心で目指しているものは同じ。



これが私が同期マネージャーに対して思っている本心でした。




【同じ目線でこだわり続ける】


思い返すといろんなことがありましたが、

この人たちがいなかったらとっくに

へし折れちゃっていたかもしれません。



マネージャーもプレイヤーも

私の今は、みんなの今があるから

成り立ってきたものです。





たくさん支えてくれて

何度も背中を押してくれて

見捨てずに向き合ってくれて

ありがとう。




リーダーがいないとか

静かとか

たくさん言われてきたけど




私たちはきっと

自分たちなりに自分たちの代の強みに

自信を持っているんじゃないでしょうか。



少なくとも私はそうです。




キラキラ眩しい後輩の力を借りて。

武蔵らしくギラギラするときです。




私はこれまでの悔しい結果を忘れていません。

あのなんとも言えない気持ちをもう味わいたくない。




だから、




今年こそ絶対に可能性で終わらせたくない。





心に釘をさす気持ちで

なおかつ肩の荷を降ろして




チームを残りの時間良い意味で

締めなおしましょう!



来年再来年、その先へ。

繋げていくために。


会場全体を自分たちのカラーで。

恩を勝利で返しましょう!



忘れられない年に。



学生日本一を目指す中で

自ら成長し

最高の4年間を過ごす。



長すぎてすみません、、



応援よろしくお願い致します!



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