「日本一」
絶賛足首故障中の1年青木雅之です。
まず初めに、日頃よりお世話になっている武蔵大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいている保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に感謝申し上げます。
「日本一」
この言葉を自分が扱っていいのかどうかよくわかっていません。
自分は中学、高校とバスケットボールをやってきました。
中学時代は県大会に出れずに引退、
高校時代は2年までベンチ、最後の大会前ギリギリでスタメンになり県大会2回戦で敗退しました。
人生の中で一度も全国、ましてや関東すら見たことない自分が「日本一を目指す」なんて言葉重すぎるなと、感じています。
先輩方は去年2部に落ちる瞬間を経験していて、悔しさや苦しみを知っていて責任をもってる。
でも僕たち1年には何もない。
そんな自分達が居ていいのか、とても不安になってしまう。
でもラクロスを始めて自分の中で変わったなと思うことがあります。
それは競技に対する興味。
自分はバスケをしててもバスケの試合を自分で調べてみることはあまりありませんでした。見るよりもやる方が好きで見るのはつまらないと思っていたからです。
でもラクロスの試合はYoutubeで見るし練習の動画も見てるんです。
見るのが好きになったというよりも、見て自分に活かしたいという気持ちがありました。
さらに、もっとラクロスがしたい、同期に負けたくないという気持ちが自分の中にあることに気がつきました。
バスケをしている時は自分の気持ちが良いプレーができればいい相手なんて関係ないという心持ちでしたが、
ラクロスをやっている時は、目の前のこいつを倒したい
1番でありたい、
こんな気持ちが強くありました。
自分にとって「日本一」という言葉は重すぎるしピンとこない。
だったら目の前の相手に勝ち続けよう。
どうしても勝てない、負ける時もあるかもしれない
そんな時も勝てるまで何度でも挑戦し続けよう。
そのためには、相手よりも長く、強く、そして質を高めてやろう。
どれが欠けても弱くなる、弱くなれば負ける。
自分はネガティブな節がある。
だから人よりも繊細により入念に負ける要素を無くそう。
そうやって勝ち続けていけば自分にも「日本一」が見えるんじゃないか。
今の自分はそう思ってる。
勝ちたい。