こんばんは!
本日は2018.11.17(土)に行われました
1部2部入れ替え戦 vs東海大学
との試合結果を報告させていただきます。
今回の試合は
来年再来年、またその先へと
大きく繋がる試合となりました。
負けたら2部降格
勝ったら1部残留。
今年度の締めくくり。
何としても最高の形で。
勝ちにこだわりたい。
来年再来年その先へと続くMULAX。
120%で学生生活を費やす価値のある環境を繋げて欲しい。一緒に繋げたい。
そう思い、臨んだ試合だった。
入れ替え戦は、自分たちに与えられたチャンスであるから。上入れ替えにしても下入れ替えにしても、チャンスには変わりないと思います。
そう言い聞かせて、最悪の状況を何度も想像してしまう自分を押し殺して、こんなにも複雑な感情はないなと思いながら、、
いよいよ当日
ついにここまできてしまった。
ぐーーーっと喉の下がつまる。
それぞれみんなどんな気持ちだったでしょうか。
朝からどこか明るすぎる人が多くて
笑顔の合間にふと見せる緊張した面持ち。
相手の学校は
2部から昇格をかけた
勢いのあるチーム。
アップを見ているだけで
武蔵にない強みを持っている大学だと思った。
「美味しいビールが飲みたいです!」
普段お酒なんて飲まない主将ひろきさんからの言葉。一見くだらない言葉に見えるかもしれないけど、みんなの緊張が程よい感じに力が抜けて、とてもいい表情に変わった気がした。
勝てる。
▼▽▼▽▼
試合開始。
ホイッスルの音ともにFO#32高橋が、ポゼッション。そのままゴールまで走り抜け、ショット。惜しくも枠外でしたが、武蔵に一気に勢いがついた気がしました。
しかし、ショットや1on1を果敢に仕掛けますが、惜しくもスコアまでは届かず、
試合はあっという間に
1Q前半の10分が経過。
両者ともに譲ることなく
スコア0-0。
先制点を決めてさらに勢いをつけたい
1Qの後半。
相手の堅いDFに苦戦し、
武蔵にストーリングの警告が出されますが、
DF陣からOF陣へ。
プレッシャーをうけながらも
なんとかボールを繋げ、
ゴール裏からのAT#45島田のムービングが決まり、スコア!!
なんと今期初得点。
先制点を決めたのは、AT#45島田でした!
本人も気にしていたので、、笑
私個人的にもかなり嬉しい得点。
一気にエンジンがかかりました。
試合開始から得点が動かなかったこともあり
チーム全体の動きに一気に火がつきます。
スコア1-0
しかし、得点後なかなか思うように
OFに持っていくことができず、
攻守の応戦。
1Q残り5分
MF#8佐藤のショット惜しくも弾かれ、グラボを東海がスクープ。
そのままOFへの流れを止めることができず、東海のショット成功。スコア1-1。
入れ替え戦ならではの独特などこか
落ち着かない雰囲気に包まれます。
ですが、ここが強い武蔵。
失点後のFOを武蔵が獲得し、
FO#32髙橋がそのままフェイスブレイクでショットを打ち込み、スコア!!!
すぐにスコア2-1と1点離します。
髙橋には珍しいお手本であるかのような、フェイスブレイク。最高でした。
1Q残り1分をきるころ、
東海大学のショットが続き、、
左横の東海#5からゴール前の東海#3にパスが通り、クリースプレイでスコア。
スコア2-2
イーブンの状態で2Q目に突入です。
2Q開始5分間
武蔵のオフェンスが続き
MF#1狩野、AT#45島田、MF#24原田がショットを打つも、惜しくもスコアにはならずMF#7青木のショットゴーリーセーブ。
相手のチームタイムアウト明け、
東海#1の左横から縦ランシューがスコア。
2-3で武蔵1点ビハインドになりましたが、
ベンチの集中力はむしろ高まっているように感じ、主将の声かけもあり、どこか落ち着いているようにも見えました。
失点後の切り替え、
MF#8佐藤が内に入っていき、すぐに得点を返します。スコア3-3でイーブン。
その後もDF陣のクリアからMF#24原田にパスが通り、AT#21久保谷へアシスト、久保谷のショットスコアかと思われましたが、惜しくもクリースバイオレーションで相手ボール。
そして、武蔵のライドからアンセット状態で裏からの東海#3のムービングがスコア。
またしても3-4でビハインド状態が続きます。
2Q残り4分
武蔵の4年生を中心とした、
怒涛の攻撃が始まります。
相手のテクニカルファールにより
武蔵のエキストラ。
ここで、MF#7青木のトップからのきれいなスタンシューがゴールに刺さります。
スコア4-4イーブン。
2Q残り1分。
FO#33中塚がポゼッション。OFにボールを繋げ、Q残り20秒、MF#24原田がG1on1を制し、スコア!5-4で試合を折り返します。
3Q開始、
ここから点差をつけたいところ。
相手ポゼッションからスタート。
LMF#71のナイスプレッシャーによりグラボを木戸が獲得し、OFへとボールが渡ります。
島田、蓮見がショットを打ちますが、惜しくも枠外。
相手が崩れた瞬間、MF#24原田が切り込み、右横からのランシュー成功!
スコア6-4。
G#16甲斐を中心とした、DF陣の堅い守りもあって、武蔵のオフェンス時間が続きます。
3Q残り10分手前
相手のスラッシングにより武蔵のエキストラ。
またここで、MF#7青木のトップからのスタンシューが決まり、スコア!7-4で3点リード。
続けて、MF#22小菅のショット惜しくも枠外でしたが、AT#45島田の裏からのショットが再び決まり、スコア8-4!!
みるみる点差は開いていく。
でもまだまだ絶対に油断してはいけない。
落ち着け!抑えろ!
HCの長妻さん主将の原田を中心に
チームの士気が高まります。
3Q残り7分
AT#20垣内のショットが弾かれグラボを、すかさずMF#1狩野がフォローし、そのままショット。相手が崩れた状態でのショットがゴールに刺さり、スコア!
スコア9-4
その後は両者共に得点を許すことなく、
OFDFの応戦が続きます。
そのままスコアは動かず
3Q残りわずかで武蔵がファールをもらい、
3Q終了。
マンダウン状態での4Q開始となりました。
4Q開始
相手からしたら何としてでも
この4Qで巻き返さなければなりません。
もちろん焦りだってでてくるころ。
全体的に慌ただしい空気感に
武蔵も飲み込まれ、、
思うようにOFへとボールが繋がりません。
4Q開始6分、
東海#5のショットを許し、スコア9-5。
この何とも言えない空気感を断ち切りたい!そう思っていたとき、MF#1狩野がトップからのスタンシューをゴールに突き刺し、スコア!
スコア10-5。
しかし、その後武蔵のDF時間が続きます。
DF陣のナイスディフェンスがありながらも、Q残り9分、相手のクリアからそのまま東海#5にスコアを許し、10-6。
武蔵も攻めますが、スコアまで繋がらず、
Q残り4分。
バックコートでの混線グラボを相手がスクープし、そのままスコア。
スコア10-7と点差は縮まります。
何としても勝ちきる。
"最後まで徹底しろ"
そう言った言葉がグラウンドに響きます。
泣いても笑っても
残り3分。
4年生の積み上げてきたラクロスへの時間や努力、さまざまな思いが重なります。
最後、しっかり攻めながら
逃げ切りたいところ。
Q残り3分をきり、
G#16甲斐の神セーブからいい流れ!
MF#24原田が右横からのスタンシューを決め切り、スコア11-7!!
Q残り2分、東海#99のショットを許し、
スコア11-8。
武蔵のOF/DFもきらすなく、最後まで激しい攻防が続き、、
試合終了のホイッスル。
18MULAXは11-8で東海大学に勝利し
【一部残留】を果たし、幕を閉じました。
▼▽▼▽▼
あっという間であった
18MULAXから19MULAXへ。
1番魅せられて
1番支えてくれて
同期と同じだけの時間を過ごしてきた
大好きな先輩たちが引退する。
当たり前であった環境が
当たり前でなくなるとき
取り返せない時間だと気がついたとき
そのときは分からなかった
当たり前の環境で過ごすことが、
どれほどかけがけのない時間なのか気づかされる気がします。
18MULAXを引っ張ってきた
先輩たちにどれだけ感情を動かされたことか。
この気持ちを忘れたくない。
毎年そう思います。
試合終了後、
あぁ始まる。と思ったら
不思議と涙は出てきませんでした。
新4年の同期。
そしていつも支えてくれる後輩。
みんなでまたこの感情を味わいたい。
来年は、入れ替え戦ではなく、
FINAL4、FINALで。
▼▽▼▽▼
部活をやっていることも
部活中にやっていることも
何1つ当たり前ではないということ。
この人だからできて当たり前。
なんてことはなくて
1人ひとり1つひとつ考えて
工夫して、それ自体が努力の積み重ねで。
動けること自体が努力してきた証明で。
それがどんな形であれ、結果に繋がる。
そんなことを今年1年間で学んだ気がします。
そんなみんなのそれぞれの強みを無駄にしたくない。
出来ると感じたら、きっとその人は、自分と比べて見えないところでたくさん悩んで考えて、やっとの一歩だと思うから。
今やってることが長い目で振り返ったとき、
財産になるように。
19MULAX。
新しいチームだけれど、これまでの先輩の積み上げてきたものを崩さずに、、さらに上積みを。
この部活に入って得られたもの、、
きっとこの4年間は一言じゃ表せないものに
なったのではないかなと思います。
辛いこと、向き合わなければならないこと
山ほどあるこの部活に。
居続ける意味を教えてくれた4年生に
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にお疲れ様でした。
18MULAX 完
3年MG 武原雪乃