入学当初、「何か新しいことに挑戦したい」と思っていたものの、正直なところ何を始めたらいいのか分からず、不安な気持ちを抱えていました。
そんな中で出会ったのがラクロス部でした。
新歓イベントで先輩たちとお話ししたときの、あの明るくてエネルギッシュな雰囲気がとても印象に残っています。
先輩たちはとにかく楽しそうで、同時に部活動に対して真剣に取り組んでいる姿がとてもかっこよく映りました。そして、「初心者でも大丈夫だよ!」という言葉に背中を押されて、思い切って体験練習に参加してみることにしました。
初めてラクロスのスティックを握った日は、何もかもうまくいかず、ボールをキャッチすることすらできませんでした。
でも、そんな私に先輩たちは根気よく教えてくれて、何度失敗しても笑って励ましてくれました。
その温かさに触れて、「このチームでなら頑張れる」と自然に思えるようになり、気がつけば「入部したいです!」と自分から言っていました。
ラクロスというスポーツは、日本ではまだまだ馴染みの少ない競技ですが、その分、みんなが同じスタートラインに立てるスポーツでもあると思います。誰もが初心者からのスタートだからこそ、仲間と一緒に成長していく喜びや達成感を共有できるところが魅力です。日々の練習は決して楽なものではありませんが、チームで一つの目標に向かって頑張る時間は本当にかけがえのないものです。
これから先、まだまだ分からないことも多く、きっと壁にもぶつかると思います。
でも、そんなときも仲間と支え合いながら、一歩ずつ前に進んでいけたらと思っています。
試合で活躍できるようになりたいという思いはもちろん、後輩が入ってきたときに「この部に入って良かった」と思ってもらえるような存在になることが、今の私の目標です。
ここから4年間、チームで全国制覇をするために努力を積み重ねていきます。
佐々木良太