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2025

コーチ挨拶 HC 金俊碩(キムシュンソク)

武蔵大学ラクロス部の未来を共に創る皆様へ



はじめまして。今年度より武蔵大学男子ラクロス部のヘッドコーチを務めさせていただきます、金俊碩(キムシュンソク)と申します。


まずは、日頃より武蔵大学ラクロス部の活動に多大なるご支援とご声援をいただいているOBOGの皆様、保護者の皆様、そして関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして、私の思いとビジョン、そして具体的な行動計画をお伝えさせていただきます。



・武蔵大学ラクロス部との出会い、そして挑戦への決意


私は関西学院大学でラクロスを学び、卒業後は大阪大学、同志社大学、そして母校である関西学院大学でコーチを務めてきました。その中で、関西ラクロス界初の学生日本一を目指し、選手たちと共に「日本ラクロス界にsurpriseを起こす」という目的で関わっていました。ラクロスというスポーツを通じて、選手たちが自分の限界を超え、成長していく姿を目の当たりにするたびに、僕はこのスポーツの持つ可能性に心を打たれました。

そんな中、現在日本体育大学でHCを務めている後藤駿太さんから武蔵大学ラクロス部を紹介して頂き、ご縁をいただきました。

私がこのチームのヘッドコーチを引き受けた理由は、選手たちの「純粋に上手くなりたい」という目の輝きに心を動かされ、また体制が変わり先行きが不透明な中でも、選手たちは迷いながらも前を向き、強さを求めて努力を続けていました。

その姿勢に触れ、「このチームと共に新しい未来を創りたい」と強く思い、ヘッドコーチをする決断に至りました。



・ラクロスを通じて得られる「本当の自信」をつけて欲しい


私が目指すのは、単に試合に勝つことだけではありません。ラクロスを通じて、選手たちが「本当の自信」を手に入れる事に目線を揃えて、闘っていきたいと思っています。

武蔵大学が慶應大学さんや早稲田大学さんといった強豪校に勝利することは、単なる勝敗を超えた意味を私は持つと思っています。

それは、「自分たちならできる」という確信を得ること。そして、その経験が選手たちの人生において大きな糧となり、社会に出た後も業界を牽引するリーダーとして活躍するための基盤となると信じています。

ラクロスは、答えのないスポーツです。

試行錯誤を繰り返し、自分たちの考えや思いを形にしていく。その過程で得られる成功体験や失敗からの学びは、選手たちの人生を豊かにするものだと確信しています。だからこそ、私は選手たちに「本当の自信」を持ってもらいたい。

そして、その自信を胸に、どんな困難にも立ち向かえる人間になり、社会を動かせる屈強リーダーへと成長して欲しいと思っています。



・難関な扉を開けるのは自分しかいない


どんなに辛くても、苦しくても、必死に『もがき続ける』先に、一筋の光が見えてくるのだと思います。ラクロスというスポーツは、決して簡単な道ではなく、試合に勝つためには、日々の練習で自分の限界を超え続ける必要があります。

そして、その過程で必ず「壁」にぶつかる瞬間が訪れます。

その壁を乗り越えるのは簡単なことではありません。時には、壁を登らずに逃げてしまった方が楽だと感じる瞬間もあるかもしれませんが、私は選手たちに伝え続けようと思っています。

「難関な扉を開けるのは自分しかいない」と。どんなに厳しい状況でも、もがき続けることで、必ずその先に光が見えてくるとこのチームには伝え続けようと思います。

また、私がコーチとして最も大切にしていることは、『1人の50歩よりも50人の1歩』という考え方です。

1人のスーパーマンがどれだけ頑張っても、チーム全体が一歩ずつ前進しなければ、真の強さは生まれません。チームは掛け算です。誰か1人が頑張らなければ、結果的にマイナスになってしまうこともあります。

だからこそ、私はチーム全員がそれぞれの役割を果たし、共に成長していく組織を目指します。どんなに辛くても、苦しくても、全員が「もがき続ける」ことで、一筋の光が見えてくる。その光を掴むために、私は選手たちと共に全力で走り続けます。



・傍観者から課題解決者へ


僕が選手たちに求めるのは、1つだけです。

「傍観者」ではなく「課題解決者」になることです。チーム・OF/DFの中で何か問題が起きたとき、それをただ見ているだけでは何も変わりません。自分がその課題に対して何ができるのかを考え、行動に移すことが重要だと思っています。

例えば、試合中にチームが劣勢に立たされたとき、ただ指示を待つのではなく、自分たちで状況を打開するためのアイデアを出し合い、実行する。練習中に自分のプレー・仲間のプレーに課題を感じたら、コーチや仲間に相談しながら改善策を見つける。そうした「当事者意識」を持つことが、チーム全体の成長に繋がり、課題解決者になる事でよりラクロスは面白さも感じられます。

怖さも感じる瞬間があると思いますが、立ち向かい続けて欲しいですね!



・武蔵大学ラクロス部がラクロス界のHEROになる日


武蔵大学ラクロス部は、少数精鋭のチームです。人数や経験で劣る部分があるかもしれません。

しかし、私はこのチームがラクロス界のHEROになれると信じています。なぜなら、少数精鋭だからこそ、全員が一丸となり、全力で挑むことができるからです。

強豪校に勝利することは、ラクロス界に大きなインパクトを与え、それは同じように少人数で活動している他の大学に「夢・勇気・希望」を与えることにもつながります。武蔵大学がその壁を打ち破ることで、ラクロス界全体に新しい風を吹き込むことができると信じています。



・熱狂し続ける組織を創る


前進しようとすると、必ず壁にぶつかります。

その壁を乗り越えるのは簡単なことではありません。しかし、私は選手たちと共に「熱狂し続ける」組織を創りたいと考えています。良質な関係性を土台に、組織内で良質なハレーションを繰り返し、温もりに溢れたチームを作り上げます。

選手たちが「隣の仲間と共に勝ちたい」と心から思えるような環境を整える、そして、その環境の中で選手たちが自分の限界を超え、成長していく姿を歩む事自体は『灯火』のような存在になるのだと思います。

私は、選手たちにとって「灯火」のような存在でありたいと思っています。私が全力で取り組む姿を見て、「コーチがやっているなら、俺もやろう」と思ってもらえるような存在でありたい。

そして、選手たちと共に、これまで見たことのない景色を掴みに行きたいと考えています。




武蔵ラクロスの仲間へ。


「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」

「決めた事をやり切る」


約束だ。合言葉にしよう。

目の前の課題に対して全力で取り組み、結果が出るまでやり続ける。その姿勢こそが、成功への鍵だと僕は思っています。

でも、勢いだけでは突破できない壁もあると思っており、論理的な思考力、原因分析、課題設定の質を高めることも重要になってきます。

ただがむしゃらに頑張るだけでなく、考え抜く力を身につけてもらい、自分達との約束事を守れる集団になっていこう。




最後に:武蔵大学ラクロス部の未来へ

ラクロスというスポーツには、無限の可能性があります。答えのない課題に挑み続け、自分たちの考えや思いを形にしていく。その過程で得られる成功体験や失敗からの学びは、選手たちの人生を豊かにするものだと本気で思っています。

武蔵大学ラクロス部が1部奪還を成し遂げ、そしてその先の日本一に必ずなれるよう一緒に戦っていきます。


そのために、選手たちと共に全力で挑み続けます。そして、武蔵大学ラクロス部がラクロス界のHEROとなり、他の大学に「夢・勇気・希望」を与える存在になる日を目指して、全力で取り組んでいきます。


今後とも、武蔵大学ラクロス部へのご支援とご声援をどうぞよろしくお願いいたします。



HC 金俊碩(キムシュンソク)

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