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2022

リーグ戦を終えて 浅野智幸

まず初めに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部の活動にご支援頂いている保護者の皆様、OB・OGの皆様、学校関係者の皆様に感謝申し上げます。

これまで長かった。

朝は4時過ぎに起きて重い荷物を背負い、自転車で長い坂を登る、それを夏も冬も…、そんな毎日でも、グランドにつけば不思議と眠気は覚めてやる気が出てくる、朝霞はそんな場所だ。やる気なんかおきなくてもとにかくやってしまえばやる気は出る、この4年間で何度このことを実感しただろうか。

でもそんな生活ももう後1週間で終わってしまう、毎週毎週来ていた日曜日の練習も、もう来週は無い。


入れ替え戦。

まさか、自分たちがこんな結果で終わってしまうとは思いもしなかったし、信じられなかった。自分がショットを決めていれば、負けなかった試合、勝てた試合がいくつもある。

たらればの話をしても仕方が無い、一発勝負、それがリーグ戦なのだ。


「勝てないのはオフェンスが点を取れないから」、「本当に自分たちに向き合えていないから」「コミュニケーションが取れていないから」、リーグ戦期間中に何度言われたことか、本当に悔しかったし、どうすれば点が取れるのか、コミュニケーションを取るとはどういうことなのか悩み、焦りからかチームの雰囲気も入れ替え戦を控えているチームのものとは言えないような感じだった。


そんな時期にOB のひろきさんが練習に来て、練習後にオフェンスメンバーが集められてミーティングをした、そこでひろきさんから「オフェンスメンバーのコミュニケーションが上級生からの一方的なものになっている、よりコミュニケーションを高めるためには個人の考え、性格を理解しお互いの意見を擦り合わせていくのが大切」ことを言われた。

もともとひろきさんには自分や、一つ下の代のメンバーがBチームだった時にお世話になっていて、圧倒的なリーダーシップやパッションがありながら、本当に自分たちのことをよく見て相談にのってもらったりと信頼も厚かったが、本当に少し自分たちの練習を見ただけで、自分たちの悩みの核心を突かれ、本当にすごい人だ!と、衝撃を受けた。


このミーティングを機にオフェンスのコミュニケーションがより高まり、雰囲気もより下級生がラクロスをしやすいよう意識するようになった。

そのおかげか普段の練習でもいい形のオフェンスができているシーンが多くなったように感じる。手応えを感じている。


もう泣いても笑って後1週間、もうそれで全部終わってしまう。 


竜也がおしゃれラクロスして点取るとこ、

たしがインサイド決め切ってホッとしてるとこ、

狩集がS字でダイブ決めるとこ、

英太郎がIQ300のゴーリーとの駆け引きするとこ、

クマが裏ワンでチェックダウンするとこ、

和気がありえないセーブしまくるとこ、

かいせいがブレイクしてくるとこ、

遠松がフェイスブレイクでランシュー決めるとこ、

何より自分のショットでゴールネットが揺れみんなが喜んでいる景色、

(下級生は長くなるので割愛しますが、下級生はとにかく笑っていてください。特に小町。)

我儘だけど全部見たいし、絶対に見れると信じてる。

絶対に勝とう、勝って笑って終わろう。


4年 AT 浅野智幸

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