4/14 リーグ戦のブロックが決まった日
みんなは何を思いましたか
抽選のライブ配信をドキドキしながら見てた人
れいじからのLINEで気が引き締まった人
色んな人がいると思う。
わたしは
怖くなった
なにかに押し付けられたような、息が苦しくなる感じ
早稲田、明治、東大、立教、法政
強豪揃い、練習試合で勝ててない大学ばかり
隙だらけの奴が運や偶然で勝てるような相手じゃない、
日々努力し着実に成長している、中身がぎっしり詰まったチームだ。
今のチームで
今の自分で
戦えるのだろうか、勝てるのだろうか
どの代も達成できていない日本一を目指せるだろうか
「目指す」はただ「なりたい」と思うだけじゃない
自分がいる環境を理解し、他のチームを理解し、その中で日本一を獲るための行動を、覚悟を、することだ。
自分の中にある数々の甘え
キャラを理由に責任ある立場から逃げていること
後輩の育成に積極的に関われていないこと
部員に本音を話せないこと
同期との関係構築から目を背けていること
本気で部活に向き合えてないのは自分自身が一番よくわかっていた。
このままいくと勝てないのは目に見えている
変わらないと、そう思った。
ブロック発表から今日で1カ月。
変われなかった。いや、変わろうとしなかった。
ブロックが発表されたときの恐怖はおろか、漠然と抱いた「変わらないと」という思いは、目の前の課題を解決するだけの日々の中に風化されていった。
あの時の決意なんて、焦りなんて、そんなもんだったのか、3年やってきてこれか、
デジャヴだった。
日体戦後のミーティング
技術も努力も覚悟も、圧倒的に足りず、惨敗。
試合後のミーティングで目標を日本一のままにするのか、それとも実力にあった目標にするのか、
全学年、全員で話し合った。
そして選んだのは、
「日本一」
あれから2カ月
今でも日体戦の負けを忘れず、日本一を目指して行動している人はどれくらいいるだろう。
行動指針として日本一を掲げ、甘えることなく貫き通し、自分にできる努力を全うしている人はこのチームにいるだろうか。
負けた試合、目標値に達していない試合。
言い訳なんていくらでもできる。
「フルメンじゃなかった」「調子が出なかった」「あいつ個人のミスだろ」とか。
そんな言い訳もせず、自分のミスと向き合い、さらにチームのミスも自分事として捉えて。ポジション関係なくアプローチして変化を起こして、自分含め全員に日本一を求め続ける人が。
今、このチームに1人でもいるのか?
誰一人。
誰一人いない。
私が言えたことじゃないのは100も承知だけど
誰一人できていない。
ハドルでポジリが今のままのじゃダメだ、課題がたくさんあるって言って、みんなそれっぽい顔してうなずいて
で、どうした?
今までの行動をどう変えた?
その行動を今も続けているか?
周囲を巻き込めたか?
自分規模じゃなくてポジションやチーム規模で影響を及ぼせたか?
いや、できてない。やってない、足りてない
私たちの掲げる「学生日本一」という目標は。
生半可な気持ちで獲れるものじゃない。
必死にもがいて、努力して、向き合って。
それでも手が届かず涙を呑んで引退していく人がいる世界だ。
でもそれを目指すと決めた以上、
自分の行動の軸として常に「日本一」を置くべきだ。
今日このまま家に帰って寝るかトレーニングに行くか、
ちゃんとボールアップするかただ話しながらウォーキングするか、
チームが落ちているとき自分が声を出して盛り上げられるか、
後輩が変わらないのを後輩のせいにせず、変わるまでアプローチできるか
そういう「日本一」への小さな選択が積み重なって、結果に繋がる。
逃げたら逃げた分だけ日本一は遠退くし、辛いとき歯を食いしばって向き合った分だけ日本一が現実味を帯びてくると思う。
日本一を目指すのなら。
それ相応の覚悟と自覚を持つべきだ。
そうでないなら、目標を努力しなくても達成できる範囲にすればいい。
私たちは話し合って「学生日本一」を掲げた
きっと何度話し合っても「学生日本一」を目標にすると思う
だってなりたいから、根底にはその思いがあるから。
それなら。目標に掲げるのなら。
やれ
日本一を獲りたいならそのためにできることを死に物狂いでやれ
今すぐやれ
思った瞬間にやれ
人間、日々数え切れない程の出来事を経験する
後でやろうの「後」はその次の出来事に埋もれて、やがてなかったことになる
だから思ったら今、その瞬間にやろう
なにすればいいかわかんないなら聞けばいい
悩みがあるなら言えばいい
コーチ陣、同期
本気で目指そうと思ってる奴の思いを踏みにじるような人なんていない
目指すんならやれ
他人にどう思われようと、うるせえカスくらいに思ってやれ
だってやってる奴は間違えてないから。
和氣さんもブログに書いてたけど、もっと狂わないと、
バカにならないと、
人の視線とか理性とかそんなの捨てて、もっとMULAX に賭けないと、他のことなんてどうでもよくなるくらい集中しないと
日本一は獲れない。
同期
うちの同期はみんな嘘みたいに不器用で関わりにくいし、人を巻き込むのも苦手で、寡黙な人が多い。
シーズン始め、全員が抱え込んで潰れるんじゃないかって心配した。
でもそんな奴が毎日頑張ってる、
壁にぶち当たりながらももがいてる。
見える努力も見えない努力もたくさんしてる。
最近後輩にも積極的に関わってるし
意見を言いにくい相手に対してもアプローチし出してる
絶対にキモがられるけど
そんな同期が愛おしいし大好きだ。誇りに思ってる。
わたしはこの人たちの4年間を「足りなかった」で片付けられたくない。
だからやろう。私は同期と獲る日本一だから価値がある。
この3年間見てきて日本一に対してアツい人だってことはわかってるから、
やるべきことをやろう。
わたしはみんなが大好きでなにを言われてもマイナスに思わないから、なんでも言ってほしいし、みんなを理解したいし支えたい。
後輩も。
ともが最近DFグルでみんなにアドバイスし出したり、
翼がだれかわからないくらいデカくなってアフターも残るようになって
目に見えるように変わった。嬉しい。
でも変わらない奴もいるよね?
努力できずになんとなく部活に来てる人もいると思う。マネージャーなんて特にそう。
ガムシャラにやってる人見てモヤモヤして、葛藤してる人もいるんじゃないか。
日本一なんて言われても難しい。
わかる。
でも、だからってやらないのは違う。
目の前にあるできることに手を抜くのは違う。逃げるのは違う。
私たちは部だから。ラクロスはチームスポーツだから。
みんなの努力がチームの結果に繋がるし、1人の綻びがチームを崩す。
部として掲げた「日本一」
それは部員1人1人、全員の目標だ
だって私たちはチームだから
同期が好きだから、就活に有利だから、先輩が面白いから、最近ラクロスが楽しくなってきたから
理由はなんだっていい。
やらない理由を探すより、やる理由を探そう。
今は目の前のことだけでいい。自分のことだけでもいい。
それを100%の力でガムシャラにやろう。
そのみんなの姿が、先輩の刺激にもなるし、部をいい方向に持っていって
気付いたらそれが日本一の糧になってる。
だからやろう。目の前のことを。1つずつ確実にやろう。
わたしは今までの行動とか思いを聞いて、みんなやれる人たちだと信じてる。
長くなったけど
わたしは日本一が獲りたい
今までの平均的で中途半端な自分を変えたくてラクロス部に入った。このまま、平凡なやつのまま、爪痕も残さず引退する気はない。
今本気になれなくて、一生後悔し続けることはしたくない。
そう思ったから広報に頼んでブログを書いた。
誰か一人でもこのブログを読んで何か感じてくれれば、行動してくれれば、
そう思ってる。
2ヶ月後には開幕
もう同じことは繰り返さない。
変わらなかった変われなかった、そんな言い訳しない。
わたしはやる。
わたしの4年間を
同期の4年間を
大好きなみんなの努力を
足りなかったで終わらせたくない。
結果が全てではないかもしれないけど、賭けてきた日々が結果として現れるから
学生日本一を獲るため
やる。
だから
みんなもやろう。やり続けよう。
全力で最後まで。
学生日本一
掲げたなら掲げたなりの覚悟と自覚を持って
全員やれ
髙梨香子