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2022

皆へ

こんにちは。武蔵大学男子ラクロス部2年スタッフ、岡野朱里です。

まず初めに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部の活動にご支援いただいている保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様、MULAXを応援してくださっている皆様、大会関係者の皆様に感謝申し上げます。



さて。何から話そうか。


中央戦の負けについて?獨協戦の引き分けについて?


いや、それは部員全員が嫌というほど考え、悩んでいるところだと思うのでやめにする。

それぞれの答えを、これから行動に移していくだけだ。やろう。



なら私が、今シーズンの’22MULAXについて思うことを。想いの丈をひたすらに綴ろうと思う。

部員の皆には何が何でも読んでほしい。お願いだから、読んでくれ。






朝。寝ぼけ眼で顔を洗い、ご飯を食べ、歯を磨き、玄関のドアノブに手をかけるとき。

昼。昼食後、ぼーっと満腹感に身を委ねているとき。

夜。バイト終わり、疲れ切った体でお風呂に入っているとき。



皆は、何を考えていますか?



今日はあのグラボ、寄りきれなくて怒られたなあ

あの時のグラメ、間違えちゃったなあ



そんな反省から、



あのショット、最高だったなあ

あの時の連携、よかったなあ





今日の部活、楽しかったなあ




そう思ったことはありましたか?


私はある。


誰も見てなかったけど、自分のあの動きで練習が滞りなく進んだんじゃないか

あの時にあのタイミングでやったことを、他の人に褒めてもらえた


できた。

やれた。

自分が。


私の原動力はそこにある。自分の成長が、一番の原動力だと私は思っている。

だけど実際、自分の成長が実感できる時なんて全体のうちの5%くらい。他95%は反省や後悔、物足りなさ。


みんなには「ラクロスが好きなんだね」「熱量あるよね」、そう言われるけど、正直ラクロスへの愛は人並み程度だと思う。

英太郎さんや和氣さんを始めとする四年生には余裕で負ける。


けど、部に対する愛は人一倍あると思う。

自分を成長させてくれる場。友達と美味しいランチに行って、インスタのストーリーに上げて、満足する生活(決してディスじゃない)では味わえない悔しさ、後悔、そこからの自己成長を味わえるのはこの武蔵大学男子ラクロス部だけだと思う。こんなに褒めて、某HCがハナタカになってないか心配だが。


中央戦と獨協戦のあの結果、全員が様々な後悔を抱える中で私が言いたいのは、

私はまだ諦めていないということ。


皆が悔しさ、後悔を感じているのなら、まだまだ伸び代がある。成長できる。

絶対にこの悔しさを忘れてはいけない。必ず原動力になる。


ここからはひたすらやるだけ。

折れて、打ちのめされて、立ち上がるのに時間がかかっても、ひたすらやるだけ。

リーグ戦での勝利は、各々の自己成長の結晶だと思う。

だから、5%を目指して95%をひたすら乗り越える。


もちろん一人じゃ到底できない。

だけど私たちは「部」だから。

LINEを開けば死ぬほど部のグループがあるし、嫌でも毎日顔を合わせる仲間がいる。

あの負けは、あの引き分けは、あなただけが悔しかったわけじゃない。全員が悔しかったから。

しんどかったら話して、壁にぶつかったら話して、嬉しかったら話して、悔しかったら話そう。


今の部には会話が足りないと思う。もっと話そう。


相手が何を考えているかわかるか?

分かるわけない。話そう。

相手にムカついたとき、なんでムカついているか何も言わずに伝わるか?

伝わるわけない。話そう。


そうしてぶつかって、和解して、壊して、立て直して、’22MULAXを日本一のチームにしよう。全員で。


これだけ啖呵を切ったから、私も本音を言う。


4年生

プレイヤーもスタッフも、なんでもっと同期とコミュニケーションを取らないんですか?

4年生の同期は、4年生だけなのに、一番近い存在なのに。

喧嘩したっていいじゃん。謝ればいいだけじゃん。

何を怖がっているのか、諦めているのか。自分が何を考えているかもっと伝えた方がいいと思う。

もうリーグ戦期間に入ってしまったから?そんなのどうでもいい。まだ間に合いますよ。

かしこまったミーティングとかじゃなくたっていい、愚痴だっていい。プライドや建前なんて同期の前ではいらないから、お互いを支えてあげてほしい。

大好きな人たちだから、絶対に悔いを残して引退して欲しくない。

4年生の残したものは、良いものも悪いものも後輩に継がれていきます。

どうか、残りの時間、武蔵に全てを捧げてください。



3年生

もっと要求してほしい。直接言ってほしい。

3年生は意識が高い人たちで、理想も高い。けど理想が高すぎて悪いことはないから、段階を踏んで要求していってほしい。

私たちはついていきます。

来年のことで不安だらけではあるだろうけど、一緒に考えて、一緒に折れて、一緒に這い上がりましょう。



2年生

自分だけで完結しようとするな。もっと先輩や同期、特に後輩を巻き込め。

誰かがやってくれると思うな。誰かがやってくれているところに横槍を入れる形になっても良いから、もっと関われ。

わからないなら聞け。

現状に満足するな。この武蔵の男ラクにはまだまだ欠陥や脆い部分がある。常に疑え。

私はこの代が一番上になる時を楽しみにしてる。



1年生

あんたらは本当に手がかかる。死ぬほど手がかかる。未だに育成は暗中模索だし、何をやれば良いか、毎日毎日毎日悩んでる。

けど、ずっとあんたらのこと考えてる自信はあるから、信じてほしい。

最高のスタッフにする予定。だけどまだまだ道のりは長そう。途中で折れんなよ。

プレイヤーは、不器用なうちの同期が不器用なりに必死こいてあんたらの育成考えてる。リスペクトを持ってついていってあげてほしい。

勝って、同期のスタッフを安心させてあげて。



スタッフ

私は獨協戦でタイマーをやらせてもらった時、自分の不甲斐なさに本当に悔しくなった。

タイスケを組んで、試合の残り時間を叫んで、レストを急かす、こんなの誰にでもできる。

私はチームを勝たせることが出来るタイマー業務ができただろうか?

私が選ばれた理由に相応しいタイマーだっただろうか?

スタッフにはもっと、チームの中で自己主張して欲しいと思う。あなたにしかできない、あなただけの仕事がある。それはプレイヤーとコミュニケーションを取って励ます、でもいいし、毎回の練習で声がかれるまで復唱する、後輩に声をかけ続け育て上げる、でもいい。

全員が誰にでもできることをこなすだけでは、どこにでもあるスタッフ組織に成り下がる。

分業も重要だが、選手にとって最も重要なのはグラウンドだ。

グラウンドの質は、スタッフの質。

1年生から4年生まで、全員が見直してみよう。

私たちがいるのは、日本一を目指す武蔵大学男子ラクロス部のスタッフ組織である。

そのことに誇りとプライドを持とう。


きっと数日後に読み返したらイタい言葉が並んで猛烈に恥ずかしくなっていることだろうけど、これが今のチームへの本音です。

私は恥ずかしさを押し殺して伝えたから、今度は皆の番です。


本音を伝えることは勇気がいるし、体力も消耗するし、億劫になってしまうかもしれない。


だけどそれを乗り越えることが自己成長となり、チームの成長となる。



日本一の糧となる。




私はMULAXが日本一のチームであることを信じて疑わない。

あとは周りに知らしめてやるだけ。


皆を信じろ。


自分を信じろ。


私たちはやれる。



岡野朱里

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