まず初めに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部をご支援頂いているOB、OGの皆様、保護者の皆様、そして学校関係者の皆様、いつもありがとうございます。
今も尚続くこの大変なご時世の中活動できていることで皆様の支えの力をより実感しております。
今後とも武蔵大学男子ラクロス部をよろしくお願いいたします。
3年間読む側として先輩方の最後のブログを見てきたが、時間の流れは本当に早い。あっという間に自分が書く側になってしまった。
このあっという間の時間の中で濃い経験した。たくさんのことを経て私が感じていることを少しでも伝えることが出来たら嬉しい。
私は高校までスポーツとか勉強とか大概のことは人並みにこなしてきたと思っている。挫折はあまり経験したことがなかった。
だけど大学でラクロス部に入部してスタッフという支える側になったときに初めて挫折を経験した。
常にイレギュラーが起きるグラウンドでのスタッフ業務、2年生で資格をとってはじめた審判。
とにかく思うようにいかなくてこんなにも出来ないのかと自分の無力さを感じ、自信を失っていく日々の繰り返し。
帰り道や家で毎日ひとり反省会をしては泣いていた。
そんなことがたくさんあったが、やはり周りの存在は大きかった。
自分の気持ちに限界が来そうなときに
何かあったでしょ？
と同期から声をかけられた。昔から苦しくても自分の気持ちは表出さない私なのに。なんで気づいてくれるんだろう。涙がとまらなくなった自分の話を最後まで聞いてくれた。
忙しい時間でも時間をつくって夜遅くまで電話もしてくれた。
ダメなところは叱ってくれるし、アドバイスもたくさんもらった。
つらい時に笑わせてくれる仲間。
挫けそうな時にいつも支えてくれる仲間。
いざというときに頼りになる仲間。
私はこんなにも真剣に向き合い一人一人を見てくれる人達に出会えた。本当に恵まれている。
入部当初は日本一なんてあまり考えたこと無かったけど、
武蔵大学男子ラクロス部に出会えたからこそみんなで一緒に"日本一"をとりたいと思えるようになった。
もちろん、活動していく中でたくさん協力してくれた家族には感謝してもしきれない。
大学で部活をやっていくことを初めは心配していたけど、自分がやると決めたことをいつも全力で支えてくれた。部活の話を聞いてくれて、試合にも見に来てくれて、、
本当に周りの人達に支えられてここまでやってきた。
そしてついに私たち4年生最後のリーグ戦が始まる。
4年間、リーグ戦で勝って日本一になる為に毎日やってきた。練習でどれだけやってきても本番でいつも通りやりきることはそう簡単なことではないと思う。
緊張で固まって十分に動けないかもしれないし
何かイレギュラーが起こるかもしれない。
でも、私たちには頼もしい仲間、応援してくれる周りの人達がたくさんいる。
コロナ禍で活動していくことに理解してくれて応援し続けてくれる家族、
卒業してもラクロス部を気にかけてくれるOBOGの先輩方、
仕事で忙しくても時間を作って指導してくださるコーチの方々、
リーグ戦は掲げてきた目標を達成することも大事だけど、
やっぱり支えてきてくれた方々に感謝を伝えるための機会でもある。
言葉だけで感謝を伝えることだけじゃなくて、勝って感謝を伝えたい。
勝って最高の瞬間をみんなで分かち合うことが1番の恩返しになると私は思う。
4年間の集大成となる最後のリーグ戦。
最高の仲間と最高の景色を共有しよう。
MULAXの団結力は最強だ。底力見せつけてやろう！
丁場万穂
