春練期間。
学校がない。授業がない。
火水で2日間練習。
1日オフで、金土日で3日間練習。
1日オフで、2日間練習。
1日オフで3日間練習。
ぐるぐるぐるぐる、その繰り返し。
部活に来る。練習する。帰る。
部活。グランド。家。
ぐるぐるぐるぐる、毎日同じ。
・・・。
ってなってませんか??!!
「「「部活はルーティン化しないほうがいい!!!」」」
と最近強く思います。
もちろん、ルーティンを作るのは大切です。
何曜日に筋トレして朝は何を食べて試合の日はこの曲を聴くとか。
続けていくことで生活リズムや気持ちが安定する。緊張する時でもルーティンがあれば「いつも通り」に戻れる。
何かルーティンがあるだけで安心できますよね。
でも、部活はルーティン化しちゃいけない。
毎回の練習は「安心」や「安定」のためのものじゃない。
今日も同じ練習。
今日も同じ分業。
それ、本当に同じですか?
今日はちょっと上手くできた。
今日はちょっとダメだった。
その一喜一憂に「学生日本一」はあるのか。
一喜一憂の先に「成長」を見出せているのか。
今日はちょっとダメだった。
じゃあ何がダメだった?
点が取れなかった。
何で点が取れなかった?
ボールを持つ機会が少なかった。
何で少なかった?
オフボールの動きが悪かった。
どうしたら改善できる?
「振り返り」「反省」から「課題抽出」
そこから「改善策の思考」そして「改善策の実行」
そこまでできていますか?
もっと言えば「改善策の実行」からまたちゃんと「反省」に戻れてますか?
このサイクルを回せないと、成長スピードはガクッと落ちる。他のチームに追い越される。
他のチームに追いつけない。知らない間に突き放される。
毎回の練習をルーティン化してはいけない。
毎回目的を持って、意図を持って。
今日の自分ができなかったことは何だったのか。
逆にできたことは何だったのか。
どうしたら出来なかったことが出来るようになるのか。
どうしたら出来ることをもっともっと出来るようになるのか。
一回ちゃんと立ち止まって考えてほしい。
その方法を考えられるかどうか。
そしてちゃんと「実行」できるかどうか。
これはもちろんスタッフも同じこと!
成長や結果が見えづらいからこそ、自分自身を管理しないといけない。
スタッフの場合、そもそも毎日の「振り返り」がない人もいると思います。そしたら目標を作ってみましょう。そうすることで毎回の分業に対する考え方が変わると思います。
時間を無駄にしちゃいけないのは、たくさん成長できるのは、スタッフも同じです。
春練はもうすぐ折り返し。
しかももうリーグ戦まであと4ヶ月ほど。
その中でも練習できるのは、週5日。
約100日くらいしかもう時間がない。
その100日だって、時間にしたらすごく短い時間。
新シーズンが始まってもう3ヶ月が経ちました。
リーグ戦はもうすぐそこまで来ています。
今年でリーグ戦が最後の新4年生も。
あと2回ある新3年生も。
まだ遠い未来のように感じている新2年生も。
全員が悔いのない結果を出せるように。
"春練期間は成長期間"
春練期間でどれだけ頑張れたか、考えられたか、実際に行動に起こせたかでリーグ戦の結果は変わっていく。
それはどこの大学も同じで、どの選手も、どのスタッフも同じことです。
春練期間はみんな未発達な時期です。
この時期に完成しているものはない。
組織もチームとしての力も。もちろん技術もメンタルも。
でも、武蔵が成長している間にそれを超すスピードで成長している大学がある。
武蔵が成長する前から、既にもっと高いレベルの大学がある。
"現状に満足すると人は成長しなくなる"
成長の上限を作ってしまうのは自分自身です。
常に欲しがっていくことが必要。
自分に満足しないこと。
求め続けて欲しがり続けて努力し続けると、成長は止まらない。
それは試合でもそうで。
点差がついて自分たちのプレーに満足すると相手に足元をすくわれる。4Qが終わるまで試合の決着はつかない。当たり前だけど忘れがちなことです。
自分たちのリーグ戦が終わるまで、努力に際限はありません。
"自己満足"
練習をする時において怖いことの一つ。
"自分は"頑張ってる。
"自分は"努力してる。
でもそれ「つもり」になってないですか?
その自主練は本当に意味がある練習なのか。
本当に成長できる練習なのか。
その業務は本当に意味があることなのか。
それをすることでチームは良くなるのか。
チームは強くなるのか。
やってる「自分」頑張ってる「自分」じゃなくて
やってる「内容」その「結果」、「次の行動」に焦点を当てよう。
正解がわからないことも多くあると思います。
やってみた上で違ったこともあると思います。
だからこそ「振り返り」が大事。一回止まってでも振り返る。そうやって逐一振り返れば、その先の未来の道を自分自身で作れます。
既に自分自身の成長を感じている人もいるかもしれません。
オフシーズン前と比べてできることが増えてる人。
試合に出ることが増えてる人。
発言が増え、行動が変わってきている人。
みんな成長してきていると思います。
学年関係なく。プレーヤーもスタッフも。
プレーや発言、行動、考え方まで。
みんなのことを見ていると、みんなと話していると「頼もしい後輩がたくさんいるなぁ」「頼もしい仲間がたくさんいるなぁ」と思います。
でも、だからこそ満足しないでほしい。
4年生になったときの自分を思い浮かべて。
最高学年になった自分を。
学生日本一になっている自分を思い浮かべてください。
確かに今は4年生じゃない。
でも新3年生は早ければあと半年後には最高学年。
準備は出来ていますか?
今のままで自分たちの代を後悔ない結果で終われますか?
新2年生はそこについていけますか?
自分が最高学年になる前の段階になってることに気付いてますか?
一人一人の力がチームの力になります。
誰か一人だけ優れていても、チームとしては成り立たない。
一番大事な部分で勝ちきれない。
想像して、行動しましょう。
想定して、備えましょう。
みんなが悔いのないラクロス生活を送ってほしいから。
みんなが一番成長できる場所でなければいけないから。
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話は変わりますが、、
本日、武蔵ラクロス部創立30周年記念会&シーズン報告会が行われました!
初の取り組みである女ラクさんと合同のシーズン報告会。
たくさんの学校関係者の方、保護者様ならびにOBOGの方々が来てくださいました。
お忙しい中、足を運んでくださりありがとうございました!男子ラクロス部一同感謝申し上げます。
そして企画や当日の進行をしてくれた係のみんな、はじめての合同報告会で例年以上に大変だったと思います。みんなのおかげでとても楽しく実りある報告会になりました、本当にありがとう。
この機会に改めて全員がしてほしいこと、忘れちゃいけないこと。
それは「感謝」です。
今私たちが毎日のようにグランドで練習出来るのも活動できるのも、グランドの整備や貸し出しの協力をしてくださる学校あってのことで。
応援や出資をしてくださるOBOGの方々のおかげで、規模の小さいチームながら無事に活動を続けられていて。
何よりもご家庭でプレーヤーやスタッフを支え、応援し、声をかけてくださる保護者の方々のおかげで私たちの今があります。
忘れがちだけど、忘れちゃいけないこと。
当たり前になりがちだけど、当たり前じゃないこと。
私たちが試合できるのも、相手校あってのこと。
この間全体ラインでひろきさんが言ってたように、相手に敬意を持ち感謝することはスポーツマンとして大事な核になることだと思います。
いつもの日常に「感謝」を持ちましょう。
全員が変えれる意識。
感謝するとか、挨拶するとか。
ゴミ捨てるとか、道具を大切に使うとか。
当たり前を忘れずに、当たり前だと思わずに。
スポーツマンとして、1人の人間として。
胸を張れる人に。
長くなっちゃいました。
現状に満足せず、自己満足せず。
自分の限界を自分で作らないように。
前にも書いた気がするけど、可能性は無限大です。
入れ替え戦常連校だからこそ、私たちは伸びしろだらけです。ぐんぐん伸びていこう。
一番成長するチームになろう。
新4年りく