今年度主将を務めました鈴木英太郎です。
まず初めに、御父母の皆様、OB・OGの皆様、武蔵大学男子ラクロス部関係者の皆様、日頃より武蔵大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をくださり、ありがとうございます。
皆様のおかげで今年度も無事に活動を行うことが出来ました。
これからも変わらずのご支援、よろしくお願い致します。
ラストブログ
伝えたいことがたくさんあって
何を書けばいいか決めるのも難しかったので
最後の1年間で強く感じたことを書きたいと思います。
読んでくれる人の考えに何かを与えられたら嬉しいです。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
(武蔵の後輩は、全員見るよね?笑)
『日本一を取れるチームってどんなチームなんだろう』
この1年間そんな疑問を常に持ちながら、過ごしてた。
主将としての立ち振る舞いは?
アップの雰囲気は?
練習の雰囲気は?
どんな練習してる?
自主練、筋トレってどれくらいやる?
日本一を取れるチームにしたくて
新チーム始まってから、リーグ戦開幕まで暇さえあれば考えていた。
引退してから出た結論は
『試合出るメンバーが、日本一になるためにやるべきことは意志が統一されている』
これに尽きる。
練習中、日本一になるために仲間に求める
仲間もその求める声に応える
身体作りのために毎週筋トレする
いい練習するために練習を盛り上げる
試合に出るメンバー全員が練習から同じ意志を持つことができてれば、『日本一』が近づいて来ると思う。
武蔵は関東一部の中で最も小規模
チーム全員が試合に関わるからこそ
チーム全体の意志が統一がされている必要がある。
武蔵は1〜4年生全員の意志を統一させる必要がある。
でもこれは本当に難しいと思う。
意志の統一するために知っていて欲しい法則がある。
「2:6:2の法則」
一般的に、組織の構成比は
・上位20%(意欲的20%)
・中位60%(普通60%)
・下位20%(怠け者 20%)
こんな感じに分かれると言われる。
上位と下位の差がある程、組織はうまく回らない。
日本一が取れるチームは
①上位と下位の意欲の差が少ないチーム
②上位20%に居る人数だけで、結果を出せるチーム
この二つに当てはまるチームなのだろう。
そもそも部員の少ない武蔵は
『上位20%に居る人数だけで、結果を出せるチーム』になることはできない。
『上位と下位の意欲の差が少ないチーム』を目指すしかない。
そんな組織になるために大事なのが
『上位の人が中位の人を巻き込み、下位の人に寄り添う』ことである。
だけどこれが難しい。
チームメイトに求めるだけだと雰囲気悪くなるし
下位の人に寄り添うだけなら練習の雰囲気が緩くなるし
寄り添わないと仲間と壁ができて人間関係がどんどん壊れてく
日本一になりたくて、行動したはずなのに
日本一に向かって行動できてない環境になってしまう。
だから寄り添うより大事なのは『話すこと』だと思う。
どんなことでも良い。
部活のこと、部活外のこと、最近嬉しかったことでも。
とにかく話す。
だんだん会話に深みもでて、信頼関係が出来る。
そして周りに不信感を抱かなくなる。
あと、会話は色んな人としたほうがいい。
自分と仲のいい部員だけじゃなくて
全然話したことのない部員と話す。
「全員で話し、全員で解決できるチーム」になれば
みんなで求め合い、意志が統一されたチームになれる。
口で言うのは簡単だけど、行動にすることは難しい。
でも小さな行動でチームは変わるからチームを引っ張る人は意識してやってほしい。
後輩が伸び伸びやれる環境
OF、DF共に求め合える関係
先輩に対して後輩が意見言える環境
『日本一』という目標に全員が貪欲になれる環境
こんな環境をつくり、
武蔵大学男子ラクロス部部員全員の意志が統一され
日本一という目標に向かって頑張る
チームになってることを『23'mulax』に期待します。
頑張れ? れいじ
期待してるぞ!
とまぁこんな感じで、チームについて書きましたが
プレーヤーとして感じたことは、
これからゆっくり後輩に伝えていこうと思います。
どんなに運動神経が悪くても
自主練して、筋トレして、食事管理して、沢山ビデオ見れば
必ず良いプレーヤーになれます。
プレーで聞きたいことあったらなんでも聞いてください。
優しく丁寧に教えます。
そして、長妻さん
4年間ありがとうございました。
最後の1年間は、長妻さんの凄さを多く感じ取れました。
(バイトの帰りはいつもわきと長妻さんってすげーよなって話ばっかりしてた)
2年生の頃から沢山いい経験をさせてもらい
最後の1年間は迷惑かけてばかりでしたが
人間的に成長できた4年間でした。
ありがとうございました。
最後になりますが
大学4年間で先輩、後輩、同期、コーチ、他大学のライバル達、沢山の人が、自分に関わってくれたおかげで、最高の4年間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
鈴木英太郎