こんにちは。1年の髙橋龍です。
まず初めに日頃より武蔵大学ラクロス部に支援いただいているOB、OGの皆様、保護者の皆様、学校関係者の皆様、いつもありがとうございます。拙い文章ですが最後まで読んでいただければ幸いです。
1年生の初めての公式戦であるサマーまで1週間を切った。入部してからは4ヶ月以上経った。自主練は学年で僕が1番している自信がある。オフの日もグランドに行く。たまに輝を呼んで一緒にシュー練をしたりしている。練習では4対4で自分が中心となって攻めを組み立てることもあったり、左のランシューも先輩から1番上手いといわれた。
だが、試合ではどうだろう。
オフェンスでは全然点を取れていない。取ったのは1点だけ。それも、1年ゴーリー相手にエキでのどフリーなスタンシューだ。決めて当たり前だ。誰が出てても変わらない。ディフェンスでもそうだ。ついて行くことが出来ていない。ひかる、田和さん、はるま程の粘り強さも無く、たつろうみたいなカバーリング能力も無い。フレッシュマンカップでは唯一グラボをちょっとだけ拾うことはできた。だが、グラボを拾ったあとのパス展開などは1度しか成功していない。自分の自主練には意味がなかったのではないか。大学から始めるスポーツとは言えど、結局そいつのバックグラウンドや才能ではないのか、と考えてしまう。 他にも同じようなことを考えている1年もいるかもしれない。最近ではラクロスへのモチベーションを保つことができてない、という声も聞いたことがある。だからラクロスの楽しさを再確認できるよう、練習をどうにかして楽しく盛り上げようとした。きついフットワーク練も声を出させて盛り上げようとしていたが、勝つための動きではなかった。結果、長妻さんにLINEで1年の意識の低さを指摘された。その通りであり何も反論はなかった。1年練全体で見てもセットが遅く自分がセットを早くするよう声をかけても伝わっている気がしない。
正直最近の僕は、練習をしても結果を出せない自分、チームを動かすことが出来ない自分にうんざりし、頑張る意味がわからなくなっていた。ただ昔僕が怪我で練習参加出来ていなくて、ラクロスのモチベーションが下がっていた時にあけさんに色々相談したことがある。その時にあけさんは、高校の頃から今まで後悔ばっかだったと言っていた。僕のあけさんの印象はダッチがめちゃくちゃ上手くて、武蔵のなかでも1番上手くて、ラクロスに関しては全て上手くいってるような人だと思っていた。だからそんなあけさんから後悔しかしてないということを聞いて、結構驚いた。それから僕に後悔しないように頑張った方がいいことと、僕が1番上手くなってチームを引っ張る存在になれということを伝えてくれた。
それからは考えが変わった。いつか来る自分の引退の時にできるだけ後悔の量を減らせるように努力しよう。正直今もまだラクロス部に入ることを選んだ自分に自信を持てていなくて、複雑な気持ちでラクロスをしている。でもいつか自分がラクロスを選んだことを正解だと思った時に、自分の行動を振り返っても自信を持てるように自主練をする。
他大の1年生のインスタのラクロス垢を見てみると、毎日のように自主練しているストーリーが流れてくる。特に法政。人数多くて上手いやつがいっぱいいる大学も努力してるんだ。負けられない。モチベが下がってる時にはラストブログを見て自分を奮い立たせる。4年生全員かっこよかった。サマー前のブログでこんなネガティブな事書いてるのは合ってるのかわからないけど、これが僕のサマー前の気持ちだ。重ねて最近常々思っていることは、今の環境のことである。試合でも練習でもめちゃくちゃきつい時に近くに冷たい水があったり、朝毎回練習前にテーピングを巻いて貰ったり、家に帰ってもビデオで振り返りができたり、高校ではなかった事が当たり前のようにあるマネージャーの存在。上級生の大切なリーグ戦が近かったりするのに1年練をしっかり見てくれたり、喝を入れてくれたりしてくれるコーチ陣の存在。1年練に毎回帯同して、パスだしとか色々なアドバイスとか、車で荷物を運んでくれたりまでしてくれる育成の存在。全部が本当にありがたいです。こんなに沢山のサポートを受けていてサマー初戦では負けられない。
僕は入部ブログで言ったことがある。僕がいるうちに日本一を獲ると。日本一に比べたらサマーは通過点だ。目標はもちろんサマー優勝。初戦の相手はフレッシュマンカップで負けた日体。1点差であと少しだったし、可能性は全然あると思っている。日体だけとは言わず早稲田とかも全員倒して優勝したい。優勝してみんなが笑ってる景色がみたい。優勝して輝の嬉し涙を見てみたい。先輩達の次のリーグ戦の相手も日体である。ここで僕達が先に日体を倒すことが、先輩達の弾みになると思っている。
こいつらが後輩で良かったと思われるよう優勝してこのチームに勢いをつけようぜ。
やってやろう。
高橋龍