おひさしぶりです。
武蔵大学男子ラクロス部2年FO/MFの守山晴基です。
はじめに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部を応援してくださっている保護者の皆様、OBOGの方々、ならびに学校関係者の方々、沢山のご支援ご声援をありがとうございます。
そして、三度にはなりますが、今年度三月に岡山県で行われました全国大会(あかつき杯)に多大なるご支援、ご声援をいただいた皆様ほんとうにありがとうございました。
結果としては、決勝戦で関西代表の同志社大学に1ー2で敗れ全国2位となってしまいました。
皆様のご声援に添えない不甲斐ない結果となってしまったこと改めて申し訳なく思います。
このブログは、本来あすなろに向けてですが、あかつき杯の感想を最初に少し書かせてください。
全国大会についての感想を書こうと思って、同期のブログを全部見返しました。
マネージャーは、先輩がいない不安。プレイヤーは、不安と楽しみが混在し、全国大会があることを知らない仲間もいました。
初戦は敗れました。
相手が岡山大学でアウェイであるのと、初戦の難しさがあったとは思いますが、不安と同時に驕り高ぶっていた部分が、自分を含め全員にありました。
初戦が終わった時、正直なにも思わなかっです。自分たちの実力はこんなもん。同期が何を思っていたのかは知りませんが、少し同期にがっかりしたのだと思います。
自分個人としては初戦の入りは、良かっと思います。FOのポゼッション率も100%だし、1アシストもしました。
決め切れるところで決めきれない。
簡単なパスミスで失点をする仲間に内心、不安を覚えました。
しかし、その不安は2回戦で嘘のようになくなりました。
9ー0の圧勝。
みんなの緊張もほぐれ、旅館でもいい雰囲気で翌日に挑めたと思います。
2日目も苦戦を強いられましたがベンチ、スタッフを含め、全員が闘い決勝まで駒を進めることができました。
3日目の決勝。
めちゃくちゃ緊張しました。
朝食は生まれて初めて喉を通らず、旅館を出るまでの1時間くらいも1人でずっとソワソワしてたのを覚えています。
そんな時に、部屋のみんなが緊張をほぐしてくれました。新がTikTok見せてきて、ジンがなぜかアラームにめっちゃこだわって、ゆうだいはお土産を見に、こうえいは覚えてないや。
マネージャーもいつものように小馬鹿にしてきて、「はるきらしくない」っていじってきました。「なんやかんやいつも上手く行くから大丈夫。」
なんか、とても安心した記憶があるし、試合で勝つイメージもその時ついた気がします。
先輩から動画も送られてきました。
めちゃくちゃありがたかった。
変な緊張をしすぎなかったのはこのおかげでもあったと思います。
太郎さんと映人さんも来てくれた。ふつーに考えたらおかしい。
けど、すごく嬉しかった。太郎さんには、今までいっぱい教えてもらったから少しでも結果で恩返しできると思った。
家族も全員きてくれた。
すこし恥ずかしさもあったけど、頑張ろうと思えたし、安心できた。優勝しなきゃいけないと思った。
決勝は、観客が大勢いた。
試合の時は集中しすぎていつもはあまり声援は聞こえてこないけど、その日だけは耳に入ってきた。
始まりのFOは、マネージャーの言葉通りなんやかんや上手くいった。
しかし1Qの終わり際に裏からまくられ失点。
2Qも同じ形で失点した。
その後一点を取り返すことはできましたが優勝には一歩手が届きませんでした。
試合が終わった瞬間、何にも変え難い虚無感が襲ってきました。
試合が終わり応援席の方に挨拶をする時、自分から発した言葉は、
『全国準優勝』
悲しいとか悔しいはなかった。
申し訳なかった。
目の前に数百人を超える人が自分たちを応援してくれたのに期待に応えられない。
配信で見てくれているFO同期にも、心苦しかった。
自分の横で泣いている同期を見て、自分の弱さを痛感しました。
1日目に感じた同期への不安感は、自分への甘さでした。
大和が出れず、代役で成り行きでキャプテンのような感じにはなっていましたが、雰囲気作りは全く考えてなかったし、ある程度結果を残していた自分に満足をしていました。
そんな経験をしてから気がつけば
早2ヶ月経とうしてます。
努力はしてきました。
最近では7大戦があり、全試合FOでは1枚目、SSDMでは3枚目と出場し、他大学の4年に負けることも少なくなってきました。
公式戦にでて思うことは、やはり何が起こるか分からないということです。
相手が死に物狂いで倒しにくることは分かりきってます。
挑戦者の方が強いというのも自分が1番分かってます。
7大戦は武蔵は全部挑戦者でした。
FOに関しては4年を倒しに行くので余裕なんて一握りもありません。
この立場が逆転した時に飲み込まれるのではないかという恐怖感は今も感じています。
全国準優勝を倒せるチャンス。
関東ユースを倒せるチャンス。
そんなモチベーションある相手に勝っていかなければならない。
けど、自分には同じ経験をした仲間がいるので大丈夫です。
ここ数ヶ月の土日練習では、自主練含め、6時間くらいは毎週やってます。
それくらい熱を持って練習しています。
たくさん練習し、ヘトヘトになるけれど、それがまた楽しいです。
あんなに精神鍛えまくってる同期が挑戦者なんていう雰囲気に流されるわけ無いと思います。
全国大会の時より別人くらい全員上手くなってます。
マネージャーもずっとパソコンで業務をしているし、ずっとスクイズ持って走り回ってるし、声枯れて聞こえなくなってるし。
感謝してるし、信頼してる。
その分一緒に優勝したい。
全国大会でも感じましたが、武蔵ほど環境に恵まれている大学はないです。特に自分達の代は恵まれに恵まれまくってます。
先輩もめちゃくちゃ教えてくれたし、マネージャーもたくさん助けてくれるし、試合にだって出ることができる。
負けたくない。
同期で出れる最後の大会だからみんなで優勝したい。
一年生もたくさん入部してきた。
自分たちが関東優勝したって理由に目を輝かせて入ってくれた子もいる。
一年生にカッコつけるためにも負けられないし、ダサい先輩の姿は見せられない。
関わってくださった全ての人に感謝と成長を見せるために二年全員で戦います。
応援よろしくお願いします!
2年 守山晴基