こんにちは。
24年度武蔵大学男子ラクロス部、オペレーション・T R・会計リーダーを務めさせていただきます。新4年石川知樺と申します。
はじめに、武蔵大学男子ラクロス部にご支援・ご声援してくださっている保護者の皆様・OBOGの方々・学校関係者の方々、日頃より御礼申しあげます。
24年度も「学生日本一」を目標に部員一同頑張ってまいります。
以下拙い文章になっているかと思いますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
23シーズン最終戦後、私は寂しいという感情よりも覚悟という感情しか出てこなかった。
大好きな4年生が引退し、遂に自分の代がトップになるのだという現実がすぐ目の前にきていたからである。
今日が終われば、自分のシーズンなのだととても不安と焦りでいっぱいだった。
知り合いに大学で男子ラクロス部のマネージャーをやっていると話したことがある。
その時に知り合いに「マネージャーって男の目線を引くためにやっているんでしょ?」と言われた。
正直張り倒そうかと思った。
毎日自分のことそっちのけで、栄養管理して・資料を作って・トレーニングの管理をして怪我人を追って・会計で部活のお金を管理して大学に入って3年間が経とうとしているが部活のことを考えない時間がないくらい毎日がラクロスで頭がいっぱい。
友達と遊んでいる時もラインの通知は止まらない。
自分の栄養管理をそっちのけで、プレイヤーの栄養管理にあたる。
一度始めたことを絶対に投げ出したくないという意思が自分の根幹ある。
これはラクロス部に対してもそうだ。
一つの業務に途中で放棄せず最後までやり遂げる。
それがいくら不格好でも、いくら大変でも選手のためになるならやり遂げたいと考えている。
途中で投げ出すことは簡単だ。
行なっていた作業を止めれば良い、ただそれだけだからだ。
だけどその後自分に何が残る。
何も残らない。
そしてその後思うことは後悔がやってくるだけ。
だから途中で投げ出さない。諦めない。
いくら泥臭くても、いくら見栄えが悪くても最後までやり遂げる人間だけにしか見えない景色があるだろう。
学生日本一。
それはどんな景色なのだろうか。
全く想像がつかない。
学生一部リーグという高い位置にいる武蔵大学だが、他の大学と比べると武蔵はまだまだ発展途上である。
関東の決勝を見て、雰囲気の違いにとても驚いた。
プレイヤーの目線、マネージャーの目線、応援の声
空気から違った、圧倒された。
全てにおいて爪の先まで力を抜かないで努力してきたのだなと思った。
武蔵が今年果たしてこのラインに立てるのか。
立てると私は信じている。
一年生のフレッシュマン(コロナのためサマーはありませんでした)は法政に負けて2位。
ウィンターも早稲田に負けて2位。
2位ばっかり取ってくる同期だが、私たちならやれると信じている。
「泥臭く」
グラボ一つにしてもそうだ。最後まで泥臭く取ろうと努力することが大切である。
今の武蔵の学生にその覚悟はできているのだろうか。
いくら格好が悪くても1プレー・1練習運営に対して命懸けで臨む。
それぐらいやったっていいじゃないか。
見栄えが悪くたって、カッコ悪くたっていいじゃないか。
みんな笑顔で日本一という景色を全員で眺めようじゃないか。
ここまで男子ラクロス部の伝統をつなげてきてくださったOGOB。
長時間の練習をご指導してくださるコーチ・トレーナーの方々。
保護者の皆様。
武蔵大学男子ラクロス部に関わる全ての人の想いを背負ってリーグ戦に臨もう。
「結果に対して泥臭く」
今回私がこのブログで1番伝えたいことだ。
何故「結果に対して泥臭く」ある必要があるのだろうか。
日本一という未だ成し遂げたことがない目標に、無我夢中に模索し、全力で行動する必要があるのではないかと考えるからだ。
日本一という景色はこれまでの武蔵大学男子ラクロス部の歴史で一度も経験したことがない。
その場に辿りつくには計り知れない努力と相当な覚悟が必要だと思う。
ここまでの覚悟を持って部活に挑めるのか。これが今の武蔵の課題だ。
昨シーズンのリーグ戦で接戦まで持ち込むことはできた。しかし、負けは負け。結果にならないと意味がないことを悔しながらに思った。
結果にどれだけこだわることができるか。その結果に対してどれだけ泥臭く行動できるのか。プレイヤーだけではなくマネージャーも同じである。どれだけプレイヤーの結果にコミットできるのか。部員一人一人が結果にこだわり泥臭く行動することが今の武蔵には大事である。
カッコつける必要はない。
武蔵は武蔵らしく泥臭く日本1を取ろうじゃないか。
最後に後輩へ
学生日本一。
日本一の舞台に立てっこないと心の片隅で思っている人はいるだろうか。
4年生は日本一になりたいとがむしゃらに頑張っている。
どうかその支えになってほしい。
4年生になった時に初めて行動するのではなく今から行動しようと去年の幹部は最終戦のハドルで言っていた。
これはプレイヤーもマネージャーも同じである。
日頃の練習に覚悟を持って泥臭く挑もう。
グラボ一つの寄りであったり、ボールケアを怠らないなど
どんなに小さなことでも泥臭く行うこと。
これが今の武蔵に必要であると私は考える。
汗を垂らしながら、時には涙を流しながら部活をやる姿は本当にかっこいい。
厳しいことを言うこともあるかもしれない。
めんどくさい事を言うこともあるかもしれない。
そんな時、「泥臭く」この言葉を思い出してほしい。
当たり前のことに感謝しよう。
そして日本一という舞台に一緒にたとう。
24シーズンが私たち新4年生の集大成。
最後まで諦めない。
私たちのspiritを見せつけてやろう。
いままでの武蔵を変えよう。
最後まで泥臭く結果を掴みに行こう。
石川知樺