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2023

新幹部ブログ「志」MG 岡野朱里

こんにちは。

'24 MULAXのスタッフリーダーを務めます、新4年岡野朱里です。


まず、OBOG、保護者、関係者の皆様。また、武蔵大学男子ラクロス部を応援して頂いている全ての方々。平素より、武蔵大学男子ラクロス部をご支援頂きありがとうございます。

今年は'24 雪江組となります。昨年の奥村組に引き続き、'24 雪江組へのご支援ご声援の程どうかよろしくお願い致します。

(新しいファンの皆様へ。早稲田さんや慶應さんなど伝統のある大学さんに比べ武蔵はまだまだ発展途上。だからこそ推し甲斐がある大学だと思います!!私たちの成長過程をどうぞお楽しみに!!)


…と、ご挨拶もそこそこに。

私がスタッフリーダーになったからにはこれだけは皆に伝えたい。それを詰め込んだブログをここに抱負として書き残しておきます。

部員は必ず全員読んでください。


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私は、新歓で日本一を目指していると言った先輩たちに憧れて入部した。今まで日本一を目指したこともない、そんな経験のない自分が、日本一を目指せるんだと思った。

武蔵の今までの輝かしい実績だけを、字面だけを見て、今までの先輩方の苦労や辛さを想像することもなく「自分も日本一を目指せるかも!」と安直な考えで入部していた。

その時点で環境に甘えきっていた。


正直、当時1年生で、18年間そういう生き方しかしてこなかった自分がそんな浅薄な理由で入部するのは仕方ないと思う。多めに見てくれ。


けど、そんな甘えきった理由で入部したとしても。

どんだけキツくても、どんだけ泣きながら仕事しても、最後には絶対負けてやるものか挫けるものかとまた向き合えるのは、やっぱり悔しさと怒りがあるから。


あのファイナルのベンチに自分がいたら。

あのファイナルで嬉し泣きできたら。


今年の法政vs日体の駒沢で、何故武蔵があそこに立てないのか、あの2チームを眺めながら色々考えた末最後には納得してしまった自分に怒りが湧いたし、死ぬほど悔しくてあの場で泣くかと思った。

ただのスタッフでもこんなに未練だらけなのに、あのファイナルの舞台に立てなかった色々な大学のプレイヤー達の未練、後悔たるや。

そんな人達の悔しさを背負ってファイナルのあの舞台に立つ2チームの重責。計り知れないものだろうと思う。

今の武蔵には、それを背負う責任感もレベル感も行動力も、何もかも足りない。

…書いててまた悔しくなったわこれ。


1部で波に乗る大学のブログを読んで、自分の、周りの、武蔵の本気がどれだけしょうもなくてちっぽけなものだったか思い知らされて、他大のブログを読む度劣等感が湧き上がってくる。


「武蔵」と括ってしまっては他の人に申し訳ないが、正直「武蔵」が、だと思った。


圧倒的に足りない。


色んな人が、ブログで、「今のままではだめだ」「変わらなくては」「今できることを精一杯に」と言った。

けど結局できたのはどれほどのものか?

変わったのはどれほどのものなのか?


ゼロではない。ゼロではなかったと思う。

私はその極わずかな人達の間近にいて本当に恵まれていたと思う。

何度も自分の甘さを思い知らされたし、踏みとどまれたことも何度もあった。

それでも全く足りていないことはわかっていたが、その人達のお陰で腐りきらなかったと思う。


自分かも?と思い巡らせるのは別に構いませんが、きっとそうは思わない、自分ではない、自分ならまだまだやれただろうと考えるであろう、そんな人達です。


その人達が、ずっとずっと、見えないところで、組織の隅で波に抗い、動き続けるところを見てきた。

何故そんな逆境でももがくのか?

何故皆に合わせないのか?


全ては、勝つため。


勝つために何が必要か?

勝つために何が最善か?

勝つために自分は今何をすべきか?


その思考回路を常に持ち、能率を追い求め、時には多数の意見も切り捨てなければいけない。

多数決なんてクソ喰らえ。

勝つためにここに居るんだ。

その気概で、その一心で、その執念で。

ずっともがき続ける。


私もそうならなくてはいけないと思った。

それがリーダーだと思った。


誰からも背を向けられ、誰からも聞く耳を持たれずとも、


私が、ずっともがき続ける。


そうやって同じように足掻いてる子達をすくい上げて在るべき場所へ、存在へ、立たせてあげる。


そのために私はリーダーになった。


勝つまで諦めるな。勝つまでやれ。

勝つまで走って、勝つまで追え。


ラクロスのプレーの話なんかじゃない。

お前の、そこのお前の話をしている。


結果を出して、認めてもらうんだろう?

他でもない自分に。


今まで結果を出したことのない武蔵生が、中途半端な人生を歩んできた自分が嫌になって、日本一を目指す組織に入ったんじゃないのか?


勝利に執着しろ。

何をやっても中途半端だった自分たちに与えられたこの4年間。

大どんでん返しをしてやろうじゃないか。


今からやる。今からなにができる?

今からやらないと間に合わない。

リーグ戦なんてすぐ。

もう悔しい思いはしたくない。

ただ勝ちたい。


全員が、周りの目を気にせず勝ちに執着しろ。

日本一とかじゃなくてもいい。

まず目の前のグラボを、ショットを、業務を、執念で勝ち獲ってみせろ。

とにかく目の前の勝ちに執着しろ。

泥臭さが売りの小規模大学が、過去の栄光に縋ってお高く止まって、滑稽以外の何物でもないじゃないか。


私は、小規模大学で偏差値もそこそこかそれより下、取り柄もほとんどない武蔵が早稲田や慶應という誰でも聞いたことあるような有名大に肩を並べ1部のリーグで戦う姿がめちゃくちゃにかっこよくて、少年漫画かよって思って入部した。

その泥臭さが好きだった!!!


私たちがお高く止まってるのはキャラじゃないでしょ


ひたすら、ひたむきに、必死に、やってみようよ


私たちはここで変わるんだろう?


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行動指針を「勝利」や「日本一」に置くこと。


物事が上手くいった時、自分で自分を褒めてやるのはとても良い事。

だが、私たちが求めるのは、求められているのはそれ以上であることを忘れないで欲しい。


今の自分が、もし仮に日本一になった時。

日本一という景色を見れる、そんな場所に立った時。

自分に負けた人達に、自分を応援してくれている人達に、自分の楚となってくれた人達に、今の自分のままで顔向けできるのか?


自分は、他大の人達の血のにじむ努力や人生をかけた4年間の上に立つに相応しい行いをしてきたのか?


日本一の景色を知らずとも、それを見るのに今の自分では分不相応だとか恥ずかしいとか、そういう感情は芽生えてくるはず。




その羞恥心が、怒りが、原動力であれ。




身の程を知って恥じろ。


そして、身の程知らずであれ。


今年は無名の武蔵が大暴れする。


勝負の世界でわきまえるな。こなすな。


もがき続けろ。



私だって、残りの1年で楽しく、嬉しい瞬間が起きることを期待している。けどその時にもうひと踏ん張りできるように。


辛く悲しい瞬間も待ってるかもしれない。

そんな時はチームメイトと支え合っていけたらと思う。

ここまで散々喝を入れたけど、ここには最高のチームメイトが揃ってる。

新2年生も、新3年生も、信頼してるしやれば出来る子達だと思ってる。

新4年は言わずもながな、って感じだけどここでは恥を捨てて言っとくね。

やっと来た、もう来た、ラストイヤー。

大好きな同期だから、あんたらと日本一を目指したい。最高の景色を掴んでやりたい。

大番狂わせしてやりたい。

私の野望だ。



'24雪江組を、皆様どうか、どうか、よろしくお願い申し上げます。


'24 MULAX スタッフリーダー 岡野朱里




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(p.s.最近スタッフの後輩たちの成長を本当に頼もしく思います。以下、後輩たちに、この場を借りて言いたいこと。)

目を見張るほどの努力、成長速度。

きちんと、しっかり、努力を続けて来た子達の芽が出始めてきたように思う。妥協をしない、諦めない、ちゃんとやる。私はできるだけ君たちに目を向け、相応の評価をしてきたつもり。怖いのがデフォとか言われがちだけど、頑張っているところはちゃんと見てるよ。逆に、出来ることから目を逸らし、自分自身を見くびるような、逃げるような子がいたら叱ってもきた。

そのスタンスは変えません。だけど、ちゃんと皆のことは信頼してるし、こんな私のこんな不器用すぎる怖すぎる性格も理解してくれると思ってるので本当にありがたいと思ってる。甘えてるとも言えるけど。。

本当に信頼してるし、本当に支えられてると感じる。

いつも本当にありがとう。

だからこそアメの安売りはしない。まだまだできる子達だと思ってるから。


「辞めたい」

そう相談してくる瞬間が来ないとも限らない。けど今先に言っとくわ。

24'スタッフ12人、辞めるなんて勿体なさすぎる。こんなに頼もしい先輩、同期、後輩。しがらみの数ほど成長できる。そう簡単な話ではないと思うけど、こんなに苦しく、こんなに楽しい時間はもう一生来ないよ。あなたが今辞めたところで、部活に何が残せる?やり足りないこと、ここでしかできないこと、死ぬほどあるのに。誰かさんにも言いましたが、1回死ぬ気でやってみろ。スタッフが、このプレイヤー至上主義の男子部活にちょっとでも爪痕残してみろよ。野望を持て。皆はそれぞれ可能性を持ってる。なんでもできるよ。後悔のないように。


あやね、ゆきな。リーダーを任せて、本当に酷なことをしたと思ってる。けど絶対的な信頼もある。2年ばっか褒めてるけど、この前言ったみたいにちかと4人で「四天王」ばりに頼もしくなってる。2人と業務の話をするのが、ああでもないこうでもないって武蔵の展望を話すのが最近楽しいよ。ただ、他の人とのコミュニケーションは常に行うこと。自分のためにも、他の人のためにも、自分が何を考えているのか伝え続けてね。リーダーに求められているのはそういうところ。他人と本気で接することから逃げんな。

うちら先輩がいる間にたくさん失敗して、たくさん尻拭いしてもらって、大暴れしちゃえ。うちらのラストイヤー、頼むよ。


新2年生。自分の弱い部分に向き合える子が多い。それをどうにか直そうともがいているのも知ってる。そのキツさもわかる。本当に凄いことだよ。自分達のことを認めてあげることは忘れずにね。君たちは私が引退するまでにあと2.3回大きく成長するんじゃないかと踏んでます。まずは新1年生の育成だね。先輩風吹かせて育成しちゃってるとこ想像すると吹くけど、この1年であなた達に伝えてきたことは間違っていないという自負があるし、それを新入生にも伝えてくれると思ってる。期待してる。まだまだ楽しいことは待ってるぞ。

ただ。妥協を始めた瞬間から、これからの2年間が、人生が、どうしようもなくつまらないものになるよ。それだけは覚えといて。

長くなって申し訳ない!ここまで読んでくれてありがとうございます!


日本一で唯一無二

なってやろうじゃんか。

この12人ならできる気がするわ。

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