ゲームリポート2022.8.30 新人戦サマーステージ予選
こんばんは。先日行われましたサマーの結果報告をさせていただきます。
【1試合目】vs 玉川・横浜国立大学β
相手は一度練習試合を組んだことがあり、その時は1点差で惜しくも敗戦してしまった相手でした。
まだ勝っても負けてもないのに泣くなと思う人もいるかもしれませんが、
彼らの成長や日々の努力がこの試合にそのまま反映されているようで、泣きそうになりました。
1Q
フェイスオフ直前みんなの応援が今までで1番大きく、力強かった。私はノートをとるためプレイヤーより一歩前に立っていたが、後ろからの声援の勢いに圧倒されどことなく嬉しく思っていました。
フェイスオフ相手#32 のイリプロで武蔵OFから始まります。相手コートに攻め込む姿が今でも目に焼き付いています。
開始16秒後、先制点を決めたのは#77 柴崎。ここで完全に流れを掴んだ武蔵、#71 鑓野目が続けて2点目を決める。
1Qラスト3分半
#74 飯田の右手ショットをゴーリーセーブで武蔵ライドです。相手#61 にパスが通ってそのまま速攻を決められ、2-1で武蔵1点リード。ここで次に点差を離したいところ。
その後、混戦グラボを#77 柴崎がスクープし#78 清水にパスが通り右手ショット成功。2人の連携が上手く取れていたおかげで武蔵の勢いが増してきました。
1Qラスト1分
#44 佐藤が真裏からのまくりショット成功。スコア4-1と点差を広げます。
その後残り時間がわずかな中、#44 佐藤と#11 橋本がさらに点差を広げようとショットを打ちますが、ここで1Qが終了しました。
この4ヶ月間、ほぼ毎日彼らが真剣にラクロスと向き合い練習を重ねてきたのを1番近くで見てきました。
他校との合同練習や練習試合でいい結果が出ず悔しい思いをすることもあったと思います。
しかしその思いが彼らを強くしたのかもしれません。
2Q
フェイスオフ相手#31 掻き出したボールを相手#51 スクープし、武蔵DFから始まります。
開始30秒後、そのまま相手のパスが通り先制点を許してしまいます。ここで切り替えて、もう1点取り返したいところ。
しかし、ゴーリー#25 渡辺からリスタートしOFに繋げようとパスを出したところ、相手#38 がカットしそのまま相手#38 にショットを決められてしまいます。
約30秒前までは4-1で3点差だったのに気づいた時には4-3、1点差にまで縮められてしまいました。
2Qラスト3分
ラストタッチ相手で武蔵#6 富永からリスタートしました。ゴール真裏から、ゴール前にいる#77 柴崎にパスが通り#77 柴崎の右手ショット成功で5-3と点差を広げました。
この点差を絶対に守り抜きたい。
2Qラスト1分
武蔵のパスミス、相手#38 はエンドからのリスタートで、武蔵のゴールとはもっとも離れた位置でした。しかし、笛がなると同時に走り出し、そのまま相手#38 の右手ショット成功でスコアは5-4になりました。
同点にはさせたくない。そんな気持ちでいっぱいでした。
ここでDFコートでのグラボ#18 内堀がスクープし、OFコートにいた#77 柴崎にパスを繋げます。相手のディフェンスはセットが間に合っておらず、武蔵に攻撃のチャンスが訪れました。しかし、#11 橋本へのパス通らずそのままラインアウトしてしまい、攻守交替です。
2Qラスト十数秒
相手#61 の右手ショットがゴール内に入ったが、#11 橋本が武蔵のDF中にファールをしてしまいショットが決まる前にフラッグダウン。ノースコアとなりました。
しかし、相手にフリーシューが与えられます。ここで決められてしまえば同点。絶対に点差を守り抜きたいところ。
相手#31 のフリーシュー、枠外ラインアウトとなり最終スコア5-4で見事1試合目、武蔵の勝利となりました。
【2試合目】vs明治α
1Q
試合開始直後、武蔵のスラッシングで相手#47 のフリーシューが成功し先制点を許す形になってしまいました。
しかしその直後、相手#30 のオフサイドにより武蔵にフリーシューのチャンスがまわってきます。その役目を託されたのは#44 佐藤。見事右手ショットを成功させ、スコア1-1のイーブンとなりました。
1Qラスト5分半
相手#42 の右手ショットを#25 渡辺がセーブしたがスクープしきれずグラボ、それを相手#42 がスクープしそのまま右手ショット成功。スコア1-2ここで点差を広げたくない。
しかし相手の勢いは止まらない。
その30秒後相手#42 の左手ショット成功。
その1分後相手#50 の左手ショット成功。
武蔵のポゼッションになっても、相手のプッシュにより押し出されてしまったりとなかなか攻撃に繋げることができず、ショットの本数が少なくなってしまっていた。
1Qラスト30秒
ラストタッチ武蔵で相手#97 からリスタートでしたが、笛が鳴ると同時に走り出しそのまま右手ショット成功。
スコア1-5でむさし4点ビハインドという形で1Qが終了しました。
ハーフ
少なからず私の脳内に不安がよぎっていました。
流れがもっていかれてしまわないか
戦意を無くしてしまわないか
しかしあるプレイヤーが
「負けてる状況でも楽しもう!」
と放った一言がずっと頭から離れません。
私の不安とは裏腹に、彼らはどんなに点差が開こうと最後まで1点でも多く取るために戦っていた。
2Q
フェイスオフ相手#23 掻き出して相手#13 がスクープし、開始15秒そのまま相手#13 の右手ショット成功でスコアは1-6になりました。
2Qラスト6分半
相手の勢いは止まることなく、相手#30 の右手ショット成功。相手#34 の右手ショット成功。
あっという間に1-8で武蔵7点ビハインドになってしまいました。
2Qラスト5分
ここで武蔵のポゼッション中相手が真後ろからプッシュしてしまい、相手のファール。武蔵のフリーシューです。ここで#44 佐藤が右手ショットを成功させ、2-8になりました。
ここで流れに乗り点差を縮めていきたいところ。
しかしその30秒後、武蔵のオフサイドで攻守交替したことで相手ボールとなり、相手#47 が右手ショット成功します。
これで2-9、点差がまた元に戻ってしまった。なんとか1点でも多く取り返したい。
その焦りが出てしまったのか武蔵のスラッシングによりフラッグダウン。相手のフリーシューとなってしまいますが、相手#30 のセルフダウンでクラボを#77 柴崎スクープ、武蔵ボールとなりました。
2Qラスト2分半
#6 富永の右手ショット枠外ラインアウトとなってしまいますが、チェイスを武蔵とったことで#77 柴崎からゴール前#6 富永へのパス通って右手ショット成功しました。
しかしその直後、相手#30 の右手ショットが成功したためスコア3-10で武蔵7点ビハインドのままです。
2Qラスト1分
相手#42 の左手ショットが成功し、さらに点差が開いてしまったが、すぐにゴーリー#25 渡辺から#44 佐藤へのパスが通り、武蔵クリア成功。そのまま#44 佐藤の右手ショット成功でスコア4-11。
2Q ラスト数秒
#18 内堀のホールディングによりファール。相手にフリーシューを与えてしまいます。相手#28 の右手ショット成功でその直後、試合終了のホイッスルがなりました。
最終スコア4-12で明治αの勝利となり、武蔵は敗戦してしまいました。
しかし1Qよりも多く得点しています。
この3点はひとつの試合に対する彼らの強い意志がなければ存在しなかったと思います。
結果は点差を付けられ敗戦してしまいましたが
気持ちで負けた場面は1回もなかった。
今までで1番かっこいい姿を見せてくれました!!
サマーは終わってしまったけれど、ラクロス人生は始まったばかりです。もういいや、って諦めなければ私たちは負けてないし、強い。みんなはちゃんと強いんだから自信持たなきゃだめだよ。これからもっともっとたくさんかっこいい姿を見せてくれると信じています!!
今はまだマネージャーもプレイヤーもつらいことが多くて大変だけど最後はみんなで笑って引退しよう!!
中島綺音