こんばんは。
DFの長尾晃佑です。
最後に引退ブログとして、自分がこれまでの4年間を通して得たこと、そして胸の内をこの場を借りて書かせていただきます。
長くて稚拙な文章ではありますが、読んでいただけると幸いです。
これまでずっと応援してくださった方、ご支援をいただいた方、全ての方々に心より感謝いたします。
小さい頃からの目標は達成できませんでしたが、充実したスポーツ人生を送ることができました。ありがとうございます。
"引退"
それはいつも突然のこと。
高校の時も、大学も準備ができていなかった。
「また明日」
当たり前のように使っていた言葉。
当たり前のようにラクロスをしてくだらないことを話す生活が、日常がなくなり、心の中に大きな穴が空いたように私の心は満たされていない。
でもそんな日常はもう帰ってくることはない。
あの日、あの時の練習や試合が楽しくて特別な時間を過ごしていたんだと少しずつではあるが実感してくるのかなって思ってます、、
これまでを振り返ると、、
・1番嬉しかった試合
2020.09.26 vs立教
相手の考えることの先まで見据え、戦略的に完封でき、勝利に値すべき勝ち方で3年目にしてやっと勝ったって心から思えた試合だった
・1番悔しかった試合
2019.08.25 vs東大
2年連続逆転負けを喫してしまい、組織としての格の違いを感じさせられ自分の無力さを痛感させられる試合だった
こうして結果を見てみると
2年時からのリーグ戦で掴んだ勝利数
"わずか3勝"
個人としてのTO誘発数は年々向上していたものの組織としては未完成状態
個人の出来高と比較すると毎年1回しか勝てない状況が非常に苦しく、もどかしかった
2年時からスタメンとしてリーグ戦に出場させてもらい、私は何をチームに後輩に還元することができたか
ラクロスのプレーで引っ張る姿や戦術面を教えることはできたかもしれない
しかし4年間を通して、
"周りを巻き込み組織を前に導くこと"
"周りがついて行きたいと思うような影響力を持つこと"
この2点は達成することができなかった
なぜなら、
"努力量、行動力、人を信頼する力"
この3点が私には欠如していたからだ
この3点を持ち合わせているじゅんき、げんきの存在は私の中で非常に大きかった
彼らの存在が私をここまで成長させてくれたと言っても過言ではない
じゅんきは、毎日疲れ果てるまで練習して筋トレ、ショット練、アジリティ、GB練、パス練とやってる姿を見てた。
その甲斐もあって、リーグ戦では毎年1回のチャンスをものにしてる。得点をした時は流石やなって思うところがありました。
※ちなみに両方ショット姿ヤバいけどね笑
ゲンキは、2年からずっと一緒にプレーしてきて成長ぶりは身近で感じていた。ゲンキには負けたくないって勝手にライバル意識もありました。
3年のある試合の後に
"晃佑は成長してないし、努力量が足りてない"
とシンプルに言われたこと今でも忘れません!
しばらくはその現実に受け止めきれず、モヤモヤしていました笑
その発言も、本気で日本一を目指しているからこそ言ってくれたものだと思うし、ぶつかり合ってこそ見えてくるその先の世界もあった
これから先こうやって本気で本音で言い合える仲間はこの先現れるのだろうか、、、
将来が不安です笑
※余談だけど2年時にも1度神澤くんに練習中に怒られたことがありました笑
今となってはどちらもいい記憶となっています
同期の中でもこうして互いを高め合える存在として関係を構築できたことが本当によかった
ありがとう
また、この部活に入部して様々な人と関係を持つ中で異なった価値観や考え方に触れる機会が多くあり、変化もあった。
これまでは意見を合わせ周囲に同調して甘えていた、いわゆる優しく協調性の塊だったと思う
DFユニット、同期、先輩後輩と会話をする中で
"考えや感情を言語化し相手に伝えること"
この力はこの組織に在籍する中で、人間的な部分で成長した点であると言っても良い。
本音でぶつかりあえる仲間の存在や人間的な部分での考え方や多様な価値観を知れたこと。
書かせていただいたのはごく僅かな話になるが、このようなことを得ただけでもラクロスをするという決断をしたことに悔いはない。
最後の学生生活、この場所、この時間、この組織に投資する価値はあったと胸を張って言える。
みんなに大切にして欲しいと思うこと
"結果は過程が全て"
いつしかのマネージャーのブログでこんなことが書かれていたけど本当にその通りだと思う
どれだけ自分たちのことを客観的に見ることができ、ストロングポイントを最大化しウィークポイントをチーム全員で協力し最小化できるか
何点差のリード、ビハインドの状況下を想定してどれだけ練習に取り組めるか
毎日の積み重ねが結果として現れる
試合の中でも失点の原因や改善点を理解しているものの、それを実行に移す力がなかったらそれは価値がないのと一緒
自信がないならそれをつけるために練習する
全ての考動に対して主体的に取り組む
当たり前の基準値を自分たちで上げ、常に高い意識を持って本番でも勝てる常勝軍団になってほしいと心から願っています。
最後になりますがサッカー生活12年間、ラクロス人生4年間、私という1人の人間に関わってくださった方々本当にありがとうございました。
辛いこともありましたが、楽しく本気で夢を見ることができた青春になりました。
こんな日常が私にとっての財産です。
また新たな目標に向け日々精進します。
お世話になりました。
#寝坊という恐怖のある生活
#移動時間4時間の鬼生活
#ヘルメットおじさんの生活の終わり
#ロング電車で手すりの代わりにされる生活の終わり
#年末の帰省の時にすすきのにロング持っていく生活の終わり
#充実した生活の終わり
4年長尾晃佑