この自粛期間。
普段の生活から、部活、バイトがなくなり、友人と遊びに行けなくなり、趣味の時間がなくなり、自分にはたくさんの『自由時間』ができました。
みなさんはそんな『自由時間』なにをすることが増えましたか?
私は''考える''ということが増えました。
こんな時間がなくても常に考えているって人もたくさんいます。そんなこともしてなかったのって思う人もいるかもしれません。
私も常に考えて自分の行動や、するべきことを考えていました。
でもそれは考えていたつもりになっていた。いざなにもない『自由時間』ができたおかげで、物事一つ一つを時間をかけて考えることができました。
自分の将来。生活。友人としたいこと。
幅は広くそして深く考えました。
一番考えたのは、やはり部活のことでした。
今、自分はなにができるんだろう。この期間に成長できるのだろうか。なにをするべきなのか。
先の見えない未来に何の価値を見出せるのか。目標は立てられるのか。
でも、最初1人で考えてもなにも答えは出てきませんでした。
そんなとき、なんでも助けてくれていつも先陣をきって引っ張ってくれる頼りになる先輩。
たくさん話して、一緒に考えて、指摘し合って、お互い納得して、支えてくれる同期。
気付いたらいつの間にかしっかり者の集団になっていて、ちゃんと意見を言ってくれる後輩。
がいてくれたから、私は今なにをするべきなのか分かることができました。
今、先の見えない未来に苦しみ、目標が立てられず、頑張り切れない人もたくさんいると思います。私もその1人です。
ですが、
武蔵だからこそ。ファミリーだからこそ。
ラクロスという競技に関わっているからこそ。
そして、こんな関係を築ける部活だからこそ、私は助けられています。
目標が見つけられないのなら、仲間と考えればいい。何すればわからないなら、まず同期と話してみる。
自分1人で何かを考えようとするのではなく、ラクロスはチーム競技だから。なんでも支え合える部活だから。
今できることをやる。
じゃあ今できることってなにってなったときに、チームで仲間と一緒に考えよう。
そういう風に考えられるようになりました。
だからこそ、この武蔵大学男子ラクロス部に感謝しています。
練習ができなくても、みんなに会えなくても、支えてくれる部活に感謝したいと思います。
また、みんなで部活できる日まで、一緒に乗り越えましょう。
現在、新型コロナウイルスの影響で、自粛を余儀なくされている方々や、大変な苦労をされている方々。こんな状況だからこそ、全員チームで、全員ファミリーで、共にこの困難を乗り越えていきたいと思っております。
この困難をみなさんと乗り越えた先に、共にラクロスを楽しむ時間が過ごせたらいいと思います。
今後とも武蔵大学男子ラクロス部を宜しくお願い致します。
千葉梨里