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2020

4/20 石渡さんと中村さんによる2年対象のキャリアプログラムについて


皆さん元気でお過ごしですか?


新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月7日に緊急事態宣言が出されてから2週間が経過しました。

徹底した外出自粛への協力が呼びかけられている中、家に篭もる毎日にストレスを感じている人も少なくないと思います。



しかし、学校もバイトもないこの日々だからこそ、自分の好きなことを好きなだけやったり、今まで余裕が無くてできなかったことにチャレンジしてみたり、

人生をいくらでもプラスに変えることができる良い機会だと思います。



私を含めた2年生8人は昨日、zoomを使って、総監督の石渡さんと専属キャリアコンサルタントの中村亘さんによるキャリアプログラムに参加させていただきました。


今年で大学2年になった私たちにとって、「キャリア」とは中々自分から踏み込んで相談しずらい、繊細なフィールドであったこともあり、とても貴重な体験になりました。

同期が将来についてどう考えているか、ヴィジョンははっきりしているのか、沢山のことを学んだ話し合いでした。


キャリアとか内容重そうやん、、と思う人がいるかもしれません!


私もその1人でした。


しかし、「好きに飲食していいし、リラックスして、リアクションとか大きくしてね」という石渡さんと中村の話があり、ワイワイ楽しいアットホームな雰囲気の中で話し合いが進められました。




時間を割いて、親身に話し合ってくださったことに感謝してます。

ありがとうございました。



このブログでは、このキャリアプログラムでどのような内容について話したか、紹介させていただきます。


まずは、部活、学業、その他の3つの分野でこの一年を振り返ることです。良かった点、悪かった点、これを踏まえて今後どうしていきたいか。


5分間で書けるだけ書き、次の2分でペアとシェア、最後に数人が全員の前で発表するという機会が設けられました。



「他人から良い評価をされた1年だったが、自分的にはあまり成長できなかったと思う」



「みんなを巻き込みたかったけど、うまく実現できなかったから、今後はそれを実現したい」



同期の振り返りは想像よりはるかに熱いものでした。

プレイヤーのストイックさに衝撃を受け、自分の書いた「一眼レフで上手く写真を撮れるようになった」という振り返りを書き直したいと思うほどでした。笑


「巻き込みたかったけど、思うように巻き込めなかった。」こうしたかったけどできなかった、という目標を掲げた上でのアクションは成長において大切な過程であるそうです。




「デュアルキャリア」という言葉があります。これは今の男子ラクロス部に所属している部員のように、勉強と部活の両方をメインとしてどちらも並行に取り組む働き方のことです。


同時に2つ、または複数走らせることは、限られた時間の中での練習という意識ができたり、身に付けたもので何かにトライするきっかけが生まれたり、全体のモチベーション向上に繋がります。



デュアルキャリアを踏まえて、次に私たちは将来のビジョンについて話し合いました。


30歳の時、卒業する時、までに自分はどういう人間でありたいか、というテーマでした。


一年の振り返りと違って、自分が経験したことを書けない分、かなり自由で書きづらいテーマでした。


このテーマでも、自分で考える時間が5分設けられ、次の2分でペアとシェア、最後に数名が発表という形でした。



私の中では、30歳の時も、卒業する時もさほど求めている自己像は変わらず、「悔いのないように何事にもチャレンジする人」というものでした。キャリアについては、卒業までに将来の夢を見つけて、30歳までに安定した収入を得たいというものでした。


中村さんによると、このテーマは書ける人と書けない人に分かれるということです。参加した同期8人全員が何かしら書いていたことに中村さんは少し驚いていました。


他の同期はというと、人間的成長をしたい、周りを動かす力を身につけたい、刺激を受けれる状態や環境にいたい、などでした。



全体で意見交換をして、お互いに強い刺激を受け、自分も将来についてしっかり考えなければ、とかき立てられた人が多かったように思います。


そして、最後の話し合いテーマに移りました。



テーマは「なりたい自分に近づくために」です。なぜラクロスをするのか、なぜ学業をやるのか、その意義について深掘りしました。


部活で身につけたいこと、学生生活で身につけたいこと、、


プレイヤーが書いたことをここでシェアすると、部活では、「育成能力やリーダーシップ」といういかにも2年生らしいもの、


学生生活では、「経営者になるために会社の作り方を学びたい、夢のためにコミュニケーション能力を磨きたい」というキャリアに直結するものでした。


目的がしっかり決まっている同期の話を聞いた後に、明確にこうなりたいと決まってない自分を見ると、この先がすごく不安に感じました。


昔から何をするにも目標や夢は特になく、検定を受ける時も、コンテストに出場する時も、「合格!入賞!」というよりかは、「良い経験になればいいや」という考えを持ってました。


もうすぐ20歳になることもあって、自分もそろそろしっかりやりたいことを見つけなければ、と焦りを覚えました。



自分はなにを求めているのだろう


身に付けたいことはなんだろう



未だにはっきりした答えは見つけられずにいます。



ラクロスを通じて得られるものは、大きく3つあります。


1. 意欲的な人生

2. 生涯付き合える仲間

3. 社会人基礎力



ラクロスは大学スポーツで、かつ学生主体でもあるため、はっきりとした答えがなく、どこに目標をセットするかは自分たち次第です。


変わり続ける世の中で、自分たちで仮説を立てて、成功と失敗を経験することに価値があり、それがラクロスで得られる1つの要素だ、と石渡さんがお話しになってました。



しかし、部活に入るとほぼ全員に共通してあるのが、モチベーションの波だと思います。


モチベーションは、


1.自律性、、自分の価値観や興味に基づいた行動

2.有能感、、自分ができるという自信

3.関係性、、大切にされている、他者とつながっているという実態


の3つの要素から成り立っていると研究で証明されています。


確かにどれも欠かせない要素ですよね、、



私は、モチベーションを高く保つためには、その中でも関係性が1番重要だと考えます。しかし気をつけなければならないのが、関係性は、人との仲が関わっている分、とても繊細で難しい要素だということです。

例えば、2学年で関係が悪くなるとすれば、それは全員のモチベーション要素を欠けさせることに繋がり、結果として全員のモチベーションが下がってしまいます。



FAMILYというスローガンは、部員全員の関係性を良くするといった意味でも、良いスローガンなんだなと思いました。





色々考えさせられたキャリアプログラムですが、私が得た一番大きなことは、周りからの刺激なような気がします。


同期との距離が近いからこそ、自分と違う考えを持っていることを知るとすごく刺激になり、自分を見つめ直さなければならないなと思えました。


チームとして同期として、お互いを高め合っていける仲を作って、全員で最高の4年間を過ごしたいです。



・一年を振り返る

・30歳の時、卒業の時の自分はどうありたいか

・なぜラクロス、学業をやるのか



2年生にかかわらず、全学年共通して自分と向き合う良い機会ができるとおもうので、良かったら考えてみてください。


以上キャリアプログラムについてでした。


石渡さんと中村さん、貴重な体験をありがとうございました。

長くて分かりずらい文だったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。




新2年 MG

林  ちはる


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