2019.11.16 ‘19mulaxが終わり、
2019.11.23 ‘20mulaxが始まった。
主将は久保谷さん。ATのリーダーで頼れる点取屋って感じの人。明るくて後輩マネージャーの私にもいつも話しかけてくれる。
副将は中塚さんと神澤さん。
中塚さん(兄やん)はとにかく熱い人で筋が通ってるむきむきスポーツマン。
神澤さんはちょっとチャラいけどラクロス一筋、実は真面目なMFのエース。
スタッフリーダーは咲さん。優しくて選手思いで空気が読める。選手に信頼されるスタッフ、わたしの憧れでもある。
こんな頼れる幹部達中心に’20mulaxは始動した。
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最近よく言われることといえば、
“2年生って本当に仲がいいよね”だ。
多分いい意味でも悪い意味でも、そうで。
いい意味でいえば、同期がいるから頑張れるって人が多い。同期がモチベーションってやつ。あとは誰とでも仲が良い。
私なんか特にそうで、前回、あまりにも滅入っている時期にすごく悲観的なブログを書いた。
その時も声をかけてくれる同期がいて、
”リーグ戦に出る俺らの活躍をモチベにして頑張ればいいじゃん、あんまり考えすぎるなよ”って。
私は本当にそれだけをモチベにリーグ戦を戦った。救われた、ありがとう。
4年生の事は大好きだったし、日本一をみたいとも思っていた。
でもそこに自分が追いつけなくて常に葛藤していた。苦しかった。
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今年はそんな思いしたくない。
遂に武蔵大学男子ラクロス部の目標である”学生王者”を達成する年がきた。
私自身驚くほどワクワクしている。
全学 早稲田vs東北を見て、
ここに並んでいるのが私達だったら
と思いを馳せた。
私の先輩達も4年間努力してきて
原田組も、加藤組も、久保谷組も
日本一を目標にしてきた。
全員の努力が報われるのはここしかないって思った。もっといえばここに来なければ報われない。
どの代の先輩も尊敬しているし、強かった。
でもFinal4も日本一も達成していない。
だけど久保谷組はやります。
まだ根拠のない自信だと思うから、それを絶対的な自信に変えたい。選手もスタッフも、プレーするしないも、一緒に戦う。
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今年のスタッフは
目標”日本一のスタッフ組織を作る”
スローガン”当たり前を疑え”
を掲げた。
この目標は私たちが勝因になる、という強い思いをもって受け継がれてきた。
スローガンは常に高みを目指して今いる場所に満足しないでより良い組織を作るという意図がある。
幸運にも、
新4年生スタッフは芯が通っているし発言力がある。常にチームのことを考えて行動している。全員にリーダーシップがある先輩。
新2年生スタッフは私たちが育成したとは思えないくらい良い子達で、仕事が早く、できる。モチベーションが高くmulax愛溢れる頼れる後輩。
私たちはどうだろう、この2つの代に挟まれるべくして挟まれたって感じの代。
良くも悪くも色んな人の意見を聞ける、すぐに行動できる。
悪く言ってしまえば、自分の意見を言うのが苦手で流されやすい。だけどそこを強みにしたい。
咲さん達が、久保谷さん達が頼れる後輩になりたい。
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でも私は本当に自信がない。
4年生が引退した11月16日東海大との入れ替え戦の日。私は試合のビデオを撮っていた。
試合終了の笛が鳴った時、
嬉しいというよりかは”安心”した。来年も一部で戦える。
でもこれではレベルが低い。これに満足しているからこれより上に行けないんだと気づかされた。前主将修人さんが言っていた。
“武蔵がいるのはここではない。ここに満足しないでほしい。もっと上に行ける。”
安心していたから驚いた。
雪乃さんが泣きながら応援席に帰ってきた時
恵菜さんに”萌なら大丈夫”って言われた時
びっくりするくらい涙がでたこと。
私は4年生がいなくなることが怖かったんだと思う。だから葛藤していたんだと思う。
頼りすぎていた、確実に。
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4年生が引退してからもうすぐ1ヶ月が経つ。
いろんな上級生のブログを読んで、身が引き締まる思いになる。
特に、”結果が全て、結果は過程が全て”という言葉は本当にそうだなと思う。
あんなに努力していた修人さんの代でも結果は関東一部リーグ6位だった。
近くで見ていたからこそ、不甲斐なさとかそんなことばかり感じていたけど
やはり勝たなければ報われないのだ。
さきほど言ったように”学生王者”にならなければ私たちの目標は達成できない。
今までの先輩達の思いも背負って、
一緒に立ちたい、日本一の舞台に。
TRとしてサポートしてきた同期が活躍して、どうしようもなく嬉しくなる瞬間とか。
死にそうなくらい暑い中、一緒に一年練を乗り越えた後輩が点決めて喜んでる姿とか。
私にラクロスのかっこよさと感動を教えてくれた先輩が嬉し泣きしちゃうところとか。
まだまだたくさん味わいたい。
これは私たちスタッフにしか経験のできない最高の瞬間だ。頑張っている人を1番近くで支えることができる。
私たちスタッフが選手を支えることで、少しでもチームの勝因に繋がるように努める。
入れ替え戦で泣くのはもう終わりにする。
次は武蔵が日本一になる番だ。
新3年MG,TR 濱川萌