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2024

Last Blog G 井上悠理

こんにちは。


経済学部経済学科

24‘MULAX副将のG井上悠理です。


まず初めに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部を支援していただいている保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。


皆様の厚いご支援に対し、自分たちは結果という形で返したいと思います。リーグ戦も変わらぬご声援のほどよろしくお願いします。



リーグ戦前のラストブログ。正直、何を書いても正解な気がしない。

だから、素直に自分の思ったことを書きます。


「チームを勝たせることの難しさ。」

ブログを書くにあたり、最初に思ったことはこれである。


4月14日に、人生でいちばん大きな怪我をした。4年になって、ほぼずっと外からみんなのプレーを見ていた。瑞貴と、いいな見ているとラクロスやりたくなるよなと言う会話を何回もした。でも、同時にいざまたやったらやったで絶対楽しいわけないとも思っていた。


でも、実際違った。正直今が1番楽しい。反応は遅れるし、膝は耐えられず怪我前のプレーに戻ってはいない。それでも、めちゃくちゃ楽しい。ただ楽しんでやるだけじゃ絶対に勝てない。だけど、楽しいと言う気持ち、マインドを持ってリーグ戦に臨めたらどんなにいい雰囲気だろうか。


今、みんなはラクロスを楽しんでいますか?

俺は自信を持って言える。楽しい。本気で。

楽しもうとしているのではなく、心から思う。

痛みながらもやりたい!って思う。



もちろん、ラクロスやっていてずっと楽しいわけではない。

止められないときはつらいし、試合で決められたときはバカみたいに萎える。



反応が遅いから止められないのか?

反応が遅いから体に当たるだけなのか?

そもそも、どこが悪いのか?


この4年間、常に自分自身を振り返り研究してきた。1年のころから。

みんなもそうだと思う。なぜやられたのか、なぜうまくいったのか、なぜ失敗したのか。



そこで、もう怖いから逃げる。じゃなくちゃんと向き合うことが大事。

今逃げようとしているやつ、マジで向き合え。

下級生でもそれが4年でも関係ない。

絶対向き合うべき。技術は絶対伸びるし、部に対しての思い入れが変わる。

やればやるだけ、勝ちたい、日本一をとりたいという思いが強くなる。

何のためとかじゃなく。自分自身が日本一という景色を見るために。



俺自身人生の中で、間違いなく一番努力した4年間だったと思う。

朝がきついとか、お金がないとかそんな次元のきついじゃなく

終わった時体が一ミリも動かない。動かしたくなくなるまで追い込むフィジカル練。

ほぼ毎日、練習だけはした。親指折れていても、足に被弾していても、練習に入ってショット受けてメディシン持って跳んだ。


試合で失点しないように。止めなければならないショットを止められるように。

自分の中で、いつからか試合に通用するレベルを求めてしまっていた。

ゴーリーとして、ただ耐える。

チームが勝つようにではなく、自分が失点しないように練習していたと思う。

目標を見失っていた。見誤っていた。

せっかく周りの人間がいるのに、独りよがりで自分個人としての成長のみ考えている。


今考えると何のための練習だったのか。



昨シーズン長妻さんに、チームとして覚悟が甘いとき

日本一を目指すなんて言うな。失礼すぎる。目標変えろといわれた。



正直、目指すのは勝手だろと思った。けど、そういうことじゃない。


日本一を真剣に目指している人に対して、鬼低い努力量のやつらが同じ土俵に居ますと言うことが失礼。


目標は日本一。そこから逆算するべき。

全員がマジになって目指してやっと日本一を目指す土俵に立てる。

自分一人で、誰か一人でとれるものじゃない。

チーム全員、今目標見失っているやつ。思い出せ。

なんとなく上手くなるとかじゃない。世代別ナンバーワンでもない。


俺らは日本一を目指している。一番。



口で、目指していますというのは簡単。

でも実際に僕は本気で日本一を目指しています。「練習も行動量も自信があります。」ってやつはどのくらいいる?


メンタルが落ちたとき、上手くいかなかったとき、課題がしばらく同じの時は、本当にしんどい。

悩んで、考えて、動画見て、そのあとの行動に練習を持ってくるやつはどれだけいる?

逃げずに、向き合って練習してきたやつはどれくらいいる?


俺は上級生になって、練習だけはやってきた自信がある。

たくさんのフォームを試して、試行錯誤した。自分の弱点を克服するために。

テニスボールなんて、4年間で何千球打って何千球止めたかわからない。2年の時下手でラケットにボールを当てるのが精いっぱいだったのが、今はラクロス界で1番上手い自信がある。それぐらいやった。


クリアも組織も1から勉強して、動画は何度も見た。DF反省の動画は全部見ている。

DFの中で、一番知識を伸ばした自信がある。元が低かったからと言われればそれまでではあるが、それでもとにかく成長した。



正直言って、いくらやっても足りている気はしない。



そして別にこれだけ努力したんだ俺すごいでしょって言いたいわけでもない。



その行動量、練習量、熱量から来る

確固たる「自信」が大切ということをみんなに伝えたい。


その自信を持てて初めて、日本一を目指していると宣言できる。


戦う前に不安なことがあるやつ。その時点で何かが不足している。

みんなの中で、不安な人はいないか?

それが技術なのか、何かの理解なのか、状態なのか、それは人それぞれだが

全部やってきた自信がないことによる不安だと思う。


どんだけちっちゃくても変でも、自信を持っていい。

周りからの意見を聞く耳を持った状態で

自分自身に自信があれば

それは武器になる。


1on1、グラボ、ショット、セーブ、ランクリ、FO、反射神経、スピード、フィジカル。

これ以外でもなんでもいい。

どうか、戦う前に自信をもってほしい。

リーグ戦は、自信がないやつはのまれて終わるだけだから。


これはリーグ戦に絡む人間なら全員分かるともう。

普段できることができない、空回りが起きる。

想定外のことが本当に起きる。


そんな時、自分のマインドは自分でコントロールするしかない。

そうなったとき、絶対自信がないと戦えない。


下級生みんな。

ラクロス楽しくないやつもいると思う。逆に楽しいやつもいるはず。全員一緒なことはない。でも「やるしかない」。楽しいかとか関係なく。

「やるしかない」って根性論みたいだけど、マジでその通り。

ラクロスはやればやる分だけ本当にうまくなる。現状から目を背けず、ひたむきに繰り返し努力しよう。練習。武蔵は「やるしかない」

やるしかない中で、努力して真剣にラクロス人取り組めば、今の一年生はマジでサマー優勝できると思う。サマー優勝で終わるのではなく、一緒にリーグ戦を戦おう。


学生最後のリーグ戦

早稲田、慶應、明治、日体、青山。どの大学相手でも、やる前から楽しみでしかない。自分のプレーが通用するかだけでなく、チームとして勝つビジョンしか見えないから。


今の同期で、悔いを残さないようにとかじゃなく思いっきり戦って勝ちたい!

今年こそ、自分がチームを勝たせるゴーリーになる。絶対。



そしてブログを書いていて、やっぱりたくさんの人に感謝しながら最後のリーグ戦に臨むべきだなと思いました。


まず長妻さん、佑朔さん、和氣さん。コーチの3人にはこの3年間むちゃくちゃお世話になりました。選手としても、一個人としてもほんとありとあらゆることを教えていただいたと思います。

特に和氣さんは、ポジションの先輩としてとコーチとしての2つの役割で自分はお世話になりました。4年間ゴーリーグル一緒にいて、プレースタイルは全く違かったけど学ぶものはめちゃくちゃ多かったです。メディシンがきついとき、和氣さんの4年の時の姿を思い出して、気持ちで乗り越えることが多かったです。今の自分がいるのは和氣さんのおかげです。今年は絶対和氣さん超えます。



また、同期のみんなにも感謝しかない。まだ確固たる結果は出せてない代だけど、それでも上手さも横の繋がりも本気で強い代だと思う。1人しかいないゴーリーだからこそ、みんなに助けられてきた部分が大きい。最高の代で、最高の結果を掴もう。


リーグ戦では、みんなからの当たり前のセーブ基準、引きあげてみせます。



そしてりょうま。君の人となりを理解するのに丸2年かかった。

最近ウザがられるぐらい絡んでいるけど、もっと絡みに行くわ。

少ないけど、自分の持っている知識をすべて教え込みたいと思う。


「今年、期待しているからね」



最後に両親。

ありきたりだけど、本当にお世話になりました。自分の選択を応援してくれて嬉しかったし、毎日洗濯1回多く回させてすみません。

日本一という結果で、恩返しします。


感謝を書きながら改めて、結果を出したいと強く思った。

一昨年、去年と目標は一緒。


でもその目標の中でも少しだけ違う。


残さなければではなく、出したい。


使命感、責任感からではなく


純粋に、自信をもって「日本一をとりたい」。



7月14日、学生最後のリーグ戦が始まる。

何かの縁なのか、相手は早稲田で会場は朝霞。


一番因縁のある相手と、一番過ごした場所での開幕戦。




24MULAX全員で、自信もって勝ちに行こう。


やってやろうぜ。





24MULAX 副主将G井上悠理


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