こんにちは。
武蔵大学男子ラクロス部 石川知樺です。
まず初めに、日頃より武蔵大学男子ラクロス部をご支援頂いているOB、OGの皆様、保護者の皆様、そして学校関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご支援、ご声援のほど宜しくお願い致します。
また、リーグ戦を実施するにあたってご尽力いただいたラクロス関係者の皆様にも感謝申し上げます。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
ついにラストブログを書く時がやってきたのかとパソコンを前にしみじみと感じている。何を書こう。たくさんの思い出が蘇ってくる。
引退。正直全く想像ができない。雨の降っている部活をあと何回経験するのだろうか。猛暑の中真っ黒こげになりながら行う部活はあと何回なのだろうか。正直全く想像ができていない。けど週に5回朝霞グラウンドに通う日々はいつか終わってしまう。
私はこの組織に何を残せているのだろうか。
4年になってから思うことが多くなった。マネージャーリーダー。果たして自分はその責務を果たせているのか。わからないことが多くなった。
分業でもそうだ。トレーナー、本当に選手に寄り添えているのか。リーダーとして後輩の指導ができているのか。
審判、選手の目線に立ってジャッジができているのか。
何もかもわからなくなった。隣になっているあかりはどんどん前に進んでいくなか、私だけずっと止まっているのではないかと思った。何も還元できていない。私は私のできることを全うできているのかと自分を疑った。4年は落ちて落ちまくった時期だったと思う。でもその分這い上がってきたつもりだ。今のままでは足りないと自分に言い聞かせてグラウンド業務一つ一つに力を入れてきた。後輩への対応も相手の気持ちを考えながら対応をするように意識をした。
分業も自分のできることを最大限に行うようにした。これを読んでいる人は何甘えたこと言ってんだよと思うかもしれない。当たり前のことを着実にこなすことができる人が1番強い。当たり前のことをこなすということは、意外と難しいことだと思う。
グラウンド運営一つだってそうだ。
ボールケア一つ・復唱一つ・水出し一つを当たり前のことのようにできることが大事だと私は思っている。
でも日本一を目指すにはそれだけでは足りない。水だし一つに対しても選手が何を飲むのかを考えて手渡しをする。氷がなくなっていたら随時入れてく。選手がどうしたら練習をしやすくなるのかを考えていかなくてはいけない。
正直正解なんてわからない。私も100%全部できているわけではない。自分を過信しすぎるな。これはこの4年間で学んだことの一つだ。自分ができていると思うな。まだ足りていない。まだ日本一のレベルに行っていない。と思いながら日々の練習に取り組んでいく。
結果が全て。こんな言葉がある。果たしてそれは正しいのだろうか。
悔しいけど世の中はそうやってできている。何をするのにもそうだ。結果が1番。努力してきた過程は評価されない。
だからといって努力を怠るのか。
それは絶対に違う。
努力があるから結果が伴う。努力をしなければそれ相応の結果が伴う。
果たして今の武蔵には日本一の努力ができているのだろうか。一つ一つ考えてほしい。7 七大戦、惜しくも武蔵は3位という結果だった。正直3位で良かったと思う。もしあの時優勝していたら、この結果に満足してしまう時期が絶対にやってくるからだ。
どれだけもがいてもがいて日本一を撮りにいくのか。
これが今の武蔵に必要な努力だ。
不恰好でもいい。泥臭くてもいい。日本一を獲りに行く意思を持って、1日1日を努力してく。たったこれだけ。
でもこれが1番重要なことである。努力、一言で片付けてはいけないこと大変で辛いことだ。その努力に立ち向かう覚悟はできているか。自問自答してほしい。それが日本一への第一歩だと思うから。
結局何が言いたいのか。
長いこと書いてきたが、
自分を過信せず日本一に対して努力を惜しまない。
これが今の武蔵に必要なことだ。
日本一に、自分の代が立てると考えるとワクワクする。
そこはどんな景色なんだろうか。
24M U L A X魅せつけてやろう。
心を燃やせ。
最後に同期・後輩たちへメッセージを書かせてください。
後輩へ
こんなバカで意味のわからない先輩でごめんなさい。
知樺さん何言ってんの?って思うことが多かったと思います。ごめんなさい。私はみんなに教えれることは教えてきたつもりです。口うるさく何度も言ったこともあると思う。お前が何言ってるの?ってイラついたこともあると思う。でもどうか少しでも心に留めておいてくれたら嬉しい。
今年のマネージャーは本当に人数が多くて、賑やかで優しい子たちばかりでいい後輩を持ちました。みんな相手のために泣けて、相手のために怒れるそんな子達だと思っています。いつかは躓く時がやってくるかもしれません。そんな時は立ち止まって一度、肩の荷を下ろしてみて。少し考えてまた再スタートしよう。大丈夫。絶対に誰かはみんなの努力を見ているから。評価されなくても焦らないで。絶対に誰か見ているから。
リーグ戦。これから忙しい時期がはじまる。がむしゃらにやってみよう。うちらなら絶対にできるから。日本一のために日本一のグラウンド運営をしよう。一つ一つ自分の最大限を出し切ろう。グラウンド運営も一つのプレーだ。そう思って一つ一つこなしていこう。
同期へ
本当にこの同期でよかった。バカだし、本当にガキみたいな奴らばっかだけどいい奴しかいない。本当に胸を張ってこれが私の同期です。って自慢できる。そんな同期です。
私たちのとっては最後のリーグ戦。1試合1試合が最後。そんなの実感できないけど、毎日が最後の練習。最後の季節を迎えていく。会いたくないくらい毎日会って、大学でも会ってそんな当たり前な存在だけど、本当に自分の心の支えになってくれたのは同期のおかげだと思う。同期のかけてくれた言葉一つ一つが本当に自分にとって成長のきっかけになった。本当にありがとう。
学生日本一。ずっと私たちが4年間掲げてきた目標だ。この目標私たちの代で成し遂げようじゃないか。私たちならできる。私はそう信じている。フィールドプレーは任せた。ベンチワーク、君らが良い環境で練習ができるよう私は頑張る。任せてくれ。
リーグ戦は何が起こるかわからない。でも私たちならできる。チームメイトを信じて日本一をとりにいこう。
石川知樺