「ウィンターに向けて」
はじめまして、1年MG 榎本理乃です。
初めに日頃より武蔵大学ラクロス部を支援してくださっている保護者そしてOBOGの方々、学校関係者の皆様には深く感謝申し上げます。
何を書くか考えた結果、まずは今思ってることを素直に書こうと思います。
入れ替えの学習戦、勝利の瞬間をベンチで見たとき、みんなが笑顔でベンチに戻ってくる姿を見たとき、
この部活に入って良かった、悠理さんの手を握って良かったと思えた。
存在意義が分からずさまよっていた自分の居場所はここだと言われたような気がした。
朝は早すぎるし、アルバイト代は交通費に消えてくしモチベはないけど、
この勝利を見るためにやってるんだと
今までなんか納得してなかった部分がスッキリした感じがした。
でも心の底から喜べたか？って聞かれたらはいとは言えない。
ほんとに見たかった景色はそこじゃないから。
日本一だから。
ずっと掲げあげている目標。
正直入部した時はいまいちピンと来てなかったけど、リーグ戦を通して簡単には越えられない壁で、目標として掲げるならそれにふさわしい行動をしなければ結果はついてこないということを実感させられた。
リーグ戦のベンチに入れてもらえたことも当たり前のことじゃない。
なのに私は上級生の後ろをついていってるだけだった。
でもベンチにいたからこそ見えたもの、感じたこと、学んだことがある。
それを自分の中に閉まっておくんじゃなくて周りに発信してみんなの士気を高めることがわたしにはできる。
もっと周りに発信する、頼ることがわたしの課題。
日本一とそれに繋がっていく勝利、
実際点を決めることはできないし、直接勝ちに貢献することはできない。
でもプレイヤーの効率の良さを考えて動くことはできるし、テーピングや怪我のサポートでプレイヤーの成長をそばで支えることもできる。
日本一に勝利に少しでも貢献できるスタッフになりたい、いやなる。
自分の思いを書いてしまったけどここからが本題。最後まで読んでくれたら嬉しいです。
【ウィンター】
まだまだ先だなと思っていたが、気づいたらもう目の前まで来ていた。
入部して約7ヶ月。
言葉だけ聞くと長いようだがあっという間に感じた濃い7ヶ月間だった。
ラクロスを何も知らなかったわたしにも分かる成長がたくさんある。
パスもまともに出来なかった同期が今は上級生と6on6をやってる。
互いに教えあったり、時にはぶつかったり、分からないことがあったら自分で聞きに行ったり成長していく同期の姿がたくさん見れて嬉しい。
最近はレストが遅いっていう進捗は上がんなくなったよ。
自分自身はどうだろうか。
入部した当初よりは仕事も覚えたし動けるようになった。
何言ってるか意味分からなかったビデオの喋りも、今は1人で撮ることだってある。
でもまだ甘えてる自分がいるんじゃないか。
先輩スタッフの動きを見るとその甘さを痛感する。
ウィンターはサマーとは違い、ポジションがちゃんと決まってファウルも取られる。
スタッフだってやることが増えるしそれなりのレベルも求められる。
【勝ちきれない】
リーグ戦を通して出た23MULAXの課題は、1年生もサマーで経験し出た課題だった。
サマーはまさかの1回戦敗退。
決勝まで行くんじゃない？と簡単に思っていたが、決勝なんて程遠い初戦負けだった。
それは普段の練習の取り組みや自分への甘さだといま改めて感じる。
日々の練習、業務をこなすだけになっていたんじゃないか。
プレイヤーのことを優先的に考えられてた？
上級生に頼って1年という肩書きに甘えていた？
思い浮かぶことはいくつもあった。
でもそれは1人1人の考え、行動を改めてることで変えることができる。
練習で出来ないことが本番に出来るわけない。
自分に厳しく仲間と切磋琢磨していかなきゃ変われない。
今のメンバーにはそれが出来ると信じてる。
同期マネへ
いつも支えてくれてありがとう。
みんながいてくれてほんとに良かった。
仲が良くてなんでも言えるからこそ、もっとお互い高めあって日々の業務に責任と自覚をもってプレイヤーを支えよう。
同期プレイヤーへ
アフターやったり朝早くきて練習したりみんなの努力は近くで見てきた。
上級練に入るようになって上手く行かなくて悔しがってる姿も見てる。
だからこそ決勝の舞台にいきたい、連れてってください、全力で支えます。
勝ってみんなで笑おう
ウィンターで勝って自分たちの成長さを見せつけてやろう。
サマーで初戦負けしたっていう事実をなくしてやるくらい圧倒しちゃえ！
ピリオドが終了するまで、全力でグラボ寄って決めきって戦おう。
全力で復唱して水渡して、プレイヤーのために最善を尽くして支えよう。
ウィンターと日本一は関係ないかもしれないけど、
勝っていい影響と流れを与えたい。
MULAXを底上げしよう。
1年生だからなんて肩書きに頼らず、チームの一員として最善を尽くす。
わたしたち1年にしか出来ないことをしよう。
最高の仲間と最高の景色をみたい
努力してきた1年生の成長をどうか楽しみにしていてください。
今年の武蔵の1年生レベル高くない？と必ず驚かせてみせます。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
MG 榎本理乃
