先日行われたリーグ戦1部Bブロック第4戦vs立教との試合について書かせていただきます。
私達が目指すもの
それは『学生王者』
1戦目vs一橋 スコア1-8
ボロボロに負けみんながリーグ戦への準備不足、スカウティング不足を痛感した試合でした。
そしてリーグ戦と練習試合の違いを一番大きく感じた試合となりました。
2戦目vs東大 スコア6-7
試合の出だしは好調でリードする場面もありしたが、あと少しというところで、同点からの逆転を味わい、一部上位校との壁を感じる惜しいようで惜しくない試合となりました。
3戦目vs中央 スコア7-6
"もう後がない"という状況で臨んだ第3戦。
試合開始から今までの2戦とは違うとてもいい雰囲気を感じる試合でした。
しかし相手は勝ち越してきており、波に乗ってるチーム。簡単になんて勝たせてくれません。しかし、武蔵の泥臭く粘り強さが勝利を導き見事に今年初勝利となりました。
そして第四戦vs立教
final4への望みをかけ武蔵にとって絶対に負けられない試合となりました。
1Q
開始早々、相手のゾーンディフェンスに対して武蔵MF#1佐藤のスタンシューが相手ゴールを脅かします。
非常に気持ちの入った攻めの姿勢が序盤の武蔵から感じることができました。
開始5分武蔵AT#21久保谷の渾身のスタンシューが決まり武蔵が先制点をとりました!
ゲームの流れが重要なリーグ戦で大きな大きな先制点となります!
しかしここはホームの立教大学、その後点は取られないものの相手のオフェンス時間が続き度重なるオフェンスチャンスを粘り強く武蔵のディフェンス陣が耐え凌ぎ、拮抗した展開が続きます。
しかし、開始11分のところで相手#6のショットが決まってしまいスコア1-1となり1Qを同点で終えました。
2Q
同点からのスタート。
武蔵らしく、バックコートからフロントコートへ素早くボールを運びますがあと一歩のところでゴールまではたどり着けません。
流れが掴めないなか、武蔵のファールで相手にエキストラオフェンスのチャンスを与えてしまいます。
なんとか守り切りたいところでしたが、立教大学#11に45度からのショットを決められてしまいスコア1-2で武蔵1点ビハインドとなってしまいます。
ホームの応援の後押しで、俄然盛り上がる立教大学。
しかしここで譲らないのが今年の武蔵大学。
2Q開始11分半武蔵MF#74蓮見がクリースへはたき、武蔵AT#20垣内の振り向きざまのショットが決まりスコア2-2となりました!
2Q終了間際相手に打たれる場面が多くありましたが、武蔵#2望月のナイスディフェンス、#99G久保のナイスセーブにより、イーブンのまま2Qを終えました。
前半押され気味の展開でしたが、失点を2点に抑えられたのはグラボの泥臭さや、前に運ぶ推進力も含め武蔵ディフェンスの強さにあったと思います。
3Q
またも同点からスタートとなりました。
どっちが先に点を取るか、コートには緊張感が走っていました。
前半から調子が上がっていたディフェンス陣から、その均衡は破られます!
武蔵MF#77加藤、#17神澤、L#28中村のディフェンスによりボールダウンを誘発し、その後のグラボもL#4長尾がスクープし、相手のフロントコートまで運びショット成功となりました!
スコア2-3武蔵1点リードとなりました!
東大戦の中村のゴールに続くロング陣の得点、武蔵はロングも点を取り、この試合一番の盛り上がりを見せました!
このまま流れを持っていきたい武蔵でしたが、
相手に攻められ、武蔵のディフェンス時間が長くなります。
その中で武蔵も攻めますが、AT#21久保谷、#45島田も打ちますが相手Gのナイスセーブに阻まれ得点となりません。
3Q開始8分相手#9のスタンシューが決まり、またも同点となってしまいます。
その後は、フェイスオフからのグラボを武蔵がとり、武蔵L#28中村がショットを打ちますが惜しくも枠外となってしまいます。
タイムアウト後、相手のオフェンスが長かったこともあり慎重にボールを回しながら得点機会を伺いますが、武蔵AT#20垣内のショットが相手ディフェンスに当たり、そのまま相手#27のブレイクから失点してしまいます。
スコア3-4リードを許してしまいます。
失後のフェイス
相手にウィングに取られ、L#4のショットが武蔵#28中村のクロスに当たるものの決まってしまい、スコア3-5と2点追う展開となってしまいます。
そのごのフェイスも相手に取られ、相手のオフェンスが続きます。
しかし頼れる主将#77加藤がパスカットにより流れを断ち切ってくれました。
武蔵のクリアです!
ここでどうしても1点はほしい武蔵。
武蔵MF#7金子、#1佐藤、#74蓮見がショットを狙うものの、枠外となり最終的にチェイスを相手に取られ武蔵のライドとなりますが、ライド失敗により、ディフェンスとなりましたが、なんとか守り切りたい3Q終了。
4Q
2点ビハインドの中なんとしてでも点を取りたい武蔵。
4Q最初のフェイスは取られるものの、
武蔵L#23野口の見事なチェックダウンにより、ボールダウンしたのをMF#17神澤がスクープし、クリア成功!
その後、武蔵MF#1佐藤のショット成功!
スコア4-5となりました!
この流れで、連続得点を狙いたいオフェンス陣。
しかし得点を狙うものの、ショットは決まりません。
武蔵のパスミスにより相手にブレイクを与えてしまいますが、武蔵G#99久保の素晴らしい2連続セーブが炸裂し、
武蔵のオフェンスとなりますが、オフェンス陣のショットは惜しくも枠外となり決めきれません。
決まったと思い喜んだのは束の間、#21久保谷のショットはクリースバイオレーションを取られ無得点となってしまいます。
なかなか点を取ることができません。一点が遠い。
武蔵が焦り始める時間帯、相手に一瞬の隙を突かれ#11にスタンシューを決められます。スコア4-6
焦るばかりで点は取れず、相手の流れは止まりません。
最後まで諦めない姿勢を見せた武蔵でしたが、終了間際に#6に決められ、スコア4-7
直後のフェイスも取られ、相手キープのまま試合終了となりました。
その瞬間
飛び跳ねて喜ぶ立教大学の隣で、私たち武蔵大学は魂が抜けたかのように呆然と立ち尽くしていました。
負けたことの悔しさと共に武蔵大学は入れ替え戦となり、この現実を受け止めることができない人も多くのいたと思います。
これで『学生王者』という目標は夢として儚く終わりました。
しかし、これで今年のリーグ戦は終わった訳ではありません。
まだ成蹊大学との試合が残っています。
ここで勝てるか、勝てないかで今後の私達の入れ替え戦での勝敗も変わってくるのではないでしょうか。
たしかに私達の目標にしていたものとは現実は変わってしまったかもしれないけど、最後まで武蔵らしく、泥臭く、粘り強く戦い抜きましょう。
成蹊戦まで残り1週間を切りました。
次に向かって、今まで同様、それ以上に準備をして勝ちにいきましょう!
4年MGりな