武蔵大学男子ラクロス部 4年の石山ほさなです。
自分にとって最後の年のリーグ戦を迎えるのを前に、その想いを書こうと思います。
リーグ戦を約2週間後に控えて、
今思うことは、とにかく、「やり切る。」です。
自分たちの代に代わったばかりのころや、
まだリーグ戦が遠いものだと思っていたころは
いろいろ思うことはありましたが、
もうここまでくると、できることは
“精一杯やり切ること” だけです。
目の前にある貴重な時間ひとつひとつに尽くして、リーグ戦では自分たちの4年間を体現するだけだと思っています。
私は広報として、最後までチームの良いところに誰よりも気づいて、外にも内にも発信していきます。
振り返ると、4年間当たり前だけどいろんなことがありました。
どの年もトップの代によって、それぞれやり方もプレーヤーがマネージャーに求めることも、マネージャーが応えられる範囲も違って、
それに必死についてきて今があるなと感じます。
1年生の頃は、ラクロスっていうスポーツを知るところから始まって、
ただ毎日たのしく、
良いキャッチが何かもわからないのに、当時の4年生(しおりさん、あみさん、まゆこさん！)の真似して
「ナイパ、ナイキャー〜」って言ってました、笑
(1年生のとき。＋えりか )
私たち4年マネは、この当時の4年生にすごく憧れて、
いつも明るくて、
何でも出来て、
３つも下の1年だった私たちに沢山関わってくれて、教えてくれて、
いつも部活に一生懸命だった
そんな4年生たちがすごくキラキラ見えて、
こんな4年生に自分たちはなれるのかな、なりたい！って強く思って、
でも
2年生になって
毎日泣きたくなるくらい悔しいことばっかりで、
毎日
存在意義について６人でかんがえてた時期もありました。
本気で６人全員で辞めようかって話し合ったこともあったけど、
今思えば自分たちが悪かったことももちろん沢山ありました。
この4年間いつでも一緒だった同期マネ６人の関係性も、1年生の時と今とじゃもちろん変化があって、
みんなが同じように、ある程度全部のことを出来ることがゴールだった1年生の頃のマネージャー組織が、
分業が始まって各々選択した分野を特化していくかたちに変わって、
私は1年生の頃から担当していたのもあって、広報になったけど、
分析の同期が プレーヤー並みにラクロスの戦術や専門知識を得て、プレーヤーと同じ知識量から同じ目線で話してるのを見たり、
トレーナーの同期が、チームの誰がどこをいま痛めてて、調子が良くて悪くて…と分かってるのを見て、
同じ同期としてすごく誇らしく思うのと同時に、
自分の奥そこでは、目を伏せたいような、、もやもやする気持ちも確実にあったり、、
自分のやってる広報は、ここまでチームと関われてないな、なくても困らないよな
とか
そもそもチームから広報を求められたことなんてないかも
とか
そんな無意味なことを考えてるうちに、どんどん同期のマネージャーに対して自信がなくなって
1年生の時には何も考えずに元気に言えてた「ナイパナイキャ〜」だったり「ナイシュー」「ナイクリア」が言いづらくなって
ブレイクがどうとか
練習試合で点が決まった時や勝って嬉しくても、
誰が何が苦手なのにどう決めたから嬉しいとか
この試合内容だと勝ったけど微妙とか
そんなの私は全く分からなくて、
素直に喜びを表に出せずに、同期の顔をうかがったりしてました。、
でもその時に、
お互いがそれぞれ違った役割を担ってくれてるからこそ、一人一人自分の仕事ができてて、
それはどの役割だってチームにとって必要なものなんだってことを
伝えてくれたのも同期マネージャーでした。
チームへの貢献度は、どの角度からでも追求すべきことなのはもちろんだけど、
見てるゴールは全員同じだけど、
そこへの過程やアプローチの仕方はそれぞれ違って当たり前で、追求の仕方も違うってことを見失ってたんだと思いました。
でもやっぱり
私より何倍もの部活外の時間を使ってチームに貢献しようとしてる同期マネは本当にすごくて、尊敬で、
真面目な話してても急に本当にくだらない話に外れて、永遠ふざけ続けちゃう同期マネといるのが大すきで、
そして
こんな頼りない私だけど、いつでも明るく元気で、いつも相談すると一緒に悩んでくれて、考えてくれる広報の後輩マネージャーたちに何回も救われました。いつも助けてくれてありがとう。
(＋こと、なお、ちはる)
同期の最後のリーグ戦では、
サマーウインターあすなろ と悔しく思いをしてきたからこそ魅せられる私たちの強さで、
絶対に悔いだけは残さずに、
やってやりましょう！
とても楽しみです。
同期のみんながあのお葬式みたいなものすごい暗い空気じゃなく！(笑)
笑顔で引退することを1番に思ってます。
リーグ戦でだいすきな同期の笑顔が、たくさん見れますように。
いつも応援してくれているみなさん、今年の武蔵、期待していてください！
4年 石山ほさな
