春練期間、練習や試合後のハドルで「他責にしないで、」という言葉をよく耳にしました。
部員のみなさんは、まずその言葉を、どれだけ自分ごとだと思って聞いていましたか?
正直私は、あぁまた同じ反省出てるなって聞いてただけでした。
まずその時点で、他人事でした。
私はこの1ヶ月で、自分自信の責任感の無さを何度も痛感しました。(部活動に限らず)
自分で選んで入ったユニットで、仕事を中途半端に行ってしまったり、
上手くいかないことから目を背けていたり、
自分で決めた約束さえ守れなかったり。
初めて、同じユニットの先輩から叱られました。
やる事が特に多い時期で、正直惰性になっていたのは自分でも分かっていたけど、
"失敗してしまったことは仕方ない。次は同じことをしないようにしよう。"
と自分に言い聞かせ、知らず知らずのうちに現実から目を背けていました。
そこに手を差し伸べてくれたのが同じユニットの先輩でした。
なあなあになっていた私たち後輩に向かって、しっかりとぶつかってきてくれました。
"言うか言うまいかすごく迷ったけど、
今のままだと今後信頼できなくなってしまう、
それが嫌だから伝えた"
とその先輩は言ってくれました。
正直その時は、前々から感じていた自分の出来の悪さに対する情けなさと、
同期にも迷惑をかけてしまった申し訳なさと、
色んな感情が交錯して、めちゃくちゃに落ち込みました。
何より、責任感の無さ。
私は今まで、責任感って自ずと付いてくるものだと思っていました。
もちろん、少なからずそういう部分もあると思います。
が、
責任感って、任された人が感じるものではなくて、それが習慣付いた人が初めて本当に感じるものなんじゃないかなって、最近思っています。
"あ、あれしなきゃ、これしなきゃ、それが自分の役割だから。"そう思ってるうちは、多分、いつか失敗するんだと思います。
受動的にしか動いていないから。
誰かに何か言われないためにやっているから。
それって責任感とは違うのかなあって。
わざわざそんな風に負担に思うまでもないくらいに習慣づいて、初めてその仕事に責任を持っていると言えるのかなあと。
(これはあくまでも私の意見であって、いやそれはおかしいでしょって思う人もいると思います!)
公私共に色んなことを経験して、
そんな風に考えるようになった1ヶ月でした。
でも、後輩しかいなくてやりずらいであろう中で、
勇気を出して言ってくれたあの数分間の先輩の言葉を、感じた思いを、
私はきっとこの先も忘れることなくやっていけると思います。
今までとは違う"責任感"をつくりあげていこうと思えたから。
私は誰にも負けないくらい、同期と後輩が大好きです。私のモチベーションでもあります。
だけど、先輩の存在ってやっぱり、思った以上に大きくて。
困っている時、悩んでいる時に声をかけてくれる、手を差し伸べてくれる先輩の優しさに、今まで何度も救われてきました。
つい最近、昨日のOB戦の際にもです。
そして、自分もそんな先輩になりたいと思って過ごしてきた2年間。
今の自分はどうだろうか。
思い返してみたけど、先輩として後輩に何かしてあげられたことはないし、自信を持って得意だと言えることもないし、未だに失敗の連続の毎日です。
信用って、積み上げるのはとても大変なのに失うのは一瞬だし。
それぞれで頑張っている活躍しているマネージャーのみんなを見て、刺激になったり焦ったり。
でも、私にはもう45人の後輩がいます。
私が先輩に抱いている思いを、きっと後輩からも抱かれています。
でも、それだから頑張るわけではないです。
それじゃあきっといつかまた見失ってしまう時がくるから。
自分のために頑張る事がきっと、後輩の、同期の、そして先輩のためになる事だと思うから。
最高の4年間を過ごす事が、学生日本一へ繋がる事だとも思うから。
そのために、自分の軸を持って、自分のために、やるべきことをやろうと。
とんでもなくまとまりのない話だったんですが、
こういうことを考えるために、与えられた1ヶ月だったのかなあと思って、長々と書かせていただきました。
自分の話ばかりですみません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
3マネ大塚莉香