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2024

「気付いた事」中村幸奈

こんにちは。武蔵大学男子ラクロス部3年広報の中村幸奈です。

 

日頃から武蔵大学男子ラクロス部をご支援頂いている保護者の方々をはじめ、OGOBの方々、学校関係者の方々、全ての関係者の方々に感謝申し上げます。

 

広報として部員にブログをお願いする事は多かったですが、自分のブログを書くのが実は今回が初めてで緊張しています。リーグ戦直前のこの時期に、今自分が思っていることを綴ろうと思います。拙い文章ですが、最後まで読んでいただきたいです。

 

 

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24’MULAXが始まってから、広報リーダーを務めることが決まってから、早7ヶ月が経った。時の流れというのはあっという間だ。リーグ戦はもう目の前まで来ている。

だが、思い返せばキックオフが行われた11月が遥か昔のように感じる。



今シーズンが始まる時、

「前の自分とは、違う自分になる。」

こう誓い、今年度の部活動に励んできた。

言葉だけ聞いたら、凄い浅いように聞こえるけど。

 

「一度本気でやってみろ。」

朱里さんが去年のブログで綴っていた言葉。

自分が、部活に対して本気で取り組んでいなかったのは事実。その過去を認め、とにかくがむしゃらに本気でやってみようと思ったのがきっかけだ。


キックオフが遠い過去のように感じるのは、毎日をなんとなく過ごしていた昔の自分とは違う自分になれた証拠であったら嬉しい。

 





一度過去の自分を振り返ってみる。

去年までの自分は、広報の業務や日々のグラウンド業務に対して、

「業務をこなす」

こんな意識が強かったと思う。そしたら、あっという間にラクロス部人生の半分が過ぎていた。

もったいない。そして、本気で日本一に向けて頑張っていた部員に申し訳ない気持ちで一杯だ。

「私はこのチームのために何ができているのか」「果たしてこのチームの一員になれているのだろうか」

こんな考えにすらまだ至っていなかったと思う。


 

日本一という目標の壁の高さ、目標と現実とのギャップ、日々の業務の忙しさにうなされ、日本一を目指しているという意識が薄れていた。

スタッフとしての存在意義が分からなくなった。

 


そこで、私なりに、

全員が同じ目標に向けて本気になるということは、どういうことなのかを考えてみた。


 

同じ熱量で求め合う。

そうすれば、仲間を信用できる。

理解しようと歩み寄ることができる。

 

こういうことなのではないだろうか。


この熱量が、武蔵大学男子ラクロス部は日本一への熱量になる。

私は、この日本一への熱量への正解がずっと見つけられなかった。

だからずっと、マネージャー業務に対して「業務をこなす」という感覚のままだったのだろう。

 


本気になって部活に取り組む中で、

どうすれば自分が日本一を目指す部活に貢献できるのかを考えた結果、一つの考えが思い浮かんだ。

 

 

それは「もがく」ことだ。



日本一の壁をまだ越えた事がない武蔵。

これは、日本一になるためへの正しい道標がまだない事を指す。

まだ誰も正解なんて分からない。

 

だからもがく。

とにかく必死に、グラウンド業務なりユニット業務に取り組む。

小さなことでも自分から挑戦してみる。

 

そうやって必死にもがいていれば、他人に譲れないものが見つかるということに気付いた。

自信を持って部活に貢献できていると言えるものに出会えるだろう。

これが正真正銘、自分の武器となる。

 

 

「私にはできない」「他の人から期待されないから」

こんなことを言って言い訳ばかりして自分を庇ったって、何も変わらない。

 

努力は報われないなんて言われるけど、自分で頑張った分、絶対に自信に繋がる。

結局自分を最終的に肯定できるのは、味方でいられるのは、自分だ。


「存在意義」は、自分で見つける。

見出した自分の武器が、きっと存在意義となる。

 




私の武器は、「画像制作」。

絶対に誰にも負けたくないし、負けるべきじゃない。

 

自分の武器にするために、色々取り組み、もがいてきた。

 

でも、まだ全然足りない。

そんな並大抵な努力で武蔵大学男子ラクロス部の広報を進化させることはできない。

だから、これからももがき続ける。

 


でも、これだけは言いたい。

リーグ戦の画像、絶対どこの大学にも負けない画像を作ってみせる。

言ったからには、本気でやります。



この流れで、広報の話に話題を広げようと思う。

私は今のメンバーで、武蔵の広報を、他大から憧れの的になれるユニットにしたいとリーダーになった時からずっと考えている。


他大のインスタを見て、かっこいい、こうなりたいと呟くありさ、みゆをよく見ていたからだ。


ただ、これは簡単なことじゃない。広報は、

目に見える成果もすぐに出るものではないし、突き詰めれば突き詰めるほど良いものが作れるが、逆も然り。そんなユニット。

 


だから、目指すべきものが分からなくなったり、モチベが迷走したりすることはよくある事だ。マイナスな気持ちは画像にも表れる。


そんな時は、さっきも言ったみたいに、みんなには自分の強みを見つけて欲しい。

広報には色んな分野の活動がある。その中、どれでも良い。

それを広報に還元する事ができれば、武蔵大学男子ラクロス部の広報を自分自身で誇る事ができるはずだ。そうやって、この広報を価値のあるものにしていきたい。



広報メンバーそれぞれの強み・武器を、私は理解しているつもり。

2年生なのにもかかわらず、日々広報のことを客観的な視点から考えて、的確な意見をくれるありさ・みゆ。今年のリーグ戦の画像、どんなカッコいい画像を2人が作り出すのか、今から楽しみ。

新しく広報に入ってくれた仲間。一年生のここね、みづき、あやの。

 

みんなが自信をもって、自分の強みを持つ。

心から信頼して、頼り頼られる関係性でいる。

そして、武蔵の広報をみんなで誇れるものにしたい。



このメンバーで、

まずは今年のリーグ戦の配信、画像、グッズ…

色んな面で、今までとは違う、更にアップグレードした武蔵を創る。



みんなとなら出来ると確信してる。

リーグ戦、盛り上げようね。

 

 


 

 

そして、リーグ戦は大好きな4年生と出来る最後の期間。

自分が一年生の時から、育成として自分たちを育ててくれた4マネの3人。

ほんとに死ぬほど迷惑をかけてしまったと思う。それでも、私たちを見捨てることなく全力で向き合ってくれた。私たちも少しは成長できたでしょうか。引退する時、あやねと私に任せられる、そう思ってもらえるように、本気で取り組みます。


 あやね。あやねの事は、心から信頼してる。

 最近はよく2人でこれからの部活のことを話すようになったね。受身な私たちだけど、心の中では色々考えてる。でも、受身なままじゃダメ。積極的になろう。発信しよう。

リーグ戦、闘志を燃やして頑張ろうね。

リーグ戦最後の日は、朱里さんちかさんなつめさんを泣かせよう、! 



最後に同期へ。

経験が少ない私たちにとって、今年のリーグ戦は一言でいえば「挑戦」。

めちゃくちゃに緊張するだろうし、プレッシャーも感じるだろうし、上手くいくこともあれば挫折する事もあると思う。

でも、私たちは日本一を目指す厳しさを、自分たちが置かれている環境をもっと理解する必要がある。


リーグ戦が幕を閉じる瞬間、4年生が引退する瞬間、全員が自分の代への覚悟を持つことができているのだろうか。

 


みんなのこの部活への熱量を、このリーグ戦で見せてください。私も見せます。

みんなの事を心から信用して、同じ気持ち・覚悟を持って、自分の代へと駒を進みたい。

 

私たちはもう後輩に背中を見せなきゃいけない立場になった。

私たちの代も、かっこいいところあるよ。それを見せよう。




雪江組で、まだ見たことのない日本一の景色を見にいく。

全力を尽くす。



中村幸奈

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