まず始めに、日頃よりお世話になっている武蔵大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいている保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に感謝申し上げます。
1年TRの矢野裕真です。
拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。
武蔵大学男子ラクロス部に入部し約半年が経ち、早くも4年生が引退し、新チームが始動した。
今まで存在感があった4年生がいなくなり、なんとなく静かな雰囲気を感じている。
4年生が引退した今、1年生の自分には何ができるか。
4年生の穴を埋めること
これしかないと思っている。
つい先日、入れ替え戦が終了し、チームの2部降格が決まった。
終わった瞬間喪失感と悔しさがこみ上げてきた。
チームが2部に落ちた、1点差での惜敗、自分がベンチに入れなかった、いろいろな悔しさがあった。
そして今までチームを支えてくれていた4年生の引退。
TRが2人も引退し、残されたのは3人。
しかも1,2年の下級生。
こんなにも失うものが大きいのか。
そんな喪失感とともに自分へのやるせなさを感じた。
今まで自分は先輩に甘えて、自ら物事を率先して行うことをしてこなかった。
これは先輩がやってくれるだろう。
あれは先輩がやってくれるからやらなくていいや。
そんな気持ちでグラウンドに立っていた。
だからリーグ戦のベンチには入れなかったのだと思う。
でもそんなんじゃもう通用しない。
もうすぐそこにはウィンター。
こんな自分じゃだめだ。
そう思った矢先に始まった新シーズン。
今まで以上に一日一日のグラウンド業務に必死に取り組むようになった。
ボールアップは走ってやる。
メニューが効率よく行えているか常に周りを見て動く。
復唱は誰よりも大きな声で。
アップ・ダウンをちゃんとやらせる。
細かなことでも少しずつ意識して取り組んだことで前より少しは変わったと思う。
チームのために。
1年で1部昇格するために。
再び日本一を目指すチームを作るために。
その為には自分が先頭に立ってチームを導いていく気持ちでいることが大切だと思った。
唯一の男子MG。
だからこそできることがある。
自分にしかできないことを見つけて自分の強みにしていく。
そしてまずはウィンター優勝。
必ずウィンター優勝してみんなで岡山に行く。
この目標を達成させる。
その為にもっと求め合おうよ。
日々の練習から全力出して本気で優勝目指そうよ。
MGのみんなはプレイヤーがもっと成長するために全力で支えよう。
ボールアップするにしても、水を出すにしても、タイマーをするにしても業務の一つ一つをもっと細部までこだわってやることで、プレイヤーがプレイしやすい環境を作ることができる。
プレイヤーに強く言えないとか指示できない、そんなこと言っている場合じゃない。
MGからチームの雰囲気を上げていって、チームを勝たせるMGになろう。
そしてこれは僕からのお願いなのだが、プレイヤーのみんなにはもっともっと練習してほしい。そう思っている。
確かに練習した後は疲れているし、授業やバイトとかで時間はないのかもしれない。
でもサマーを思い出してほしい。
どんなに練習をして対策を練っても日体に負けた。
この事実だけが残っている。
もう二度と同じ過ちは犯さないようにしよう。
もう1年試合はウィンターしかない。
だからもっともっと練習してほしい。
今のままじゃ足りない。
サマーの悔しさをバネにして一日一日を大切にしてほしい。
ウィンターまで残り少ししかない。
でもまだまだ成長できるはずだ。
このウィンターまでの期間、これまで以上にもがいて、必死になって練習しよう。
そしてウィンター優勝して最高の景色を見よう。