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2023

ラスト幹部ブログ 「親愛なる後輩達へ」主務 黒澤太郎





お世話になっております。

武蔵大学男子ラクロス部で主務・渉外を務めておりました黒澤太郎です。







平素より武蔵大学男子ラクロス部を応援してくださるOB・OGの皆様、大学関係者の皆様、保護者の皆様、その他大勢の皆様、この場を借りてお礼申し上げます。





2年前、金子組が関東Finalで今の武蔵に全く関わりのない代までもが応援に来てくれた人達



リーグ戦なんか出た事ないのに声を枯らしながら応援してくれる後輩たち



毎試合結果を気にしてくれて応援をしてくれる大学の職員の方々



毎試合現地まで来て応援をしてくれる家族






関わってくれる全ての方々のサポートや応援があって今のMULAXがあります。






MULAXは4年生だけのチームじゃない。






過去、現在、未来に至るまで、全ての人達が紡いできたチームなんだと4年間通して感じました。







また、他大学の友人、他大学のコーチの方々までもが武蔵を応援するために現地まで足を運んで応援をして下さったこと、大変感謝しています。








皆様の応援が励みになった一方で、

チームとして思うような結果が残せ無かったことに悔いが残ります。





この想いは俺が信頼する後輩たちに受け継いで欲しいと考えているので、

このブログでは後輩たちに宛てた自分自身の反省文を書こうと思います。





そんな文章ですが、もしよろしければ読んで下さい。









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2023年11月12日(日)

学習院との試合が終わった瞬間に少しだけ涙が溢れた


でもその涙は悔し涙だった











俺は埼玉県の公立高校を卒業した後、

2年間の浪人を経て晴れて武蔵大学に入学しました。



俺にはどうしても学びたかった学問があって、

受験をし続けていたが、叶わなかった。



そんな俺にはコンプレックスがある。

全てにおいて「中途半端」ということです。



小学校から高校、浪人に至るまで、努力は比較的継続して出来る。

でも何一つ結果を残せてない。



結果を残せたとしたら、

小学校最後の試合にホームランを打てたことぐらい。










そんな俺のそばにはいつも決まって「出来るやつ」が居ました。




ここで言う「出来る奴」っていうのは、

東大とか早慶みたいな勉強出来る人も居るし、

日体みたいなスポーツをやり切って成果を残してきた人達を指してます。




出来るやつに負けるのは悔しいのでそいつら以上に努力はしてみるものの、

「結果」を出し切る事が出来なかった。




その結果の武蔵大学っていうことです。











俺に限らず、

武蔵には結果を出し切ることが苦手な人が多いと思います。




それもそのはずで、

みんな受験失敗して入学してるし、スポーツを頑張ってきた人も少ないし、楽して入学した人も多い。



居ても地区選抜とか偏差値65くらいで調子乗ってる奴らくらい。










そんな武蔵生に問いてみたい


これまでの人生で逃げてきた人が、

今後60年の人生を「自分自身の力のみ」でより良い方向に進められるのか。






絶対に無理だと思うし、

おそらく誰に聞いても無理って答えると思います。











でも、

MULAXはそれをかなり強引に変えさせてくれる環境があります。




練習環境は抜群だし

トレーナーの方々も凄い人だらけだし

コーチに関しては日本代表だし











こんな環境、今後の人生で遭遇することは絶対にないと思う。











要するにここは、

今まで俺たち並の人間が逃げてきた、「出来る奴」と同じ土俵に立たせてもらって、戦う事が出来る場所だということです。











そんな環境で育ってきた先輩方が日本一を目指すことは至極当然のことであって、

俺自身も先輩に憧れを抱きました。




上級生になった自分も、

先輩たちのように後輩を愛しラクロスに対して真摯に向き合ってきました。











俺はMULAXの一員として過ごす中で俺は武蔵の先輩と後輩が大好きになりました。


だからこそ、武蔵をどうにか日本一を取れるチームにしたいと心の底から思うようになっていた。











だからこそ、悔しかった。



武蔵が関東Finalに出れていないことが。


武蔵が全国大会へ行けないことが。


武蔵が日本一になれないことが。






こんな場所、こんな景色を見るために大学生活をラクロスに捧げた訳じゃない。


俺は武蔵を日本一に導くためにやってきたはずなのに。






学習戦の日に出た涙はそういう想いが溢れた涙だった。
















俺は歴代の誰よりも武蔵に対して愛を持っている自信があります。






その愛はチームに対するコミットに表れていたと思います。




編みは誰だろうが絶対翌日に渡したし、


後輩の試合を見るために練習後けんぽに行ってたし、


みんなが不自由なくラクロスが出来るように他部活に嫌われるくらい連絡したし、


飽きるまで後輩の練習に付き合って7:00-21:00で朝霞に居るなんてこともあった。




やってきたことはまだまだあるし、

挙げきれないくらいだけど、とにかくチームを良くしたいという想いは行動で示してきたつもりです。






大変だったけど、

その原動力は間違いなく、チームに対する愛だった。











間違いなく学生ラクロス界ではチームに1番コミット出来た自信が俺にはある。




でも、

本当の意味でチームを良く出来たかと聞かれれば答えはNoになります。











入れ替え戦を終えてから色んな人から連絡を貰い、自分自身に向き合い、この1年を省みました。


良い事、悪い事、嬉しかったこと、悔しかったこと、たくさん思い起こされました。











その中で見つけた自分自身の1番の反省点は、

同期と向き合わなかったことでした。











勝つために説得しなくちゃいけないし、


勝つためにやらせなくちゃいけない、


勝つために聞かせなくちゃいけないし、


勝つために時には辞めさせなきゃいけなかった






色んなことに気付いていたのにも関わらず、同期と揉めることを避けていた事がよくありました。











主務渉外という役職を通して、

チーム運営の仕事を優先し、後輩たちの成長を実感しチームに貢献していたのは間違いないと思う。



でも、その役職に甘んじてチームの勝利に関しては他責にしていた事は正直否定できないです。











個人としては色んなことが出来たし、

この1年とても良い経験が出来たと思ってます。



でも、

結果が出ていないのに過程を美化する事は結果を出せなかった自分自身を肯定する他ならない訳であって、あってはいけないことだと思います。











じゃあどうすればよかったのか



言えばよかった?

たぶん結構言ってきたし行動でも見せてきたつもりです。











だから焦点を当てるべきは、

なんで俺の言葉、行動には説得力がないのかだと思いました。



その答えは単純明快で、

それは、俺がラクロス下手だからです。











リーグ戦通して、

フェイスオフでは約60%程とそこそこの割合を残せていたが、チームを勝利に導くようなフェイスオファーであったかと言われれば違うと思います。




あくまでポゼッション主義、

別にそれが悪いことであるとは全く思わないです。











でも、

ネオ(立教4年)やぼびげ(一橋3年)、東條(青学4年)の試合のフェイス見ていると、必ず流れが変わるし、チーム内の雰囲気が変わる様を誰もが感じる思います。


チームに対するコミットや愛だけでは、

こういったチームを巻き込んだフェイスオファーにはなれない事を今になって痛感してます。











要するに何が言いたいかと言うと、

チームを良くしたい奴ほどプレーを頑張らなくちゃいけないということです。



ただプレーを頑張るのでは無く、圧倒的な結果や数値をもってそれを証明しないといけない。











俺が言っても同期にはハイハイと流されていた。

だけど、法政の主将の矢澤は絶対的な主将に見えたし、チーム全体が矢澤について行ってるようにも見えた。



だから法政はチームが一体感あるように見えるし、実際に強いんだと思う。
















後輩たちへ



俺は何人かの後輩からは絶大な信頼を得ていると感じてます。




とてもありがたい。

少なからずそれが俺を支えてくれたことは間違いないです。







でもその信頼は俺のプレー面に対するものでは無いと思う。






もし俺の事を尊敬してくれて、

俺よりもチームを良くしたいと思っている人がいるのであれば、




とにかく練習をして欲しい




誰よりも練習して結果を出してくれ

スタッフなら今ある組織を誰が見ても分かるくらい良くしてくれ




これが俺に足らなかった、圧倒的な力の解決法だと思います。










少し話が少し逸れるけど、

武蔵の練習量って意外と1部の並だと思います。



例をあげれば、

法政は授業の合間にみんなで集まって1on1やパスキャなどしてるし


早稲田は授業期間にデイキャンプを行って週7回練習とか、平気で2部練とかやってるし


日体の土日練習した後にほぼ全員が2-3時間自主練に残ってる







武蔵もこのくらいやらなきゃ勝てないって事を今の後輩たちにはわかって欲しいです。











そして、

どんな理不尽な問題が起きたとしても絶対に他責にはしないで欲しい。






おそらくこれから1年色んなことが起きると思います。



仲間同士かもしれないし、


プレーかもしれないし、


大学とかもしれない。



そんなこと全てに対して責任感を持って欲しいです。






そういった問題を他責にした瞬間に、チームとしても人間としても衰退が始まってます。






武蔵生にはこれが難しいとは思うけど、

全員がこれを出来れば必ず良い方向に行くと思います。







全員がそういったマインドを持っておけば、

あとの過程は長妻さんとゆうさくさんとワキさんが用意してくれます。


それは保証するまでもなく、みんなもわかってると思います。








だからコーチを信じて

念願の日本一を取って欲しい
















最後になりますが、

コーチの方々、4年間ありがとうございました。



個人的には長妻さん、小勝さん、ゆうさくさん、和氣さんに出会えた事がラクロス部に入部した1番のメリットだと思っています。



4人の、誰よりもチームにコミットする姿が刺激になって自分自身を奮い立たせられたと思います。



長妻さんにはこの1年でフェイスオフを教えてもらい、


小勝さんには4年間通して上に立つ人間としてどうすれば良いかを教えて貰った気がします。



だから俺にとってはヘッドコーチとフェイスオフコーチが逆ですね。




本当にラクロス部に入部してよかったです。

4年間ありがとうございました。




主務・渉外 黒澤太郎



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