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2023

「入れ替え戦に向けて」2年 佐藤大志

まず初めに日頃より武蔵大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいている保護者の皆様、OB、OGの皆様、学校関係者の皆様に感謝申し上げます。


最初は全く入る気なんてなかった。硬式野球部に入ろうとしていた。だけどこんな話を聞いた。武蔵のラクロス部強いらしいよ。なんか去年準優勝してるらしい。そういう噂を聞いて興味を持ったのを覚えている。話を聞いたら早稲田や中央、日体などの有名な大学に勝って関東準優勝を小規模の地味な武蔵大学が成し遂げたという事実だった。その話を聞いた時に強いチームだし活躍できたら面白そう、そう思って入部した。


高校の時は2個上の先輩が甲子園に行ったり一個下の代が夏の甲子園行ったりと部員が90人いるところで部活をしていた。練習しないと試合に出れないし、代わりが沢山いる。でも武蔵のラクロス部は周りの大学と比べても圧倒的に人数が少ないし、周りとの競争ではなく、自分との競争。そんな環境だった。


たまたま周りよりラクロス部に入る時期が早かったこともあり、一年生からベンチに入れてくれた。ラクロスのことを全然分かってなかったが、武蔵は強いって聞いてるし練習試合でも負けてる所ほとんど見たことないからリーグ戦も勝つんだろうなと他人事のように感じていたのを覚えている。いざベンチに入るとリーグ戦の熱気、プレッシャー、覚悟、すごい雰囲気だった。去年の四年生はめちゃくちゃラクロスが上手かった。しかし、結果は入れ替え戦に進むという順位だった。


今年、去年の反省を活かしチーム一丸となって挑んだリーグ戦。ほとんどが一点を争う試合だった。武蔵はその一点を争う試合で競り負けた。よく言えば小規模の武蔵がよく競り合えたと言える。悪く言えば去年と同じで一点を争う試合で勝てなかった。


早稲田も明治も東大も法政もベンチから見てて歴然とした差は無かったと個人的に思っている。ただ勝てなかった。ベンチにいても悔しかった。この時に力になれてない自分が悔しかった。


入れ替え戦、相手は顔見知りの多い学習院。入れ替え戦はリーグ戦同様何が起きるか分からないし、一部に残らないといけないプレッシャーがある。でも四年生には学生最後のラクロスというスポーツを楽しんでほしいと個人的に思う。その環境を作るには下級生である2年が頑張るしかない。


沢山四年生には迷惑かけたしお世話になった。ラクロスも下手くそだし、私生活もだらしない。モチベーションが低くなった時期もあった。でも見捨ててくれないでちゃんと向き合ってくれた。


だからこそ入れ替え戦終わるまで恩返ししないといけない。普段の練習から四年生がもう心配いらないで入れ替え戦に臨んで来年も再来年も一部にいても大丈夫だなと思う行動をしないといけない。最後の最後くらいは四年生が自分たちのプレーに集中できる環境を作ろう。


さたさんにはプレーで学べることが多く、ワンワンの練習の時、ニヤニヤしながらワンワンしてきて、すこ抜きされてきたけど入れ替え戦で絶対勝利に導いてくれると信じてるので暴れてきてください。


いっささんはシュー練よく付き合ってくれて、兄貴的存在でした。武蔵のエースはいっささんだと思ってます。絶対点とって笑顔でベンチ戻ってきてください。笑顔で岩下と出迎えます。


あおとさんは不器用だけどDF組織まとめてて、なんやかんや尊敬してました。あおとさんが緊張せずに楽しんでラクロス出来れば絶対点取られないんで自信持ってプレーしてきてください。


えいとさんは自分と身長あまり変わらないのにロングで1番ボール落としてて本当にすごいなと感じてます。清水もエイトさんのようになって欲しいので、今後とも指導お願いします。


太郎さんはFOのことよく分からないけど、強いと信じてるので、武蔵のオフェンス機会を増やしてください。


最後にれいじさん。沢山お世話になりました。スタンシューもランシューもワンワンも沢山教えてくれました。ほんとに感謝しかないです。リーグ戦で点取った姿もっとみたかったです。入れ替え戦、最後れいじさんが大暴れすること期待してます。


先輩達には思いを書いたから最後は同期へ。2年生は正直試合に絡めてないし、直接助けてあげることはできない。けどベンチでできることがある。学べることもある。来年必ず試合に関わらないといけないし、もう先輩におんぶに抱っこしていられない。


良くも悪くも先輩との垣根がなく話しやすいというの武蔵ラクロス部の特徴だと思う。だから四年生と沢山一緒に自主練しよう。筋トレしよう。


楽な方に逃げるのはやめよう。ミーティングでも話したけど、この2年の代は自分に甘い人が多い。楽な方に逃げる人が多い。


今の四年生でも入れ替え戦。去年の代でも入れ替え戦。俺らの代になったら今のままだと本気でやばい。皆薄々感じてるかもしれないけど、ほんとに頑張らないと武蔵の歴史を自分たちの代で崩してしまうかもしれない。


何か一個でも意識変えよう。最近皆の壁当ての量も増えてきた。筋トレの回数も増えてきた。まだ足りない。求めよう。周りに。巻き込もう周りを。こうやって変わって行くことが今の四年生に対しての最大の恩返しができると思う。あいつら成長したな、そう思わせることが見捨てないでくれた四年生への恩返し。


人数が少なくても戦えることが今の四年生が証明してくれた。良くも悪くも競争がないからこそ自分自身との戦いで上手くなるかどうかが分かれてくる。めちゃくちゃうるさくて元気でやかましい某戒田翼先輩が言ってたけど、

「過去は変えられないけど未来は変えられる」

この言葉通り。


最後の最後まで四年生から得られる物得て、最後入れ替え戦でサポートという形でまずは恩返ししよう。1番迷惑かけた代だけど2年が居てよかったと思ってもらえるように沢山盛り上げよう。


先輩達ならやってくれると信じてるし、絶対に大丈夫。四年生頼みました。


2年 SSDM 佐藤大志

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