22年度武蔵大学男子ラクロス部主将を務めます。
鈴木英太郎です。
まず初めに、ラクロス部の活動を日頃からご支援してくださる保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の方々、全ての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございます。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
『 日本一 』
この言葉に惹かれて入部した。
加藤組、久保谷組、
憧れの先輩方のおかげで武蔵が成長し、
昨年、この景色が初めて本気で見れると、挑んだ関東決勝。決勝の壁は、想像の100倍高く、厚かった。
その壁を超えられる最高のチームを今年は作る。
そんな思いを持って、11月20日から始まった新チーム。
想像以上に日本一まで険しい道のりだということを再認識した。
だけど、険しいと思う不安より、
『 どれだけ成長できるのか 』
『 どれだけ結果を残せるのか 』と、
これから始まる1年間にワクワクしてる。
部員全員、そう思ってくれていたら嬉しい。
自分の思いはそれくらいにして、
みんなに伝えたいことを書こうと思う。
『 本気で日本一目指す 』って、
どれだけやったら、本気なのか。
『 本気 』の定義は、わからないし、
『 本気 』は、人によって限度が様々だと思ってる。
じゃあ、どーやったら『 本気 』って伝わるのか。
ただ一つ俺が思うのは、周りが『 本気 』でやってるってわかるまでやれってこと。
『 自分で本気でやってる 』って、
言ってるけど、周りがそう見えなかったらそれまで。
『 やってるのにな 』
『 なんでわかってくれないの 』
そう言ってる奴は、おれは『 本気 』でやってると思わない。
本当に『 本気 』のやつは、誰が見ても死に物狂いで、
取り組んでる。
本当に『本気』のやつは、『 本気 』で自分に時間をかけて向き合って、日々を過ごしてる。
『 本気 』で、キャッチミスを悔しがってるか?
『 本気 』で相手のボックスにパスを投げようとしてるか?
『 本気 』で、一本のショットにこだわってるか?
練習終わりのシュー練、かべあて、
1球、1球、考えて、『 本気 』で目的意識持ってやってるか?
アフターの時間、同期、スタッフと仲良く話すのもいいけど、その時間を過ごして、後悔しないか?
一つの行動に対して、自分に問いかけてほしい。
『 本気 』の気持ちは、伝わるはず。
部員全員に『 本気 』の過程を過ごしてほしい。
『 本気 』でやるからこそ、過程には価値があり、
自信と経験になる。
結果は成功体験になるか、次への糧になるのか、
それだけ。
この二つの結果とも、『 本気 』でやるから、
人生において、最高の経験になる。
そんな過程をみんなが過ごせるように、
日々俺は、いろんなことを求めていくと思う。
それでも、信じてついてきてほしい。
みんなは、『 日本一取れるのかな 』
こんなこと考えなくていい。
今の自分に本気で向き合って、
本気で過ごせたなら、それでいい。
今シーズン、他大学より濃い時間を1年間過ごせたら、
結果が残せるだけ。
まずは、自分の現状を把握して、
何をすれば成長できるのか。
常にこれを考えて、プレーヤー、スタッフ共に成長していこう。
俺たちはもう日本一までの道のりが見えないとは言えないはずだ。
小規模の武蔵大学男子ラクロス部が、
日本一までの過程を他大学に発信できるような、過程を過ごしていこう。
そして、それは2018年度主将の原田大輝さんが引退した時に、長妻さんが、『 日本一やファイナル4の目標を掲げるなら、他の組織から目標とされ、「与える」側でいなくてはならない。 』と書かれたブログにつながる。
この言葉の通り、目標とされるような、憧れてもらえるようなチームを作れるように、『 本気 』で、個人、チームと向き合おう。
他大学に、俺たちの『 本気 』を見せつけろ!!
武蔵大学男子ラクロス部 22シーズン主将 鈴木英太郎