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2021

新歓ブログ「2020年7月7日」新2年渡邊映人

皆さんこんばんは。武蔵大学男子ラクロス部新2年渡邉映人です。ポジションはDFです。


初めてのブログということで、拙い文章ではありますが、最後まで読んで下さると嬉しいです。


私たち新2年生が入学した2020年。

新型コロナウイルスの影響で入学式すら行われなかった状況で、なぜラクロス部に入部することにしたのか、入部した今の気持ちについて書きたいと思います。


私は、地方出身で一人暮らしです。

4月に上京し、バイトとオンライン授業を受けるだけの生活を送っていました。


3月の終わり頃からラクロス部の先輩にTwitterなどで、勧誘されていましたが、自分はサッカーサークルに入ると決めていたので、履修を教えてくれる都合の良い先輩としか思っていませんでした。

履修登録が終わってから用が済んだので、DMも無視していました。たしさんごめんなさい。


7月の初めに、もう一度DMが来ました。


「ご飯も奢るから、ラクロスの体験会してみない?」と、


ご飯を奢ってもらえるなら行ってみようかな。と軽い思い体験をしに行く事に決め、その事を高校の友人に話しました。


「ラクロスってなに?笑 お前やるの?笑」


と言われ、入る気のなかった自分は


「入るわけないだろ飯奢ってもらえるから行くだけ笑」

という会話をしたのをよく覚えています。


こんな会話をしながら、ラクロス部になんて入部しないし、大学に入ってまで部活をする意味がわからないと思っていました。この日までは。


正直当日になってドタキャンしようとも、思っていた。


2020年7月7日

自分の人生が変わったと言っても過言ではない日です。


集合場所に行くと変な長い棒を持った人が自転車に跨って携帯をいじっていました。

これが、海成さんとラクロスとの出会いでした。


恐る恐る話しかけました。

緊張していて何を話したかよく覚えてないですが、、


ただ、唯一記憶に残っている会話があります。


「今ラクロス部入る気持ち、何割くらい?」

と聞かれ、少し気を遣って盛って

「2割くらいです。」というやりとり。


公園に着いてパスキャをして、色々話した。

江古田駅前の喫茶店でモンブランを食べながら聞いた、海成さんの話は、めちゃくちゃ熱かった。

ラクロスの魅力が全て伝わった。

正直勧誘の仕方も上手かった。


でもこの1時間で、気持ちが180°変わった。


そんな上手い勧誘に乗せられちゃってるなと、自分でも分かっていました。


しかし、自分の大学生活を想像していると、このままサークルとかに入り、朝まで飲んで授業を受ける。

そんな中身がなく、社会人になって何にも役に立つ事のない4年間を送るのは、学費を払ってもらっている親にも、自分にも良いことが無いことに気づきました。


飯を奢ってもらい帰りに、もう一度聞かれました。


「今ラクロス部入る気持ち、何割くらい?」と聞かれ


「8割くらいです」


と答えました。

そして家に帰り親に相談し、承諾を得て、海成さんに連絡して入部を決めました。

この数時間のノリと勢い、そして、海成さんのうまい勧誘のおかげで、ラクロスというスポーツに出会うことができました。


入部を決めた次の日から、海成さんはマンツーマンでラクロスを一から教えてくれ、朝早くから授業が始まるまで、壁あてに付き合ってくれました。


「頑張って、日本一取ろうな。」と言いながら教えてくれました。この時から海成さんのパッションを感じながらラクロスをしていたので、他の同期がモチベが下がっていても、自分はモチベを維持できているのだと思います。


もちろんラクロス部に入らず、サークルに入っていても、朝まで飲んで楽しかったと思います。

でも、朝早く陽が出る前に起きて練習に行き、夕方までグラウンドにいる今の生活の方が絶対に充実していると断言できます。

ラクロス部に入って本当に良かったと毎日思えます。

朝起きる時以外は笑


誘ってくれた、たしさんと海成さんには、この場を借りて御礼申し上げます。



モチベを維持できているのは、同期のおかげでもある。

同期大会などまだ開催が不透明の中でも、いっさは、練習の始まる1時間半前にはグラウンドに行き、朝練を一緒にする、通称人文練という朝練を毎日付き合ってくれた。

他大との交流がある合宿やイベントで、その朝の数時間が、確実に技術向上につながっていると実感できた。


しかし、先日行われた新人戦では、関東ベスト4という結果は残せたものの、優勝という目標は達成出来ずに終わった。


準決勝の立教戦で自分は、緊張で全然声が出ないし、全くいいプレーができずに、終わってしまって本当に悔しかった。


立教が優勝して喜んでいるのも悔しかったけど、自分が何も出来ずに、目の前にあった関東一を逃してしまったのが悔しくて仕方がなかった。


小学校からスポーツはしてきたが、試合に負けて悔しくて泣いたのは初めてだった。


キャプテン、DFとして大事な試合でうまくまとめて修正できず、同じDFのあおとにも、迷惑をかけてしまった事、もっとやれただろうという後悔の気持ちで悔しくてたまらなかった。


この悔しさを晴らすためには、練習をするしかない。

人文練も継続するし、いっさと集合する時間を早めて、練習時間を長くする事も決めた。


ただ、自主練にも、練習にも言えることは、考えずにただ練習をしても意味がないということに気付かされた。

今回負けたのも、何か目標を持って考えて練習するということが足りなかったからだと思います。

「もっと考えてラクロスをしないと成長できない。」

というよく聞く言葉の大切さを理解できた。


これからは時間を無駄にしないように、


この悔しさを忘れずに、


日本一という目標が口だけにならないように、


日々頑張っていきたいと思う。





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