気付いたら武蔵でコーチとして3年目のシーズンを迎えることとなりました。小勝 啓司です。
コーチらしい話は僕以外の2人のアシスタントコーチに期待して、僕は現役部員の様な今年度への想いを素直に書こうと思う。
「大人になるにつれて時間の経過が早くなる」
何だか小さい頃からよく聞く話である。最近このことについて考えていた。
僕らは大人になるにつれて、自分自身への可能性を勝手に諦めていく。そして日常に変化を求めなくなる。
そして固定化された日々は、居心地は良くも何となく足早に過ぎてゆく。
例を挙げると、休みの日にスマホを何となく眺めてたら気づいたら夜になっているような、そんな人生。
僕はそんな人生は嫌だ。
僕は常に革新的に、多くの人々に感動を与えられるような、そんな人生を送りたいと心から思っている。
今年度の弊部の目標も「学生日本一」
2013-2014年と弊部は3部から1部まで一気に飛躍した。
2015年には2部に落ちてしまったが翌年には1部に返り咲き、
以降は1部で闘い続けているものも、1部の中では歴史的には青いチームである。
人数も圧倒的に少ない。歴史的にもまだまだ青い。
そんな武蔵大学男子ラクロス部が「学生日本一」になる。
これはラクロス界の歴史にとって革新的なことであり、新たな1ページを刻むと同時に、多くの感動を生むと僕は確信をしている。
だから僕は今年も弊部の輪の一助を担い、学生日本一へ導くと決めた。
色々な想いを、決意を胸に、みんなもこの部活に入部を決めたのだと思う。
ただ少なくとも、その中に何となく過ぎゆく日々を期待している人は居ないはずだ。
幾らでも人生の選択肢がある中で、何かが好きで、武蔵大学男子ラクロス部に身を置くことを決めたはずだ。
長々と綴ってしまったが、僕が最後にこのブログを通して伝えたいことは1つだ。
『好きなことを趣味で止めるな』
冒頭でも述べたが、大人になるということは自分自身の可能性を勝手に諦めることなのかもしれない。
子供の頃はむしろ好きなことを何でも夢と結びつけていたはずが、いつの間にか好きなことを趣味で良いと自分に言い聞かせてしまうようになる。
だから僕はみんなには、
良い意味で大人にならないで欲しい。
自分の可能性を勝手に決めるな。
好きなものなら大きな目標を、夢を持て。
趣味で妥協をするな。
もしも、未だに今年度の目標である「学生日本一」を胸を張って主張することが出来ない人が居るのであれば、僕は勝手にどこかで妥協をしているのだと思う。
その結果、自信を持てる程の努力を積めていないのだと思う。
来年の夏にはまたリーグ戦の舞台を迎える。
最後に自分自身を支えてくれるのは、何年にも積み重ねてきた、無数の想いの数々、努力の数々だ。
妥協をせず、大きな目標を、夢を持ち、それに向かって胸を張れる努力をしろ。
趣味なんてこれからの長い人生で嫌なぐらい見つかる。
1つ1つの行動を「学生日本一」に捧げ、どこの大学よりも強固で大きな輪になる。
きっとその先に「学生日本一」が現実になる未来が待っている。