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2019

F.O.コーチ 小勝啓司 挨拶




今年度の武蔵大学のフェイスオフコーチを務めます。

小勝 啓司です。

現役最後のブログを書いた時には、こうしてまたラクロス関連のブログを書くとは思ってもいませんでした。


久々に文章を長々と書くので、拙い文章になりますがお付き合い下さい。





今年度もフェイスオフリーダーを務めている、高橋隆一は昨年度のこのブログで僕を倒すことを目標に掲げていました。気づいたら、その僕がコーチをやっているというのは何とも可笑しく思えます。


振り返っても僕を目標にしてくれていたことは嬉しいです。誇りにも思います。


ただ僕はフェイスオファーとして頂点では全くありません。凡です。


しかし、今年のフェイスオファー達は強い。法政の相村航平、中央の佐々木淳、立教の後藤駿太、一橋の中島拓海、慶應の原敏、他の大学も軒並み良いフェイスオファーが揃っている。


武蔵の目標は「学生王者」で、それは早慶に何があっても勝てるレベルまで仕上げることを意味しています。


そのためには目線をとにかく上げる必要がある。上記の彼らは蹴散らさないといけない。





現役の時に早稲田の「~巧より強たれ〜」を全て読みました。それで少なくとも分かったことは、FALCONSを倒して日本一になることしか彼らは関心がない。


掲げている目標が高ければ高い程、僕はそこには責任が付き纏うと思います。その責任に押し潰されることがあるからこそ目標設定は難しいと思います。


けれど「学生王者」という目標を掲げた。それはフェイスオファーで言うなら、田村統馬さんや嶋田育巳人といった日本の頂点を超える覚悟を持つことを意味する。他のポジションも同質の覚悟を持つ必要がある。目線を高く、成長し続け、日本の頂点を超える必要がある。





武蔵は武蔵独特の勢いがあると思う。ひとりひとりの個性が強く、伸び伸びしているとこが良いとこだと感じる。あとリーグ戦まで約2ヶ月程ある。その中で己と向き合い続け、その個性を研磨出来るかどうかにかかっていると思う。


僕はコーチという立場だが、真にみんなが己と向き合い続けたかどうかは、週に2回程度しか来ることが出来ない自分には評価することは出来ない。出来たとしても無意味だと思っている。


なぜなら大切なことは、誰かがみんなをどう評価をするかではなくて、みんなが自分自身をどう評価するかだと思うからだ。


リーグ戦を迎えた時に心から胸を張って試合に臨めるかどうかは、自分自身のそれまでの過程を自分がどう評価するかにかかっていると思う。


自分自身に満点をつけて、個性を爆発させてリーグ戦に臨もう。



僕もやれることは全部やります。





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