こんにちは。
23年度武蔵大学男子ラクロス部、
スタッフリーダーを務めさせていただきます。新4年の川久保瑛奈と申します。
はじめに、武蔵大学男子ラクロス部をご支援してくださっている保護者の皆様・OBOGの方々、学校関係者の方々、本当にありがとうございます。
'23mulaxも『学生日本一』という目標に向けて、日々精進して参りますので、宜しくお願い致します。
'21シーズンのファイナル、'22シーズンの入れ替え戦。
『学生日本一』を目標に掲げてきた'21,'22シーズンでのこの結果は、目指しているレベルの高さや厳しさを痛感した。
そして、'23シーズン。
私たちは今年も『学生日本一』を目指す。
プレイヤーが日本一を取りたい、と思っているのと同様に、私たちスタッフも、この武蔵大学男子ラクロス部で日本一を取りたいと心から思っている。
でも、私たちは実際に試合に出ることはできない。プレイヤーが試合に勝つためのサポートをするのが私たちの仕事である。
しかし、昨シーズン、"何でこの業務をしているのかわからない"、"スタッフの存在意義がわからない"、とモチベーションを見失うスタッフが多かった。私もそうだった。
こうなってしまった1つの原因は、スタッフの業務一つ一つが、単なる作業になってしまい、その目的や意味が疎かになってしまっていたから。
今年のスタッフ目標は、『日本一に貪欲に、確実に』。
スタッフ全員ががもっとチームの勝利にこだわりたい。グラウンド業務も各ユニット業務も、一つ一つの仕事について、「選手のためになっているのか」「チームが勝つために必要なのか」を考え、効率良く且つ良質なものにしていかなければならない。そして、それについて全員が貪欲に追求し、チームの勝利に確実に起因できるスタッフ組織を目指す。
このような意味が込められている。
今のスタッフは、複数のユニットを掛け持ちしている人が多いため、単純な個々の仕事量も多い。そこに求められるレベルも高い。
だからこそ、スタッフ一人一人に何が求められているかを理解し、全員が目標や仕事に対する目的意識を持つ必要がある。
今このブログを読みながら、この部活で自分がどうなりたいのか、部活の中の自分の役割,立ち位置は何なんだろうか、こんなことを考えてみてほしい。具体的に言語化できなくてもいい。
考えられたら、それを実現するために何をすべきなのかを書き出してみてほしい。
もし、思い浮かばない、分からない、と思ったら私でも周りでも誰でもいいので聞いてみよう。難しいことは考えなくていい。ただ、何となく部活をするんじゃなくて、自分の中で意識を持って取り組めるようにしていこう。
加えて、一つ一つの業務の目的を再確認し、見直していく。
これらが明確化できるようになれば、全員が目的意識を持って部活に取り組めるようになると思う。
昨シーズンの反省で、誰もが口にしていた『コミュニケーション』。
部活をやっていく上で、スタッフ同士、スタッフ対プレイヤー、スタッフ対コーチのコミュニケーションは欠かせない。
何気ない一言で相手を傷つけてしまったり、誤解を生んでしまったり。プレイヤーのために行ったスタッフ業務が、実はプレイヤーにとってはあまり意味のないことだったり。
コミュニケーションを怠ると、気付かぬうちにたくさん問題が起こる。だから、相手の考えを知って、自分の考えも相手に知ってもらう。お互いが納得するまで話し合う。より良い業務をしていくためにも、時間と手間はかかるかもしれないけど、面倒くさがらず、これは大切にしたい。
これまで書いてきたことは、言葉にするのは簡単だ。でも、これが言葉だけにならないよう、実現していこう。
私はスタッフリーダーとして、みんなが目的意識や向上心を持って部活に取り組めるように、組織づくりをしていきたい。
私自身、スタッフの理想像やあるべき姿がまだ十分に明確化できていない部分がある。他にもまだまだ力不足なところが多いので、1番上に立つ身として、自覚を持って取り組んでいきたい。
今はまだ、何も力になれていないかもしれないけど、この1年間が終わる時、みんながこの組織でやってよかった、楽しかった、と思ってもらえるように頑張りたい。
頼りないかもしれないけど、最後までついてきてくれると嬉しいです。
最後に、この部活にいたら、辛いと思うこともたくさんあると思う。
私も辛いことはたくさんあったし、これからもたくさんあるだろう。
周りとぶつかったり、思うようにいかなかったり、他の遊んでる子を見て辛くなることもある。
日本一を取るには、楽しいばかりじゃなくて、辛いことがあるのは当たり前で、それを乗り越えていかなければならない。
でも、幸せなことに、周りには仲間がたくさんいる。
1人ではできないことも、みんなでならできることもある。
辛い時は、周りを頼って一緒に乗り越えていこう。
リーグ戦では、勝って最高の瞬間を迎えよう。
新4年スタッフリーダー
川久保瑛奈