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2022

律 和氣 宗汰

こんにちは。


武蔵大学経済学部金融学科4年男子ラクロス部副将和氣宗汰です。


埼玉県越谷市出身、誕生日は2001年3月18日、日曜日です。


そして、この場を借りて2022シーズンの武蔵大学男子ラクロス部に関わっていただいたすべての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


2022シーズンでは納得のいく結果は出せなかったですが、後輩たちがさらなる高みを目指していくのでこれからも暖かく見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。



入れ替え戦の日の帰り道に感じたことをそのまま書こうと思います。率直に書くので多少息苦しい内容ですが、ご了承ください。



あと、長いです。


ーーー



勝てて良かった。肩の荷が降りた。

勝って終われるのは優勝した大学と入れ替え戦の大学だけだから勝てて良かった。

本当に良かった。

一部残留おめでとう。


そんなわけない。



本当に悔しい。悔しい。マジで俺の4年間なんだったんだ。




めちゃくちゃ悔しい。



2022年関東学生ラクロスリーグ一部Aブロック2勝。



結局結果として何も残せなかった。

日本一取るとか偉そうなことを言っておいて何も達成できなかった。



攻守分かれているチームスポーツって難しいと実感した。



あんなに練習したのに。


あんなにきつい練習に耐えたのに。


体が痙攣してもゴーリーをやり続けたのに。



なんでこうなる。



人生でこんなに悔しいことは初めてだ。





自分たちの行動を振り返った時に、一番最初に思い浮かんだのは練習不足でした。



意思疎通が取れない、

基礎的なミスをする、

プレーに自信がない、

逆手でパスできない、

体ができてない、

ショットレンジがない。



もっと挙げるとキリがないですが、、



自分はこれら全部練習で解決できると思っています。



根性論みたいですが、本当にそうです。




ただひたすら量をこなすのではなく


「考えて練習する」これが死ぬほど重要です。



特に武蔵大学の様に何の身体能力も頭の良さも持たずに入学している人にとっては、練習する大事さに気づかないと絶対に勝てないと実感してます。



この言葉は弊部ヘッドコーチの長妻さんに言われたもので1番心に残っています。



「勉強やスポーツにおいて偏差値60程度の人が、勉強の偏差値70を越えている東大一橋、早稲田慶応、スポーツの偏差値で高い立教や日体に勝つにはその偏差値の基準を越えなくてはならない。無意識に偏差値60程度で努力したと言ってもそれは偏差値60程度の努力だから偏差値70相手には絶対に勝てない。人生で勉強もスポーツも結果が出てない武蔵大学生は偏差値が低い自覚がないから自分を追い込まないと成長できない。」




一部上位大学に勝つには、一部上位大学よりも努力する必要があるけど、努力をしたことがない人はどこまでやったらいいか分からないから努力をしたとしても自分の努力の範囲で終わってしまうのです。



考えてみればめちゃくちゃ単純な話です。



目標としているところに行くにはそれ以上の練習をしなくては勝利はあり得ません。



自分もこの言葉でハッとさせられました。





ここで、今読んでいる人に考えてほしいのは、





『自分の想像できる範囲を超えて現状に満足せずに努力し続けられるか?』





これです。



本当にこれできてる人いないです。

全員できてたら日本一獲れてます。




プレイヤーだけでなくスタッフもです。




今シーズンスタッフにキツいことを言ったのは自分の想像できる範囲を広げて欲しかったからです。




それで、努力しろと言ってもキッツいんですよ。

 途中で挫折するし、途中で面白くなくなります。



自分も1人でやってたら心が折れて途中で投げたしていたと思います。




なので仲間を誘ってください。その仲間と切磋琢磨すれば、相手の成長も目に見えて、褒め合えて楽しいです。



一緒に努力する人がいる、これだけで何か努力したい気になりませんかね?



仲が良い44期以下だからこそやって欲しいなと思います。


自分の場合は長妻さんに練習させられていたら、いつの間にか自分が楽しくなってしまい、練習が楽しくなりました。


切磋琢磨めっちゃ大事です。




もう一つ努力するために必要なものは、自分と他人の可能性を信じることです。



幹部の人、リーダーの人、学年が上がる人、1人1人みんなにとって節目がきます。



その時に暗い未来を想像する人っていますよね。



明るい未来を想像できる人はこの先読む必要ないです。



これもやらなきゃいけない、この仕事も必要だ、これできなかったらどうしよう、これキツそうだな、とか未来を考えると嫌な気持ちになっちゃうと思います。特に幹部は。



この時に


折角未来のことを考えているんだから、これができたら最高だよね、これができたら自分達ってもっと良くなるよね、これができた時が楽しみだなあ、と明るい未来を想像する。



こっちの方が良いですよね。



未来の話をする時に、マイナスな方向で考える瞬間がある人は、自分達の可能性を信じて最高の未来を考えた方がいいです。未来のことなんて誰にも分からないし、どうにでもできるので。



じゃあその最高の未来を考えて何をするべきなのか、どうしたら最高の未来に到達できるのか。




こっちを考えて実行する方が大事でしょう。

ネガティブな人は最高の未来を想像してみてください。




明るい未来を想像できる人お帰りなさい。





最後に、自分が成長・努力する為に


僕は全く入信してませんが、キリスト教を絡めて話します。



ヤコブの手紙4章4節にはこう書いてありました。



不貞のやからよ。世を友とするのは、神への敵対であることを、知らないか。おおよそ世の友となろうと思う者は、自らを神の敵とするのである。 



世の友は神の敵である。ってことですね。


聖書では欲望は社会が創り出すものと考えられています。

ここでは、世を人々が欲望に囚われた生活を悪と考えない世界や社会の汚れたシステムのことを指します。


欲望vs神みたいなそんなイメージです。

社会にある欲望に負けると神の敵になっちゃうよ〜と書いてあります。



そして、ラッパーであるケンドリックラマーはヤコブの4章4節を引用した後に言っていました。


「Brace yourself , lust is all yours」


自分に打ち勝て、欲望は全部自分のものだ。



聖書に反して欲望は自分の内側から来ていると考えています。


自分の中から欲望が出現しているので欲望は自分次第なわけです。





真に倒すべき相手は自分なのです。





欲望に負ける自分、こいつに一回負けると負けた気がしなくなって更には、欲望に負ける自分が本来の自分になってしまいます。



睡眠欲、性欲、食欲と色々ありますが、勝利を自分の手にしたい、成長したいと思うのならば時には自分の欲望に打ち勝つ必要があります。



自分が成長することにとって必要なやった方が良いことを、後回しにした時に思い出して見てください。



欲望は全部自分のものです。自分次第でどうにでもなります。




これを読んでくれた人が自分に打ち勝って成長することを期待しています。




長くなりましたが、最後に感謝タイムです。



長妻さん

本当にお世話になりました。自分を1年生の時から時間をかけて成長させていただき感謝しかないです。友達の様なコーチの様な絶妙な距離感で関わりやすかったです。これからもよろしくお願いします。



鮎人さん

最後の1年間関われなくて申し訳なかった、と仰っていましたけど、鮎人さんの教えはいつも忘れずに練習していました。何があってもゴールに立ち続ける、この大事さが4年になった今分かった気がします。

自分の考えの根幹を作っていただき本当にありがとうございました。そしてご迷惑ばっかりかけて本当にすみませんでした。

応援には絶対行くので声かけてください。



高校でも部活、大学でも部活を選択した自分の背中を押してくれて本当にありがとう。

いつも自分勝手な自分を支えてくれて頭が上がらないです。

まだまだ迷惑をかけると思うのでよろしくお願いします。これからもお世話になります。



他にも大勢感謝したい人はいますが、ここでは割愛します。自分に関わっていただいて本当にありがとうございました。






武蔵大学男子ラクロス部は、確実に成長できる場です。人間的にも身体的にも成長できます。



でも自分次第で成長しなくもなるし、楽しくもなります。



全部は自分次第です。ただ一つ言えるのは全員の未来に無限の可能性があります。



全員が最高の未来を実現できると信じています。



これを読んだ人が自分に打ち勝ち、最高の未来を手にすることを願って、締めとさせていただきます。



3年半ありがとうございました。



副将 和氣宗汰

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