お世話になっております。
'21mulaxの主務を務めさせていただきました、
岡田真侑です。
まず初めに、
日頃より武蔵大学男子ラクロス部をご支援頂いているOB、OGの皆様、保護者の皆様、そして学校関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
OB、OGの皆様が作り上げた歴史、
保護者の皆様、学校関係者の皆様のご支援があったからこそ、
今シーズンの結果を残すことができたと感じております。
本当にありがとうございます。
引き続き’22MULAXの応援をよろしくお願いいたします。
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長妻さんに
『おかまゆ明日乗せて』と言われるたびに
1週間が早く感じた。
そろそろ自力で行ってほしかった。
英太郎とカフェラテを飲みながら
朝霞に向かうと毎朝が早く感じた。
もっと面白い話をしてほしかった。
この日常がもうないのかと思うと少し悲しい。
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あっという間に過ぎた4年間。
ラスト1年は、怒涛だった。
学生日本一が見えないまま過ぎていった3年間。
学生日本一が目の前に見えたラスト1年。
今シーズンは、"準優勝"で終わった。
サマーの決勝で負けた早稲田、
ウィンターの予選で負けた日体、
去年のリーグ戦で負けた中央。
この3戦は、私たちの代が悔いが残る相手で、
全てリベンジした。
練習試合で勝てなかった慶應。
初めてのFINAL出場。
FINALの雰囲気。観客の数。
同期の見たことない顔。
ベンチからの見たことない景色。
分析の話になってしまうが、
今シーズンのスカウティングは
とにかく大変だった。
どれだけ時間をかけたかわからない。
自分の時間を全て使った。
平均睡眠時間3時間。老けるのも当然。
相手チームの試合動画は、
何十回見たのだろう。
パワポは、
合計何百ページ作ったのだろう。
佑朔、隼矢太には
動画を何回送って聞いただろう。
しかしこの大変なスカウティングを
最後までやってこれたのは、
勝てる自信と勝ちたい意志が強かったからだと思う。
ラスト1年。
学生日本一が遠いまま終わるのは嫌だった。
今年こそ、
大変=大きく変化したかった。
だから本気でやるしかなかった。
正直、早稲田戦に勝ったときは、
この為にやってきたと感じた。
終わった後、帰り道、次の日、
ずっと思い出すと涙が止まらなかった。
それだけ嬉しかった。
FINAL。慶應の壁は厚かった。
あれだけスカウティングをしても
勝てなかった。
ビハインドが続くときも
恭彰がポゼッションをとった瞬間も
日太がブレイクして智也が得点した瞬間も
全てが一瞬で終わった試合だった。
そう簡単に、学生日本一という目標を叶えさせてはくれなかった。
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21'mulaxの結果は準優勝。
ここまでこれたことを本当に誇りに思う。
ファイナルで見た景色が忘れられない。
あの緊張感は、もう一生味わえない。
大学4年間
あんなに夜mtgをしたりしない。
あんなにラクロスの動画はみない。
あんなに成長を感じ、人に感謝する瞬間なんてない。
全てが人生一度きり。
改めて感じるのは、
自分たちだけの実力ではないということ。
先輩方が作り上げてきた歴史があり
そこに今シーズンの力が加わった結果である。
だからこそ、来年、
後輩たちが
どんな思いで
どんな部活人生で
どんな結果になるのかがとても楽しみ。
今シーズン、
一緒に戦ってくれてありがとう。
'22mulax。
当たり前じゃない環境に
周りの人へ感謝の気持ちを持って、
思う存分、一生に一度を楽しんでほしい。
4年間、本当にありがとうございました。