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2020

幹部挨拶ブログ 副将 出田佑朔

こんばんは。


21年度武蔵大学男子ラクロス部副将兼ミディリーダーを務めます、新4年出田佑朔です。


まず初めに保護者の皆様、OB・OGの方々、学校関係者の方々をはじめ、日ごろからラクロス部の活動を支援してくださっているすべての方々にこの場を借りて御礼申し上げます。







俺はこれから一年が終わったときに

今年が最高に楽しい一年だったなって思いたいし、

みんなにとっても、そう思えるような一年であってほしい。



新チームが始まるときに幹部陣で話し合った中に

「なんでラクロス部に入っているのか」というテーマがあった。



それを考えていく中で、ラクロス部でいるためにかなりのコストがかかってることを改めて感じた。

部費や交通費、用具代などの金銭面だけでなく、練習時間、アフターの時間、往復で四時間かかる移動時間などの時間的な面でも、多くのコストがかかっている。






じゃあ、ラクロス部にいることの客観的なメリットはなにか。





正直あまりない。





体育会の部活に入っていることによるメリットはあるかもしれないけど、それを求めるなら高校まで続けていたサッカー部に入ったほうがよっぽどあったと思う。



高校までの友達にもなんでラクロスなんかやっての?って言われることも多い。



実際ラクロスの知名度、ネームバリューなんてそんなもんだと思う。





これはラクロス部にいる“だけ”でえられるメリットの話。


ラクロス部での四年間をこれだけのコストに見合うものにできるかどうかは、ラクロス部の生活をどれだけ自分で充実させることができるかにかかっている。



大学生にもなってこれだけのお金をかけて、

次の日朝起きれるかビビりながら寝て、

眠い目をこすりながら始発に乗り、

一時間以上電車に揺られ、

駅から30分歩いてグラウンドへ向かう。



ここまでやって楽しまないなんてもったいない。



武蔵大学のラクロス部に入ったからにはこの環境を全部楽しみつくしたい。




「仲間がいて楽しい。」


「自分の成長が楽しい。」




その程度じゃ物足りない。







仲間といるのが楽しいなら部活なんか入ってないほうがいい。


たくさん遊びに行ける。


いまならGotoも使ってたくさん旅行にも行ける。


自分の成長を楽しむなら、どこのラクロス部だってできる。


何ならべつにラクロスじゃなくたって新しいスポーツを始めたらたぶんうまくなっているのを実感できる。




そうじゃなくてもっと『武蔵大学男子ラクロス部』でしかできない楽しみがあるはず。




武蔵の規模、ありさも書いていたけどプレイヤーの人数が少ないという武蔵の特徴。


大規模の大学に比べてできないところ、あきらめなきゃいけないところはもちろんあるけど、小規模の大学だからこそできることはあると思う。




たとえばチーム全員で戦うこと。


部員数が100人を超えるチームじゃ一枚岩になって戦うことは難しい。


少人数だからできるわけじゃないけど、

大人数のチームよりはずっとみんなと関わりやすい。



だから今年は、去年よりももっとみんなと関わって、話して、語って、思いを伝えて、伝えてもらう。




そうしてみんなで日本一を取る。




これが俺にとって最高に楽しい一年。





それともう一つ。


最高に楽しい一年にするために覚えとかなきゃいけないことは自分がどれだけやってきたかは絶対に自分はわかっているということ。





頑張ったこともサボったことも。


どれだけ皆にばれないようにうまくサボったとしても絶対に自分だけはわかってる。


そんな日々の結果、今年の一年間が楽しい一年だっていうのならそれはきっと部活の楽しさじゃない。




とはいえもちろん365日前向きに取り組むことなんて不可能に近い。


たぶん無理。


なんかうまくいかない日


全然周りがみえなかったり、キープがうまくいかなかったり、ショットが入らなかったり、もしくは単に気持ちが乗らない日があったり。


人間だしそういう日はあると思う。





大事なのはそういう日に何ができるのか。





ただ諦めて「今日最悪だったなー」で終わってしまうのか。


うまくいかないからこそ周りに声をかけたり、グラボ、切り替えの運動強度を上げたり。


できることはいくらでもある。


調子が悪い、うまくいかない、だから何ができるかを考える。




ここを追求しないと本当の楽しさは手に入らないと思う。





苦しいこと、つらいこと、めんどくさいこと、やりたくないこと、全部ひっくるめて最高に楽しむ。


これだけのコストを払ってラスロス部に入っているのだから最高に楽しまなきゃもったいない。





もちろんこの考えはただの俺の一例。


みんなも今一度自分の軸を考えてみてほしい。


なんで自分はラクロスをやっているのか、何のために日々練習しているのか


どうしたらこの一年間が楽しくて、「ラクロス部に入って良かった」って思える一年にできるのか


その軸を皆で伝えあって、話し合って、共有して、それで出来た輪が広がっていけばいいと思う。






みんなで日本一になろう。





応援よろしくお願いします。



21mulax副将 出田佑朔


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